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傷の悩み 無料相談
創傷治癒よくある質問
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- Q4091 相談者 ニックネーム:hanahana 患者様(相談対象者) 年齢:50代前半 性別:女性
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昨年5月広汎子宮全摘出術を受けましたが、傷跡がケロイドになり、痒くてたまりません。
埋没縫合にしてくれていましたが、1か月もするとケロイドになり、6月末に形成外科を受診しましたが、再縫合しか傷跡を目立たなくする方法はないと言われました。
10月の朝日新聞の記事を見て、10月から今までステロイドの入った軟膏を塗布していますが、一向にケロイドは良くなりません。
ケロイドは市販の傷跡、しこりをなくすへパリンを含有する軟膏のほうが良くなるのでしょうか。
- A4091 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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「形成外科を受診」して、「再縫合」を勧められたならば、厳密には「ケロイド」ではなく肥厚性瘢痕ではないでしょうか。
一般的に「ステロイドの入った軟膏を塗布して」も効果が全くないわけではありませんが、「痒くてたまらない」までの症状はほとんど改善されないでしょうし、「市販の傷跡、しこりをなくすヘパリンを含有する軟膏」は主に保湿を目的としたものなので、これも痒みに著効することはありません。
数年という経過を長期的に待って頂ければ瘢痕は赤みが薄くなり、盛り上がりも軽減され、
痒みが起きても保湿剤で治まる程度の症状になるでしょうが、少しでも早く改善を望むならば、ステロイドテープ、ステロイド注射、シリコンジェルシート、レーザー治療をするこ
とをお勧めします。
またいわゆる「再縫合」は瘢痕形成術と言って、盛り上がった瘢痕だけを切除して正常な皮膚同士を縫合する手術で、局所麻酔でも可能ですから、思い切って手術を検討なさった方が良いかもしれません。
ご自身で判断をなさるより、もう一度形成外科を受診して、ご自身の望みが痒みの軽減なのか、瘢痕を平らにすることなのか、赤みをなくすことなのかをしっかりと告げて、具体的な治療法を提案して貰ってください。
- Q4092 相談者 ニックネーム:あき 患者様(相談対象者) 年齢:30代前半 性別:女性
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こちらのサイトで、ほかの方の質問を拝見して、白く残った傷跡でも周囲からメラニンの沈着があり、傷がなくなる、または小さくなることがあることを知りました。
私は顔に大きさは小さいですが、白く残った線上の傷跡があります。
もう15年も前のものですが、場所が場所のため大変気になります。
これをきれいにしたいのですが、何か良い方法はないでしょうか。
現在は家庭でできるピーリングを行い、小さくならないか繰り返しています。
結果としては、への字型だった傷跡がI字型の傷跡になりましたが、それ以上は、何度繰り返しても改善が見られません。
- A4092 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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ほとんどの「線状の傷跡」は瘢痕切除手術で細くなりますし、術後2年程の経過を待てば極めて目立たなくなることも少なくありません。
フラクショナルレーザーやRFも瘢痕の改善に有効です。
「家庭で出来るピーリング」では目立った改善効果は得られないと考えられます。
申し訳ありませんが、「顔」の「大きさは小さい」「白く残った線状の傷跡」という情報だけでは最適な治療法のアドバイスが出来ないので、形成外科専門医を受診して相談してください。
- Q4093 相談者 ニックネーム:無記入 患者様(相談対象者) 年齢:無記入 性別:無記入
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労災での皮膚処置について質問します。肘と膝に1ヶ月半前に通勤途中に怪我をしたときの皮膚の状態がきれいに治らず跡があります。
何箇所か傷がある中で瘢痕など傷あとをきれいにする塗り薬は頂いております。
美容皮膚的なレーザーなど(色素を薄くしたり、盛り上がりをなくす)で保険適用の範囲で皮膚科で施せる処置はありますでしょうか。
- A4093 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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今のところ、「美容皮膚的なレーザーなど(色素を薄くしたり、盛り上がりをなくす)」の治療は保険適応ではありません。
労災の担当者と話し合って、保険適応外の治療が可能かどうかをご確認になってみて下さい。
また、治療をするかどうか、保険適応の治療かどうかは別にして、いちど瘢痕治療を得意とする形成外科を受診して相談してみてはいかがでしょう。
- Q4094 相談者 ニックネーム:yuki 患者様(相談対象者) 年齢:20代前半 性別:女性
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22歳の娘の頭にある傷跡について伺わせていただきます。
娘には生まれつき、つむじの部分に1センチ大の丸い毛の生えていない白いあざがありました。生後すぐに担当の医師から「やがて癌になる可能性があるので小学校の高学年になったら取ったほうが良い」と言われ12歳の時に皮膚科で切除をうけました。
それまでは、つむじの部分ですので、隠すような髪形しかできず、いつハゲが見えないか心配でしたが、切除さえすれば好きな髪形のできると思ったのもつかの間。あっという間に傷はケロイドになり、前よりももっと目立つ大きさになってしまいました。
仕方がないので、三年後、中学生の時に美容外科で傷を治してもらおうと、縫い合わせてもらいましたが、やはり大きさは広がるばかり。今は縦長の10センチ弱の傷が頭の中にあります。
ネットでこちらのことを知りました。
今まで通った病院は切れば終わり。「もしかしたら傷が広がるかもしれません。。」と言うばかりで親子で辛い思いをしてきました。
娘のような頭のつむじの部分のケロイド。しかも二回手術したあげくの傷跡でも回復の可能性はあるのでしょうか?
- A4094 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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生来の脂漏性疣贅があったのでしょうか。
「つむじの部分」は頭皮の緊張(つっぱり)が強く、単純に切除縫縮をすると比較的大きい瘢痕になることが少なくありません。
従って切除前に十分な検討が必要ですし、皮弁手術やティッシュエキスパンダーなどの専門的手技を使用することもあります。
形成外科病院あるいは形成外科専門医のいる美容外科を受診して相談して頂ければ、具体的な治療法を提案して貰えるでしょう。
追記:
瘢痕の治療は「切れば終わり」ではなく、切った時点から瘢痕(傷跡)の治療が始まると言っても過言ではありません。
特に頭頂部のように寄せて縫うだけの皮膚の余裕の無い部位では、瘢痕を切除したあとの皮膚欠損部を無くすために、さまざまな治療法を組み合わせる必要があります。
また美容外科は形成外科の一分野であるにもかかわらず、美容外科医の中には必ずしも一般的な形成外科的手技に詳しくない医師がいることも事実です。
手術をした時期が小学校高学年や中学くらいならば、まだ頭が大きくなることを見越して、手術を延期する方法もあったはずです。
可能ならば複数の形成外科を受診してさまざまな治療法を提案して貰い、それぞれの治療の特徴を理解し充分に了解したうえで、ご自身が最も信頼できるとお感じになった医師を主治医として治療計画をあらためて建て直してください。
何よりもまずは、不安を何でも相談できる出来る主治医を探すことに時間をかけて下さい。
- Q4095 相談者 ニックネーム:きっちゃん 患者様(相談対象者) 年齢:60代後半 性別:女性
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1才の頃火傷をおでこの左上にしました(上下1.5cm 幅8cm)。肉のデコボコは余りありませんが(一部では少しあります)皮膚の色が少し回りの色より濃いい感じでケロイド状です。
年月が経っているのですが手術で目立たなくなるでしょうか。
- A4095 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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「1才の頃」「おでこ」に「火傷」を受傷し、60年を経過して「肉のデコボコ」が「一部で少し」あって「皮膚の色が少し周りの色より濃い」のであれば、おそらく成熟瘢痕の状態と想像されます。
色調の改善や質感の改善だけならば、各種レーザーで治療可能かもしれません。
「ケロイド状」というのが成熟瘢痕ではなく肥厚性瘢痕あるいはケロイドを指しているならば、瘢痕切除のうえ縫縮や植皮、皮弁手術が必要になる場合もあります。
生来の扁平母斑や脂漏性疣贅などを、幼児期のケガや熱傷の痕と説明されている例も少なくありません。
まずは形成外科や皮膚科を受診なさって、相談するとよいでしょう。
複数の医師の診断と治療方針をお聴きになったうえで、治療するかどうか、治療するとすればどの医師を主治医としたいか、どの治療法を望むか、ゆっくりとお考えになってください。
ご検討の際に、「目立たなく」する治療は目標とする状態が各人で違う可能性があるため
医師にお任せするのではなく、患者さんご自身と担当医が一緒に治療計画をたてることが
最も大切だということもお忘れにならないで。
また、瘢痕の治療は治療をした時点で終了ではなく、治療をした時点からなるべく瘢痕を目立たなくするためのケアが開始されるのですから、暫くの間は治療後も定期的に受診なさって経過を診ていただくことをお勧めします。
- Q4096 相談者 ニックネーム:KIM 患者様(相談対象者) 年齢:20代後半 性別:女性
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私は10年前に、鼻の根本の部分(眉間よりわずかに下)に傷を負いました。
傷は円形で、直後は穴が空いたように内部が露出しましたが、数日で再び表皮で覆われました。
現在、傷跡は直径6mm位のクレーター(凹んだ部分)として残っています。クレーターの内部は平らで色も周囲と同じですが、周囲より少し凹んでおり、境界に段差があるため、クレーターは目立ちます。
また、クレーターの内部は毛穴もなく滑らかで、周囲の皮膚と比べて光を反射しやすいなど、少し質感が違います。
指でつまんでみると、他の部分に比べて固く感じます。このホームページなどを参考にさせていただき、おそらく、クレーター部分の表皮の下には瘢痕組織があり、真皮は失われているのではないかと考えています。
私としては、このクレーターの境界を目立たなくさせたいのですが、治療法の候補としてどのようなものがあり得ますでしょうか。
- A4096 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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瘢痕切除手術、ピーリング、アブレージョン、フィラー注入、脂肪移植、レーザー焼却、フラクショナルレーザー、RFなど、さまざまな治療が考えられますが、診察をしなければ具体的なアドバイスが出来ません。
ご自身だけで治療法を絞り込もうとなさらず、複数の形成外科を受診して治療法を提案して貰い、信頼出来るとお感じになった医師を主治医として再度治療方針をたてていただいてはいかがでしょう。
- Q4097 相談者 ニックネーム:まこまこまこ 患者様(相談対象者) 年齢:40代後半 性別:男性
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9ケ月前に酔っ払ってころんで前歯を2本折り、その際に下唇が大きく損傷しました。
1週間後に形成外科で唇を縫いました。
ケガは直ったようですが、今も下唇の傷跡周辺がしびれ、痛みがあります。
縫合した形成外科からは時間がたてば直ると説明されましたがよくならないので口腔外科にいきましたが同じ答え。ペインクリニックにいき「神経障害性疼痛」と診断され今現在レーザー照射、星状神経節照射、キシロカイン点滴を2週間に1回やってます(4ケ月経過)が症状はよくなりません。
朝よりも夜のほうが痛みがひどく眠れないほどです。
今現在はメチコバール、リリカ、トリプタノールを処方され飲んでいます。
けがをしてもうすぐ1年になりますがこのままこの痛みは消えずに一生続くのかと思うと憂鬱で気分がメゲます。
- A4097 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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「眠れないほど」の「痛み」ならば、「ペインクリニック」での診断通り、神経断端腫より「神経障害性疼痛」の可能性が高いでしょう。
お分かりの通り、治療には時間がかかりますし、ときには精神的なサポートも必要です。
痛みの専門医であるペインクリニックでは、治療そのものだけでなく、痛みにともなう悩みも相談に乗ってくれるはずですから、主治医によくご相談なさってください。
- Q4098 相談者 ニックネーム:なお 患者様(相談対象者) 年齢:20代後半 性別:男性
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3度のやけどを受傷して治療中です。初期の壊死組織除去にゲーベンクリーム、肉芽形成にアクトシン軟膏を処方されました。
医師の先生からはきちんと説明も受け自分でも納得しています、治療のほうも順調に進んでいます。
ネット上でやけどについて調べると、これらの薬剤を毒だのクズだのと貶している形成外科の先生がいらっしゃいます。
もちろん自分がかかっている先生のことは信頼していますが、このような情報を発信されると不安になる患者も多数いると思います。
- A4098 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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世の中にはいろいろな医師がいますが、薬の善し悪しを論ずること自体にはたいした意味がありません。
「壊死組織除去にゲーベンクリーム、肉芽形成にアクトシン軟膏」」が有効なのは確かですし、使用時期と使用法を間違うと弊害があるのも事実です。
大切なのは、薬を十分に理解して、上手に使用することです。
通常、出来るだけ早い治療が有効と判断すれば、専門外の医師でも速やかに治療を開始するものです。
その際行われた治療がその後の専門医の治療の妨げになることがあるため、極端な表現を使って、専門外の知識で漫然と薬を使用することを阻止しようとする医師がいるのです。
特に、熱傷を含めた表皮、真皮の外傷は、広い範囲でなければ生命に直接かかわることが少ないため、これまでは、外傷治療の専門的知識の無いままに一般外科医が治療をして、治療期間が長引いたり、後遺症が残ったりすることもありました。
外傷の専門的知識を一般医にも広めたいという思いが、一部の「形成外科の先生」に、「毒だのクズだのと」いうような過激な表現の「情報を発信」させることに繋がっているのでしょう。
一般の患者さんが「不安に」ならないための対策は、専門医におかかりになって治療方針を説明して貰い、使用する薬の意味と使用法を十分にご理解なさることです。
例えば、意外に思われるかもしれませんが、今おかかりになっている主治医の言葉の中で重要なポイントは、「初期の」という表現なのです。
ゲーベンクリームは漫然と長期的に使用する薬ではありませんし、III度熱傷ならば治療の長期化と後の瘢痕拘縮を防ぐために、保存的治療よりは植皮をした方がよいかもしれません。
薬を含めた治療法の是非を検討するには、専門的あるいは専門に準ずる知識が必要なのです。
熱傷創の部位と状態、仕事や生活環境、治療に対する理解度までを含めて経過を予想して治療方針を検討することが重要なので、どうぞ主治医とよくご相談なさって治療に専念してください。
- Q4099 相談者 ニックネーム:shigechan 患者様(相談対象者) 年齢:40代後半 性別:男性
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瘢痕がんについてお尋ねします。
先日皮膚科を受診したとき、「ついで話」として医師が「むかしわずらった熱傷の瘢痕は皮膚がんになることがある」とおしえてくれました。この「なることがある」というのはどの程度に見積もればよいのか、よくわからず心配がつのっています。
熱傷の瘢痕をもつヒトは世間に多いと思うので「そんなに気にせずとも・・・」と思う反面、「医師がわざわざいうのだから、かなり高率でがんになるのか・・・」とも心配します。
(私の場合は下肢にある500円玉3~4個サイズの熱傷瘢痕で15歳時の受傷、当時の診断は3度で上皮が覆うのに時間がかかりましたが現在まで変化や痛みなどありません)
- A4099 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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皮膚癌は特に病変の無い皮膚から発生することもありますが、母斑、紫外線、慢性刺激、ウイルス、放射線、熱傷瘢痕が原因のことも少なくありません。
ただし皮膚癌そのものの発生頻度が特別高いわけではありませんし、その中でも通常の熱傷瘢痕が原因になることの頻度は比較的低いとお考えいただいても構わないでしょう。
ご注意いただく必要があるのは、常に外的刺激を受ける部位や、瘢痕拘縮のある部位、難治性の潰瘍を繰り返す熱傷瘢痕です。
ご相談のメール中にもあるように、「ついで話」として「なることがある」と表現されているわけですから、瘢痕癌は「かなり高率」ということはありませんが、必ずしも珍しい皮膚癌とも言えません。
ご心配ならば、皮膚科専門医や形成外科専門医におかかりになって、一度診察をして頂ければよろしいでしょう。
- Q4100 相談者 ニックネーム:なお 患者様(相談対象者) 年齢:30代前半 性別:女性
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1ヶ月前に犬に左頬(ホウレイセン付近)と左唇の横を噛まれて縫合しました。傷と傷の間は2センチくらいあり、その間の部分にしこりが出来ています。しこりは押しても痛くないです。
このしこりはだんだん消えるのでしょうか? また、マッサージなどしたほうがいいのでしょうか?
- A4100 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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「しこり」は皮下の瘢痕です。6ヶ月程度は瘢痕が硬くなる時期が続き、その後数年かけて軟らかくなっていきます。
マッサージをすると、軟らかくなるまでの期間が短縮されます。
受傷後3カ月以上経過したら、「しこり」をゆっくりと押しつぶすようにマッサージしてください。
始めのうちは痛みを伴いますが、軟らかくなれば痛みは小さくなります。
翌日にはほとんど元通りの硬さに戻りますが、
毎日繰り返してマッサージすれば徐々にしこりは無くなります。
またマッサージをしなくても、長期間の経過の内に「しこり」は軟らかくなるので、めんどうならば放っておいても構いません。
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