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傷の悩み 無料相談

創傷治癒よくある質問

  1. 0_FAQ 創傷治癒 よくあるご相談
Q4071 相談者 ニックネーム:konoha 患者様(相談対象者) 年齢:40代前半 性別:女性

先日、形成外科で顔のほうれい線より少し下にある5?の盛り上がったほくろを切開手術しました。(傷跡は1cmです)
術後はゲンタシンと絆創膏で保護し、6日後に抜糸しましたが、その医院では抜糸後はマイクロポアテープを傷に張る療法をとっているようでしたが、私の傷がまだ赤みがあるということでそのまま何もしないで数日おくほうがいいと言われ、4日経ったあとに再度受診しました。しかし、まだ赤みがあるという判断で、今後3か月ほど何もせずに日焼けだけ気を付けるようにしてください、と言われテープもいただけませんでした。
今の状態は確かに少し赤くなっていて、傷の両端が少し盛り上がっていますが、痛みやかゆみもなく炎症があるようには思えません。
顔の傷で、よく動く目立つところにあるので、なるべくきれいに早く治したいのですが、本当に何もしないでいいのでしょうか・・・。
いろいろ調べてみると、術後は多少赤みがあるのがふつうのように思え、それでもテープを数か月は貼る方がきれいに平らになりやすいという意見が多くあったので不安になってしまいました。
部位によると思いますが、顔の動く部分でメスによる切除手術をして縫合したものでも、抜糸時点では赤みがなくなっている方のほうが多いのでしょうか。
今、傷の端がでっぱっているのも、何もしないで平らになるものでしょうか。また、少し赤みがある状態でテープを貼るとさらに赤みが増したり長引いたりするものでしょうか。
できれば紫外線や刺激から保護のためにも何かテープを貼って過ごしたいのですが・・。
ただ何もしないという方法に不安を覚えています。他のケアの仕方などもありましたら教えてください。

A4071 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
手術創はすでに閉鎖して上皮化しているので、多少の「赤み」があっても「テープを貼って」構いません。
「テープ」貼付は瘢痕を押さえつけて「平ら」にするためではなく、瘢痕周囲の皮膚の緊張を防いで瘢痕の幅が広くなったり、肥厚性瘢痕が出来たりするのを防ぐためなので、上皮化後3カ月ほど継続してください。
直径「5mmの盛り上がったほくろを」切除し「傷跡は1cm」に縫縮しているため、皮膚が歪んで「傷の両端が少し盛り上がっ」たドッグイヤーが出来てしまいます。
口唇はよく動く部位なので、長期間のうちに、「傷の端がでっぱっている」ドッグイヤーは小さくなりますが、いずれ修正が必要になる可能性もあります。
診察をしなければ具体的なアドバイスが出来ないので、不安を抱いてお一人でお悩みになるより、他の形成外科を受診してセカンドオピニオンをお求めになってください。
Q4072 相談者 ニックネーム:たかさん 患者様(相談対象者) 年齢:10代後半 性別:女性

現在高校3年生の娘のケロイド体質についての相談です。娘は小学5年ごろに胸の中心に小さなニキビのようなものができ、なかなか治らずに気が付いたら枝豆程の大きさで隆起したものになっていました。
皮膚科にかかり、ケロイド体質とはじめて診断されました。その時から飲み薬(リザベンカプセル・シナール錠、ワカデニン腸溶錠、アレグラ錠)とはり薬(エクスプラスター)を現在まで続けています。
中学・高校とダンス部に所属していましたので、はり薬続けられない時も多く、汗によってかゆみが増し、患部を掻いてしまい悪化させることも多々ありました。
現在も全く治らず、年頃の女の子なのに胸元を気にして好きな洋服も着れずに辛がっています。いろいろネットで調べたり先生にお聞きしても、すぐには治らないといわれるばかりです。少しでも改善される可能性があるならどこへでも治療に連れて行きたいのですが、よい方法と病院を教えてください。

A4072 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
胸部のケロイドは、乳房の膨らむ年齢には強い緊張がかかって、大きくなる可能性が極めて大きいものです。
高校3年生ならば、成長期を過ぎる年齢ですから、そろそろ本格的な治療を検討してもよいかもしれません。
ケロイドの治療は、圧迫、周辺皮膚の緊張の緩和、トラニラスト内服、保湿剤外用、シリコンジェルシート貼付、ステロイド剤外用、ステロイドシール貼付、ステロイド懸濁液のケロイド内注射、レーザー治療、代謝拮抗剤内服、切除手術、中性子線照射などを組み合わせて行います。
確かに「すぐには治らない」ことも少なくないので、信頼できる担当医のもとで、治療方針をじっくりと検討する必要があります。
当ホームページの『医療機関のご案内』などを参考にしていただき、幾つかの形成外科や傷あと専門外来を受診して、ご相談なさってください。

【医療機関のご案内】
http://www.woundhealing-center.jp/kikan/

申し訳ありませんが、創傷治癒センターから具体的に病院を紹介することはしておりません。
ケロイドは「すぐには治らない」ため、評判の良い病院を探す以上に、お嬢様自身が信頼して治療を任せることが出来ると感じる医師を主治医として、積極的に治療にかかわる必要があります。
専門機関であれば、提案できる治療内容に大きな違いはないので、通院しやすい病院、話しやすい、相談しやすい担当医のいる医療機関をお選びになることが大切です。
例えば、ダンスや激しい運動をなさることが多いならば、スポーツ用のブラジャーより、両乳房を寄せるようなブラジャーを使うだけでもケロイドにかかる緊張が小さくなり、ケロイドの悪化を防ぐことが出来るのですが、このようなプライベートな相談までを出来る治療環境が必要なのです。
複数の医療機関を受診して、ぜひ、信頼できるよい担当医とめぐり合ってください。
Q4073 相談者 ニックネーム:まあさん 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:女性

一歳半の娘が、一カ月前に網戸ごと外に落ちてしまい、砂利に顔面をぶつけてしまいました。鼻の下に1?程の切り傷ができてしまいました。
すぐに、整形外科受診すると、消毒しそのまま様子を見る事になり終了しました。一度は、茶色い紙テープの様なものを貼りましたが、すぐに剥がれてしまったので何も貼らない事にしました。
1カ月立ち、傷が開いたままくっついた感じでうっすら赤く盛り上がっているので、皮膚科を受診しました。すると、これから1カ月、ステリーテープを貼り続ける様に言われ、朝・晩取り替える様にとの事です。
病院によって方針が違うので、テープを貼っておいた方がいいのか、そのままでいいのか分かりません。傷がなくなるとは思っていませんが、目立たなくなってほしいと願うばかりです。
調べてみると、テープを貼った方がいい、ヒルドイドを塗った方がいい等、いろいろな意見があり分かりません。

A4073 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「茶色い紙テープの様なもの」はスキントーンテープといって、まさに紙テープなのですが、瘢痕と周囲の皮膚の動きを抑えるため、傷の盛り上がりを抑えるため、日焼けを防ぐために、テープかぶれがおきない限り、3~6ヵ月間瘢痕に貼り続けます。
剥がれたり、汚くなったりすれば、貼り直してください。
「ステリーテープ」(ステリストリップのことでしょうか)も、引っ張る力が瘢痕にかからないように瘢痕と周囲の皮膚の動きを抑えるために貼るように指示されたものでしょう。
どうしてもテープを嫌がるようなら、色素沈着予防のため、紫外線避けの化粧品を塗っておいてください。
おそらく、乾燥しすぎたり、引き攣れたり、痒みがあったりする瘢痕ではないはずですから、「ヒルドイド」(軟膏、クリーム、ローション)はお使いいただく必要はありませ
ん。

娘さんの顔のことですし御心配でしょう、親としてのお気持ちお察しいたします。多少厳しい言葉になるかもしれませんが、今後のためにも、ぜひ心得ておいていただきたいことがあります。
病院で処置をしてもらったり、薬を処方してもらったりした時は、その処置の意義、薬の必要性(何のための薬なのか)を担当医や看護師にお尋ねになってください。
ただ医師の指示通りにすればよいというのは、算数の答えを聞いて回答までの解き方を知らないままにしておくようなもので、自身で再確認(見直し)が出来ないため、別な答えを見た時に不安になって右往左往してしまうのです。
症状が軽快しても薬が無くなるまで内服を続けるのか、対象者がお子さんならば処置を嫌がっても継続すべきなのか、処置は創や症状がどうなるまで続けるのか、等々、具体的に尋ねるべきことは多々あるはずです。
実際には、起こりうることを全て想定して質問することは無理ですから、定期的に経過を診てもらい適時指示を仰いだり、疑問が生じるたびに億劫がらずに受診して質問してください。
様々な理由で何度も受診することが難しく、インターネットで調べたり、メール相談なさったりするということは重々承知しておりますが、具体的なアドバイスは診察をしなければ出来ないことも多いのです。
不安な気持ちを伝えるれば、担当医も、理解しやすい言葉で説明してくれるはずです。
良好な治療経過をお祈りいたします。
Q4074 相談者 ニックネーム:ashu 患者様(相談対象者) 年齢:30代後半 性別:女性

半年前にインターネットの配線でつまづき、膝から転び顔を打ちました。その際に鼻の真ん中と鼻の下と唇の間が少し抉れてしまいました。
次の日に病院に行き、その後は湿潤療法で治療しました。鼻の真ん中は一ヶ月後ぐらいから少し膨らんで来ました。鼻の下と唇の間は鼻の付け根の方が膨らんで赤いままです。
心配になり、再度病院に行きましたが、結果は良好のようでこのまま自然に、鼻の真ん中の膨らみも鼻の下と唇の間の赤く少し膨らんだ傷も1年ぐらいかけて、肌に馴染んでくると言われましたが、半年経っても傷跡が赤く、鼻の真ん中は色は肌色ですが若干膨らんでいるのが気になります。
病院で言われた通り、このまま時間の経過を待てば白い平らな傷になり肌に馴染んで目立た無くなってくるのでしょうか?
鼻の真ん中の傷は横に斜めに膨らんでいたものが半年かけて縮小し、今は5ミリくらいの円形です。鼻下と唇の間は向かって右端の方に一センチ程度です。他人には目立たないらしく、人に言われたことはありませんが、自分が気になって仕方ありません。
現在は傷になってから一ヶ月後ぐらいからシリコンジェルを塗っていますが、病院で傷跡が息が出来ないので自然に治すのが一番いいと言われました。
鼻の真ん中に丸く膨らんだ傷跡は時間の経過と共に平になる可能性はありますでしょうか?病院ではこれぐらいならステロイドのテープなども必要無いと言われました。また鼻の下と唇の間の縦の線状の瘢痕の赤くて硬いのも時間の経過と共に傷が平に白くなって肌に馴染んできますでしょうか?
この半年間紫外線にだけは執拗に注意しています。早く良くするために何かいい方法などありましたら伝授いただきたいと思います。

A4074 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「他人には目立たないらしく、人に言われたことはありませんが、自分が気になって仕方ありません」という瘢痕は、具体的な治療目標を立てにくいため、治療計画を立てるのに難渋することが少なくありません。
「鼻の真ん中の傷は横に斜めに膨らんでいたものが半年かけて縮小」しているわけですし、
治療の経過から診察医は創傷および瘢痕の治療に精通しているようですので、「このまま自然に、鼻の真ん中の膨らみも鼻の下と唇の間の赤く少し膨らんだ傷も1年ぐらいかけて、肌に馴染んでくる」という担当医の判断に従って、積極的な治療をせずとも時間の経過を待っていただいてよいのではないでしょうか。
シリコンジェル塗布と紫外線ブロックは、お続けになっていただいて構いません。
何もせずにただお待ちになるのは心理的に大きな負担になることも少なくないので、直ちに治療をしないとしても定期的に担当医に診察をしてもらった方が良いでしょうし、他の形成外科でセカンドオピニオンをお求めになることを検討なさってもよろしいでしょう。
Q4075 相談者 ニックネーム:のん 患者様(相談対象者) 年齢:30代後半 性別:女性

平成19年に自由診療の病院でワキガの手術をしました。その際に受けた瘢痕がひどくて精神的にも肉体的にもきつかったです。
いまは瘢痕が残り痛み、拘縮はないと言った状態ですが気になることがあります。
瘢痕がんという言葉を知りました。脇の下で、皮膚がやけどをしたような状態になったこの手術。怖くなってきてしまいました
こんな変化がおきたらすぐに病院へいったほうがよい、など日常の注意点を教えてください。
脇の下なので転移とかがあった場合を考えるとと怖いな、と思います。
いまさわってみるとしこりのようなものは触れませんが、わかりにくいといったことも確かです。

A4075 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
瘢痕癌は、引き攣れが強い瘢痕や刺激を多く受ける部位の瘢痕に、数十年の経過の後に生じる皮膚の有棘細胞癌で、他の部位に転移することもあります。
腋窩は拘縮の強くない部位ですし、白く柔らかい成熟瘢痕になっているならば、瘢痕癌発生の可能性は極めて低いとお考えください。

瘢痕癌の初期はしこりが出来たり、進行すると瘢痕が崩れるように自壊し皮膚潰瘍を形成したりするので、医学的知識がなくても、通常見ているのとは様子が違うことに気付きます。

ご心配ならば、皮膚科や形成外科を定期的に受診して診察をしてもらうとよいでしょう。
Q4076 相談者 ニックネーム:つらいママ 患者様(相談対象者) 年齢:50代前半 性別:女性

4年ほど前に、両頬ほうれいのあたりに、血管腫ができ今年4月に、口腔外科で口の中から手術で摘出手術しました。手術の後、両頬がへこんだままです。
このへこみは治せないと、手術した病院の形成外科で言われました。どうしても、治したいなら、美容整形に行くしかないし、保険で手術してくれる病院はないと言われました。

A4076 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
診察をしなければ断言はできませんが、元に戻すことまでを期待しているのでなければ、
「治せない」ということはないでしょう。
ただし「このへこみは治せないと、手術した病院の形成外科で言われ」たということですから、口を動かしたり表情をつくったりする顔面神経を傷つけないよう気をつけて治療方針
を立てる必要がありそうです。
治療をするかどうか、いつ治療するか、どんな治療法を選択するかはじっくりと時間をかけて検討することにして、複数の形成外科、美容外科を受診して、相談してみてください。

整容的な治療は個々の症例で状態が異なるため、治療法もひとつに決まっているわけではありませんし、診察する医師によって治療方針が異なることも、少なくありません。
また美容外科は、形成外科の一分野ですが、全ての形成外科専門医が形成外科全般に精通しているわけではなく、整容的治療を得意とする医師と、機能的治療を得意とする医師がいるのも事実です。
緊急を要する状態ではありませんが、より良く生活をするために必要な治療なのですから、
出来るだけ多くの医師の意見を聴き、考え得る治療法を全て理解し、自身が信頼できると感じた医師を主治医と決めて、再度相談し、治療方針を慎重に決定するくらいの姿勢が必要です。

耳触りのよい言葉を言ってくれる医師が必ずしも良い医師とは限らないので、焦ることなく、なるべく冷静に、多くの情報を入手して検討してください。
Q4077 相談者 ニックネーム:無記入 患者様(相談対象者) 年齢:50代前半 性別:男性

中学校の時にカッターで左手、中指の先端(弦楽器などを演奏するときに弦を押さえる指先部分です。)を切ってしまいました。かなり深く切れたようでした。今も、そのときの傷が残っています。約1cm位あります。
以来、触ってみるとコリコリとした塊のようなものがあります。時々、押さえるとピクピクとした感覚(そんなに痛みはありませんが、、、。)があります。表現すれば、入れ歯と歯茎の間に小さな物が挟まって痛いような感じです。
今、指先はどの様な状態になっていると推測されますでしょうか?
コリコリとしたようなものはなんなのでしょうか?

A4077 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
受傷時に異物が埋入して異物性の肉芽腫をつくっているか、異物の混入がありえないなら皮下の瘢痕、あるいは外傷性神経腫が出来ているものと考えられます。
末梢神経の切断部分に瘢痕が存在するため神経の再接続がなされず、神経の断端が結合組織と神経鞘とともに一塊になったのが外傷性神経腫です。
疼痛が強ければ異物除去あるいは腫瘍切除、神経縫合手術の適応になります。
そのまま放置しても症状が悪化することはほとんどないので、仕事や日常生活に支障がなければ、積極的に治療をしないことも少なくありません。
外傷外科(形成外科)か手の外科(整形外科)あるいはペインクリニック(麻酔科)を一度受診なさっては如何でしょう。
Q4078 相談者 ニックネーム:sae 患者様(相談対象者) 年齢:50代前半 性別:女性

外陰部パジェット病で、皮膚科で陰部のほとんどの面積を脂肪層まで摘出し、大腿部から、表皮を剥離、移植しました。現在、術後1ヶ月になりました。恥骨の上の境目と、左の股関節近辺の痛みが取れず、ロキソニンが手放せません。どのくらいの期間、痛み続けるのでしょうか?
また、植皮固定のホチキスが1個埋没していることで痛みますか?
採った皮膚と貼った皮膚の厚さの違いは今後解消されるのですか? 痺れのような感覚は、どの位続くのでしょうか?

A4078 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「植皮固定のホチキスが1個埋没して」いても通常は強い痛みの原因になりませんし、植皮が痛むということはないので、「恥骨の上の境目と、左の股関節近辺の痛み」は瘢痕あるいは瘢痕拘縮による痛みかもしれません。
とすれば、瘢痕、肥厚性瘢痕、瘢痕拘縮の治療が必要です。
「採った皮膚と貼った皮膚の厚さの違い」という表現が、植皮した部分が凹んでいるという意味合いなら、「脂肪層まで摘出」しているので凹みについては、時間の経過を待つだけでは今後も大幅な改善は期待できないでしょう。
また、「大腿部から」採皮したということは分層植皮なので、植皮の質感は通常の皮膚のようには柔らかくなりません。
まずは悪性細胞を残さないように病変組織の切除を優先させ、切除創を一旦、分層植皮で閉鎖して、パジェット病の再発がないのを確認してから整容的治療を計画しようということではないでしょうか。
つまり数ヶ月~数年経過を観て再発がないことを確認したうえで、凹みを修正し、全層植皮で置き換えて、見た目も良くする手術を予定しているのでしょう。
また、切除時に知覚神経の処理をどうしたかによって「痺れのような感覚」が「どのくらい続く」かが異なります。
悪性病変の切除後の経過は症例によって大きく異なるため、申し訳ありませんが、一般論では具体的な回答が出来ません。ご心配ももっともと思いますので、これからの治療計画を主治医にご確認なさってください。
悩みの範疇が皮膚科の領域の外ならば、最適な診療科を紹介して貰えますから、どんなことでも遠慮なくご相談になさることをお勧めします。
Q4079 相談者 ニックネーム:nao 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:女性

半年前、1歳半の娘が遊んでいて男の子に顔を叩かれ、爪があたり目の横に1?程の傷ができました。最初は血がでて、2か月くらい赤いままで、その後段々と薄くなってきたのですが、泣いたりしたり、光(太陽)にあたったりすると、また赤くなったり、凹んだようにみえます。
間もなく半年ですが傷の凹みは今よりもどるのでしょうか? 今のうちに何かやるべきことがあれば教えてください。

A4079 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「段々と薄くなってきた」ならば、特に何もせずに経過を待っていただいてもよいでしょう。
受傷後「半年」で、現色素沈着が起きておらず、「泣いたりしたり、光(太陽)にあたったりすると、また赤くなったり、凹んだようにみえ」る状態は通常の経過といえます。
「傷の凹み」が全く無くなるかは判りませんが、成長とともにほとんど目立たなくなることが多いものです。
ご心配ならば、直ちに治療をするということでなくとも、定期的に形成外科や傷あと外来を受診して経過を診ていただいては如何でしょうか。
Q4080 相談者 ニックネーム:re-contrust 患者様(相談対象者) 年齢:40代前半 性別:女性

7月上旬に左上葉に空洞と炎症所見があり、左上葉切除術を受けました。7月下旬になり、乳房の腫れが出てきて、主治医より「リンパがたまっている」と言われました。
肺を切除するときに、リンパや神経を触らざるをえなかったため、とのことです。内腔から引きはがされるような痛みや熱感、が継続し、ロキソニン3錠とボルタレン座薬で様子をみています。

(1)内科医からは「今はあまり活発に動かさないほうがいい」「8月末には安定してくると思う」といわれていますが、今後どのような経過をたどるのでしょうか?
(2)ロキソニンがプロスタグランジンの生合成を阻害するとの説明されましたが、炎症期を乗り越えるには、内服を控えたほうがいいでしょうか?

A4080 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
リンパ漏かリンパ浮腫が起きていると考えられます。
術後発症したリンパ漏は、時間とともに徐々に軽快することが多いので、「内科医」の指示通り安静にして経過を待ってください。

リンパ浮腫は自然治癒しないこともありますが、ご相談の状態は強い痛みを伴っているようですので、リンパ浮腫の可能性は低いでしょう。
プロスタグランジンは炎症の原因になり、痛みや熱、腫れを引き起こすので、消化管潰瘍の既往や腎機能低下などがあって主治医から内服を控えるようにとの指示が出ているわけでなければ、炎症を抑制するためにも、ロキソニンは内服した方がよいでしょう。

不安と痛みはお互いを増幅する悪循環に陥ることが多く、情報の不足によって更に相乗効果を持って悪化してしまうことも少なくありません。
主治医に痛みの程度をしっかりと告げて、不安解消のために、現在の状態、治療方針、これから予測される経過を再度、詳しく説明していただいては如何でしょうか。

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