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傷の悩み 無料相談

創傷治癒よくある質問

  1. 0_FAQ 創傷治癒 よくあるご相談
Q4041 相談者 ニックネーム:hnh 患者様(相談対象者) 年齢:30代前半 性別:男性

去年の夏韓国のクリニックで生え際とエムジに植毛したのですが、既存の毛が後退し植毛部が少し膨らんで赤みもあります。
将来を思うと悩みます。
将来的にはもう二度と植毛したくないのでおかしくなったら脱毛したいのですが隆起や傷が残るかもとすごく悩んでいます。
何か治療法はあるのでしょうか?
実際脱毛された方はいるのでしょうか?

A4041 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
自毛植毛でしょうか、人工毛の植毛でしょうか。
数年の経過のうちに「膨ら」みも「赤み」が消褪する可能性はありますが、一般的に自毛植毛では術後1年もして「植毛部が少し膨らんで赤み」が残っていることはありませんので、
「将来」レーザー脱毛や電気針脱毛をしても「隆起」や「赤み」が残るかもしれません。
診察をしなければ具体的なアドバイスは出来ないのですが、既に「植毛」をなさっているわけですし、「既存の毛」の「後退」をしっかりと防ぐことが最も重要と考えます。
プロペシアの内服や発毛専門病院での治療をご検討になってみてもよろしいのではないでしょうか。
Q4042 相談者 ニックネーム:bon 患者様(相談対象者) 年齢:60代前半 性別:男性

バイク転倒により、5~7センチほど足首を切り、7針ほど縫いました。
2週間ほどたって抜糸したのですが、1ヶ月半以上たった現在も時々非常に痛みます。
傷口の周囲が炎症を起こしているようです(膿は出ていませんが)。
そういえば抜糸したあと傷口見たらシルクの糸が一本残っていましたが、そのままにしておきました。
どのような洗浄、手当を今後続ければいいでしょうか?
現在は、抗生物質と痛み止めを飲んでおり、時々コリステン硫酸塩入の市販薬「ドルマイシン軟膏を塗っております。

A4042 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
傷口の周囲が炎症を起こしているよう」ならば、ご自身でのケアはお勧めできません。
直ちに近医を受診することをお勧めします。
可能ならば形成外科を受診するとよいでしょう。
Q4043 相談者 ニックネーム:MX 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:男性

現在、海外在住です。
5日前、交通事故に遭い、8か月になる子供の顔に大きなけがをさせてしまいました。
横方向から、車と衝突し、子供が車外に投げ出されました。2-3m離れたところに落ちました。救急車で運ばれ形成外科の先生に縫合してもらい、抜糸は事故から、10日前後を予定しています。

顔ということもあり、将来できるだけ目立たなくしたいです。
現地の先生の判断と治療は正しいのか、今後の治療はどういったものがベストなのかアドバイスを頂ければと思います。必要であれば、日本に帰国することも考えています。

以下詳細です。
1.キズの場所 鼻の横から、頬にかけて、20針 その上を7針
何で切ったかは不明ですがおそらくガラスか地面で切ったのだろうとの事。
2.キズの深さ
骨に届くぎりぎりの所まで切れていた。
3.現在処方されている薬
Acexamico酸ネオマイシン(Ácido Acexamico-Neomicina)朝夜の2回
ムピロシン軟膏2%(Mupirocina Ungüento 2%) 昼の1回

これを抜糸するまでの2週間。その後は、Ácido Acexamico-Neomicinaを使います。
日焼けとプールは数カ月禁止といわれました。

A4043 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
担当医はスペイン系あるいはメキシコ系のドクターでしょうか。
肌の色によって予想される経過が違うので、日本人の乳児の外傷の場合はカラードスキンのドクターの方が安心といえます。

また、外傷が「鼻の横から、頬にかけて」「骨に届くぎりぎりの所まで切れていた」
とすれば、顔面神経の損傷がないことを確認したのかが気にかかるところですが、受傷起点からは、強くぶつかったための割創ではないかと推測され、割創ならば主要血管や主要神経は切断されていないことも多いものです。

外傷は、抜糸後、上皮化後から、瘢痕の治療が始まるとお考えください。
治療や自己ケアは何をすればよいかを知るだけでなく、何のためにそれをするのか、何のためにそれをしなくてはいけないのか、何故それをしてはいけないのかをご両親が理解することが最も重要です。

また紫外線防止も大切ですが、お子さんの成長に合わせて、お子さんに精神的・身体的ストレスを与えないよう配慮しながら治療計画を立てる必要があるので、ご両親が担当医の言葉のニュアンスまでを理解しなくてはいけません。

受傷後6カ月を経過して、瘢痕の初期経過が落ち着いた時点で、一度、邦人の形成外科医を受診して、予測される経過、必要な自己ケア、治療の可能性などを説明して貰うことをお勧めします。
Q4044 相談者 ニックネーム:無記入 患者様(相談対象者) 年齢:その他 性別:女性

知人の娘さんが顔に大きな傷を負った(一か月過ぎです)ため、ご相談です。
1.アットノンなどのヘパリン類似物質の薬が「製品・技術情報」には載っていませんが、効果はないということでしょうか?
2.日本で存在する傷対処のものとしては、「製品・技術情報」に載っているのが主だったものでしょうか?最新のものが載っていないとか、病院によってマチマチということはあるのでしょうか?
3.海外では何か有力な薬や治療法はあるのでしょうか?
4.身近なところでは、妻が帝王切開の時に傷の回復のため(?)に薬をもらったと記憶していますが、そういう場合は何という薬が一般的で、それの効き目はいかほどのものなのでしょうか?
「傷は治りはしない」「まずは経過をみて」「身近な医者で相談して」ということかもしれませんが、知人にちゃんとお伝えしたいですし、可能性を知りたいので、各質問ごとにもお答えいただきたく存じます。

A4044 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
女性が「顔に大きな傷を負った」ならば、形成外科でフォローされているのではないでしょうか。
形成外科におかかりになっているならば、主治医と相談のうえ、長期的な治療計画をおたてになるのが最善です。
診察をしなければ具体的なアドバイスが出来ませんが、ご心配でしょうから、出来るだけ端的にご質問に応える形で回答いたします。

1.瘢痕の治療薬として、「ヘパリン類似物質」の医療用医薬品も存在します。
主な作用は水分保持作用、抗炎症作用、血行促進作用なので、受傷後「一か月過ぎ」ならば早く赤みを褪かせたり、つっぱった感じや痒みを軽減したりするために、多少なりとも効果があるかもしれません。
また受傷後長期間を経た瘢痕でも、保湿効果が痒みを抑制してくれます。

2.瘢痕の治療は症状に合わせて、遮光、圧迫、安静、保湿、シリコンジェルシート、ステロイド外用、ステロイド内服、ステロイド局所注射、トラニラスト内服、レーザー治療、手術、中性子線照射、リハビリメイクなど様々なものがあります。
ひとつの治療法で劇的に改善するものでななく、適時、適当な治療法および自己ケアを複数組み合わせて為されるものです。
「最新のものが載っていないとか、病院によってマチマチということ」ではなく、其々の医師のたてる治療計画が必ずしも細部までは同じでないということです。

3.海外も日本も医療技術、医療材料に大きな違いはありません。
肌の色や肌質によって、色素沈着の残りやすさや瘢痕やケロイドの出来やすさが違うので、
日本人の肌ならば日本のドクターに診せるのがよいでしょう。

4.奥様が「帝王切開の時に傷の回復のため(?)に薬をもらった」とのことですが、はたしてその時の担当医師がどの程度の知識で、どの程度「一般的」な薬を処方したのか判断しかねます。
内服薬の処方があったのであればトラニラスト、ビタミン剤、外用薬ならば尿素剤、ヘパリン類似物質、ステロイド剤でしょうか。
ただし、劇的に瘢痕が出来にくくなる薬があるわけでもなければ、瘢痕が全く無くなる治療があるわけでもありません。

老婆心ながら・・・顔の瘢痕の場合は特に、ご本人およびご家族にとって、他人からは計り知れないストレスがある場合がほとんどですが、一方で主治医としっかりとした心理的繋がりを持って、大きな不安をお持ちでない場合もあります。
どの程度の「知人」かは存じ上げませんが、相談された際に、『瘢痕を目立たなくするためには、経過を診ながら、さまざまな治療法を組み合わせるのが通常なのだから、複数の形成
外科医の意見を聞いたうえで、自身が最も信頼できると感じた医師を主治医として再度、自己ケアも含めた治療計画を検討するのがベターではないか』という程度の提言をなさるに留めておいた方がよいのかもしれません。
良い経過であるよう、お祈りいたします。
Q4045 相談者 ニックネーム:AKB 患者様(相談対象者) 年齢:30代前半 性別:女性

私は半年程前に形成外科でわきがの手術を受けました。
その後わきがの症状は軽減されたと思いますが、手術跡がボコボコで黒ずんでいて、さらに引きつる感じがして腕が上げづらいです。
この場合何か良い治療法はありますでしょうか?

A4045 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「手術跡」(瘢痕)は、数年をかけて徐々に目立たなく軟らかくなっていきます。
ただし術後「半年程」経過しているのに、「手術跡(瘢痕)がボコボコで黒ずんでい
て、さらに引きつる感じがして腕が上げづらい」ということは、一時的にしろ色素沈着、瘢痕拘縮が起きているといことなので、早く改善させるためには積極的に治療をした方がよいかもしれません。
美白効果のある外用や、瘢痕を軟らかくする内服、レーザー治療などの適応も検討するため、
先ずは手術をなさった「形成外科」でご相談なさってみてください。
術後瘢痕は経過に合わせて幾つかの治療法を組み合わせて治療するのが一般的ですから、可能ならば、複数の形成外科、美容皮膚科、美容外科で意見を聞いて検討した方がよいでしょう。
Q4046 相談者 ニックネーム:みやぎ 患者様(相談対象者) 年齢:30代前半 性別:女性

昨年末に受けた開腹手術の縫合跡が、一部分に赤みと痛みが出てしまいました。

埋没法による縫合を3Mステリストリップで固定してあったので、退院後は自分で2週間おきにステリストを交換しその上から市販の傷あてパッドで保護しています。
1ヶ月経って全体的な腫れと痛みはほぼなくなり、傷口も両端以外は薄紫色の一本線のようにきれいに治りそうだったのですが…。

昨日の起床時に上端のコロコロしたしこり部分に少し痛みがあり、その後ズボンのウエストで圧迫される度にひきつるような強めの痛みを感じました。
帰宅後ステリストを1本だけ剥がしてみると、上部2cm四方に赤みが出ており、傷の端がふやけた時のような白く小さい円形になっていました。
そのまま新たなステリストを貼り直した上でパッドを重ねていますが、何か触れたときや動く時に感じていた痛みが、現在だんだん持続するようになってきました。

痒みはないので、テープかぶれではないと思います。
傷が少し開いてしまったのか、もしくは化膿でもしてしまったのでしょうか?

受診した病院に問合せたところ主治医の先生が外来の診察に来るのは週2日だけとのことで、次は1週間先になってしまいます。
外科か皮膚科か、他の病院で早急に診ていただくべきでしょうか?

A4046 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
埋没縫合の糸を核とした縫合糸膿瘍が生じているのではないでしょうか。
抗生物質の内服で「赤み」「痛み」は縮小するでしょうし、縫合糸の抜去で膿瘍は治
癒します。
形成外科におかかりになるのが最適かと存じますが、「主治医の先生」でなくとも元の病院におかかりになってもよいでしょうし、「外科か皮膚科」で診ていただいてもよいでしょう。

ちなみに、「3Mステリストリップで固定してあったので」「ステリスト」(ステリス
トリップのことでしょうか?)を貼って「傷あてパッドで保護して」いるとのことですが、閉鎖した創にスキンクロージャーテープも「傷あてパッド」も必要ありません。

頻回の通院が必要なわけではありませんので、瘢痕の経過観察、自己ケアの方法の指導、治療方針を含めて、形成外科病院で一度ご相談なさることをお勧めします。
Q4047 相談者 ニックネーム:なお 患者様(相談対象者) 年齢:20代前半 性別:女性

アイプチを半年間ほど使用していた結果、瞼が硬くなってしまいました。
出血や破皮したことはないので、傷とはまた違うのかなと思うのですが、この硬くなった皮膚は元の柔らかさに戻りますか?
5ヶ月間アイメイクは一切せずに保湿だけを行っているのですが、まだ硬く瞬きに違和感があります。
これは傷跡のようにずっと硬いままなのでしょうか?

A4047 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「アイプチ」で「瞼が硬くなって」という訴えは、多いものではないようです。
眼瞼表皮の一時的な肥厚が起きただけならば、時間の経過とともに「元の軟らかさに戻り」ます。
一般的には、6カ月経過するまではやや「硬く」感じる時期でしょうから、
すぐには特に治療をする必要はないと考えます。
可能性は低いのですが「瞬きに違和感が」あるならば、
眼瞼挙筋や眼瞼脂肪隔壁に何らかの瘢痕が残っていることもあり得るので、
ご心配ならば眼科あるいは形成外科を受診してご相談なさってください。
Q4048 相談者 ニックネーム:nayo 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:女性

娘が約3ヶ月半前に就寝中に自分で引っ掻いたようで、頬に1.5cm、幅1~2mmほどの引っ掻き傷をつくりました。引っ掻き傷ぐらいすぐに治るだろうと甘く見ていた為、特に何も処置しませんでした。その為か、瘡蓋が剥がれた後も全く赤みが引かず、光の当たり具合に寄れば、若干凹んでるように思います。
お医者様にはすぐに湿潤療法をするのが良かったと言われ、とても後悔しています。少しでも傷痕が薄くなるようにと、遮光が良いと聞いたの紫外線を避ける為にマイクロポアテープを貼っておりました。1週間ほど朝に貼りお風呂で剥がすを繰り返していたところ、一昨日の朝に小さな赤いプツプツができ、翌日には傷痕全体が真っ赤に腫れてしまいました。娘は痒がっています。テープでかぶれてしまったのでしょうか。
昨日、皮膚科で亜鉛華軟膏とテラコートリル軟骨の混合を貰い、上からガーゼを貼るように言われました。炎症を起こすほど痕が残りやすいと言われ、後悔ばかりです。やはり、痕は残ってしまうのでしょうか。腫れや、傷痕の赤みはどのくらいで引くものでしょうか。

A4048 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
瘢毎日テープを剥がしたため表皮が薄くなって、テープの粘着剤か自己の汗でかぶれたものと考えられます。
「就寝中に自分で引っ掻いたよう」ということは乳幼児なのでしょうか。乳幼児の顔の外傷ならば、暫くの間赤みと色素沈着が残っても、数年の経過を経て目立たなくなるのが一般的です。
紫外線防止が必要ですが、「マイクロポアテープ」は毎日貼り替える必要はありませんし、
剥がす時もテープを濡らして極めて慎重にする必要があります。

ご自身で良かれと判断して偶然起きたしまったことに対して後悔するという悪いパターンに陥っているようですし、何人もの医師の意見を聞いて右往左往するより、一人の形成外科医を主治医として定期的に経過を診てもらい、適時適当なアドバイスを貰うことをお勧めします。
Q4049 相談者 ニックネーム:jam 患者様(相談対象者) 年齢:20代後半 性別:女性

一か月前に気を失い顔面から倒れてしまい、右側のおでこ、鼻、鼻下、顎から出血し救急搬送されましたがおでこは縫うことを拒み、傷パワーパッドを購入して半月ほど治療しました。(頭部検査は異状なしでした)
しかし、おでこの部分は硬くなりまだ少し痛みもあります。擦り傷だった鼻の下や顎もだいぶ薄くはなりましたがまだ赤みがあり、先日、今一度受診したところ、瘢痕と言われ、レーザー手術を勧められました。
今年結婚を予定しており手術等ではなく何か良い方法がないかと、毎日調べています。
仕事は人前に出る職業なのでお化粧でごまかしていますが、やはり分かります。レーザーや外科手術的なことも考えたほうがいいでしょうか?

A4049 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
勧められたレーザー治療は、おそらく「レーザー手術」ではなく、「瘢痕」の「赤み」を取るためのレーザー処置です。

一般的に、外傷受傷後3カ月までは、瘢痕が硬く、赤くなる時期で、6カ月に向けて徐々に軟らかくなり、赤みが退きます。
6カ月以上経過した後も、入浴時など体が温まると赤くはなりますが、極めて緩徐ではあっても数年の経過のうちに目立たなくなっていきます。
赤みを退かせるレーザー処置の最適な処置時期については、明確な指針があるわけではないので、担当医とよく話し合ってお決めになるのがよいでしょう。

ちなみに「キズパワーパッド」の適応は、軽い擦り傷や切り傷、軽度のやけど、アカ
ギレやサカムケで、外傷の創状態によっては消毒や縫合といった処置をした方がよい場合も少なくありません。
消毒や縫合の要・不要の判断は、本来、専門的な知識が必要ですから、全ての外傷を「キズパワーパッド」でという思い込みは正しいとは言えません。

少しでも早く、きれいに直したいので「毎日調べ」てお悩みになる気持ちもわかりますが、必ずしも正しいかどうか分からない情報をご自身でやみくもにお集めになるより、複数の専門病院を受診して、勧められる治療でどんな効果が得られるのか、他の治療法はないのかなど、具体的に質問なさってください。

情報を整理して十分に理解し、そのうえでご自身が最も信頼できるとお感じになった医師を主治医として、改めて今後の治療方針をご相談になっては如何でしょう。
専門病院をお探しになる際には、創傷治癒センターホームページの『医療機関のご案内』などもご利用ください。
Q4050 相談者 ニックネーム:スイートピー 患者様(相談対象者) 年齢:70代前半 性別:女性

H19年5月火焔により火傷をしました。(左腕~肩、顎、首)Ⅱ度深達同年7月左腕~肩にかけ左脚大腿部から採皮 ふたをする手術をしました。足の傷は1年ぐらいで治るという説明でした。
はじめは傷の痛さでしたが、だんだん傷が縮み硬くなって今では左半分は左上から右
下へへこんで時々は赤紫色になっています。でも右半分は表面がかすれたような傷跡が横じまのようにできているだけです。

H22年8月足にケナコルトの注射をしましたが注射器から針が外れてそこから液が出てしまい皮膚の中へは入りませんでした。 

H25年8月開業医でケナコルト+リザベンを合わせた注射をなんか所かに分けて打ってもらうと入りました。少し傷の下のほうが柔らかくなった気がしています。ただ、足の筋肉は硬くじっと立っていたり長く歩いたりたりするのが苦痛です。
 
現在、終診という形でどこにもかかっていません。(25.9.24最終診察日)ケナコルトは長く続けてはいけないのでしょうか。またそれ以外の治療法はないのでしょうか。
今は1日30分位歩いたり 体操したりしてはいますが良くなっているとは感じられません。

どこも歩きなさい、もう切らないほうがいい という診断ですが今の状態では日常生活も大変です。

A4050 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
肥厚性瘢痕の赤みと盛り上がりを改善し、痒み、痛みに対処する治療として、ロングパルスYAGレーザーなどのレーザー治療が効果的です。
また、保湿剤だけでも痒み、痛みは多少軽快するものですし、シリコンゲルシートも瘢痕の治療に有効です。
ケナコルトAは瘢痕を委縮させる目的で1~2カ月に1度の頻度で瘢痕内に注射しますが、
長期継続で骨密度の低下(骨粗鬆症)などの副作用が起きることがあるので、経過を診ながら慎重に適応を判断しなくてはなりません。
注射頻度、注入量を検討しつつ継続することは可能です。

瘢痕の治療で完治ということはありません、すなわち瘢痕が全く無くなることは無いのです。
「足は治らない」とか「終診」という言葉を形成外科医が口にすることは、無いはずです。
担当医との間で、言葉の伝え違い、言葉のとり違いが起きているのではないでしょうか。
痒い、痛いなどの症状がある限り、患者さんご自身に瘢痕を治したいという気持ちがある限り、何らかの対処や治療は存在します。
痒み、痛みを軽減したい気持ち、通院が大変なこと、肩がつっぱること、腕と肩は以前の方が楽だったことなど、全てを担当医に伝えて複数の治療法を提案して貰い、内容をわかりやすく説明して貰い、担当医だけでなくご自身が中心となって治療法を選択してください。

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