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傷の悩み 無料相談
創傷治癒よくある質問
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- Q4121 相談者 ニックネーム:い 患者様(相談対象者) 年齢:20代前半 性別:女性
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5月末に、アスファルトの上でこけてしまいました。ひざ全体がじゅくじゅくするようなキズができ、近所の湿潤療法を行っている外科で、治療していただきました。
1ヶ月ほどで、みるみるキズは小さくなっていきましたが、残り1センチ×2センチくらいになってからはなかなかなおらず、皮もはっているしいいでしょう、ということで治療がおわりました。
その後2ヶ月たった今ものこったキズがなおらず、赤黒くなってしまっています。このまま痕になって残ってしまうんでしょうか?
- A4121 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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そのまま放置しても、長期間の経過のうちに「赤黒」さは消褪し、瘢痕は白くなります。
ご心配でしょうから、直ちに治療をしないとしても、美容皮膚科や形成外科を定期的に受診して経過を診て貰えば、必要に応じてレーザー治療や美白剤の指示も貰えるでしょう。
- Q4122 相談者 ニックネーム:かおり 患者様(相談対象者) 年齢:30代前半 性別:女性
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友人のことで質問です。半年前に帝王切開して、溶ける糸で縫ったそうです。
ところが、3ミリほど皮膚の上に残っていて、どうしたらいいか分からないとのことです。
特に炎症とかはなさそうです。教えていただけたらありがたいです。
- A4122 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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むやみに引っ張ると炎症を起こすこともあるので、「帝王切開」をなさった産科か近所の皮膚科などにおかかりになって下さい。
直ぐに抜糸してくれるか、皮下深くに埋まっていて抜糸が困難でも皮膚上の糸を切ってもらえます。
- Q4123 相談者 ニックネーム:りんご 患者様(相談対象者) 年齢:30代後半 性別:女性
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2年前に、転んだ際に鼻の下に枝がささりました。
湿潤療法で自分で治療した後、皮膚科でドレニゾンテープをもらい、半年ほどテープを張っていました。
現在、白く盛り上がり瘢痕となっています。とても気になるので治療したいのですが、どのような治療が最適でしょうか。
傷は、中心が丸状で、その脇に線状となっています。線状の部分が半円型に1センチ弱、丸状の部分が7ミリ程度です。
- A4123 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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外傷の治癒後は、赤く盛り上がった肥厚性瘢痕から「白く盛り上が」った状態を経て、白く平らな成熟瘢痕になります。
瘢痕の治療は、
(1)抗アレルギー薬の内服
(2)保湿クリームの外用
(3)ステロイドテープ
(4)シリコンジェルシート
(5)ステロイド注射
(6)レーザー治療
(7)瘢痕形成術(切除縫縮、剥削、皮弁、植皮、培養皮膚)
(8)電子線照射
などが行われます。
「現在、白く盛り上がり瘢痕となって」いるならば、幾つかの治療を組み合わせる方がより良い結果が得られるでしょうから、複数の形成外科を受診して治療法を提案して貰い、それぞれの治療を十分に理解して、ご自身が信頼できるとお感じになった医師と共に、再度治療計画をお立てになるとよいでしょう。
- Q4124 相談者 ニックネーム:みつば 患者様(相談対象者) 年齢:20代後半 性別:女性
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五年前に顎ににきびができ、かなり膿んで皮膚科で排膿してもらったあとの管理が悪かったのか、ケロイドになってしまいました。
いまは月に一度のケナコルト注射をして大分凹んできたのですが、そこに繰り返しニキビができるせいで、注射は半年以上やめられない状況です。
ステロイドの副作用を考えるともう注射も続けるのが怖いです。他に治療法はないのでしょうか
- A4124 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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20歳代後半の女性ならば、「ケナコルト注射」を「月に一回」はやや頻回過ぎるかもしれません。
ただしステロイドの副作用として生理周期が乱れる可能性はありますが、懸濁液の局所注射ですからケロイドや肥厚性瘢痕内に注射している程度ならば、それ以上の副作用をご心配になる必要はないでしょう。
ご心配ならば主治医にご確認になってみてください。
ステロイド注射以外には、トラニラスト内服、保湿クリーム外用、ステロイドテープ、シリコンジェルシート、レーザー治療、瘢痕形成術(切除縫縮、剥削、皮弁、植皮、培養皮膚)、電子線照射などが行われます。
「にきび」「かなり膿んで」「排膿してもらった」「繰り返し」というキーワードから、粉瘤あるいは歯根嚢胞の可能性もあります。
おかかりの「皮膚科」で訊ねてみるか、一度他の皮膚科や形成外科で相談なさってみては如何でしょう。
- Q4125 相談者 ニックネーム:あんず 患者様(相談対象者) 年齢:10代後半 性別:女性
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わたしは一年前に頬のほくろを除去しました。
一年たった今でも、凹みが治りません。赤みはなんとか化粧で隠せるのですが、頬という場所のせいもあるかもしれませんが、凹みは隠すことができません。0.5ミリくらい凹んでいます。ネットで凹みを改善する方法を調べていたところ、フィブラストスプレー、メドロマ、ユーパスタが効く、とでてきました。この中でしたら、どれが一番効果的でしょうか。
- A4125 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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時間の経過と共に赤みはまだ薄くなり、「凹み」も多少改善される可能性はありますが、ご相談の3製品とも、瘢痕の「凹み」には「効果的」とは言えません。
「頬のほくろを除去」した痕の「0.5ミリくらい」の「凹み」ならば、辺縁を削ってなだらかにするか、皮下にフィラーや自己脂肪などを充填するか、PRPなど細胞の成長因子を注射したりレーザーや高周波などで真皮の再生を促すか、瘢痕そのものを切除してしまうなどの方法が考えられます。
幾つかの治療法を組み合わせた方がよい場合も少なくないので、複数の形成外科や美容外科を受診して治療法を提案して貰い、それぞれの治療を十分に理解したうえで、最も信頼する医師を主治医として再度、治療計画をお立てになって下さい。
- Q4126 相談者 ニックネーム:キャンディ 患者様(相談対象者) 年齢:40代後半 性別:女性
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22年前に両脇の下に広い範囲で傷をつくってしまい、ケロイド体質なのか、人には絶対に見せられない状態でずっと悩んでます。
傷の中には触ると痛みを感じる箇所もあり下着などがあたると痛みと腫れてしまう事がありその度に形成外科で診てもらおうか本気で悩みます。
何科でどのような治療法があるか教えていただきたくメールしました。
- A4126 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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ご相談の内容だけでは、瘢痕の詳細が判りません。
部位、範囲、大きさ、硬さ、盛り上がりや色など、様々な条件で瘢痕の治療法は異なりますし、多くの場合、複数の治療法を組み合わせて治療する必要があります。
「痛みと腫れてしまう」ことがあるとすれば、異物の存在が考えられるので、異物除去も必要かもしれません。
直ぐに治療をしないとしても、まずは形成外科を受診して、さまざまな治療法を提案して貰い、それぞれの治療法の利点・欠点を十分理解し、ご自身が主治医とお決めになった先生と共に、治療しないという選択も含めて治療計画をたてて下さい。
- Q4127 相談者 ニックネーム:悩める父 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:男性
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6歳の息子の傷跡についてご相談させて頂きます。
1歳の頃に、熱湯が右前腕にかかり、火傷を負ってしまいました。深達性II度熱傷の診断で、近医の形成外科で圧迫療法を受けました。現在傷跡は瘢痕化しています。
瘢痕は10×5?程度の範囲で、白色調で軟らかいのですが、周囲の正常な皮膚とは明らかに異なり、厚さ1mm程度盛り上がっています。
体が大きくなるにつれ段々瘢痕も大きくなっています。関節からは離れており、機能障害や拘縮などはありません。少し痒みはありますが、びらんなどはありません。6歳になり、本人も見た目が気になるようです。
皮膚移植を考え、現在の居住地から最寄の形成外科を受診しました。
移植するなら臀部などの目立たない箇所から皮膚移植を行うことになるだろう、移植しても正常と同じようになるわけではない、と言われました。
以前に受診した他の病院では「これだけきれいなんだから、治療をしないという選択肢もある。」と言われました。手術の痛みやその後のケアを考えると、なかなか決心がつかないのですが、息子はきれいな腕になりたいと治療を希望しています。
私としては、今より少しでもきれいになれば有難いと思っています。お聞きしたいのは以下のことです。
①皮膚移植を受けた方が良いのか?
②術後はどのようなケアを、どれくらいの期間続けるのか?
③移植片となる皮膚を切除した箇所はどのように被覆するのか?
- A4127 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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「これだけきれいなんだから、治療をしないという選択肢もある」という判断をなさった先生がおられるわけですし、「機能障害や拘縮などは」無いのですから、「皮膚移植を受けた方が良いのか」どうかは、診察をしなければ評価できません。
また、手術を実際にするという決断は、家族ではなく患者さんご本人が判断するべきと考えます。
ご両親やご家族からの働きかけは、希望すればいつでも治療出来るんだということをご本人に伝えておくだけに留めておいて、ご両親やご家族の心理的影響を受けることなく、自身で治療をすると決定できるような環境を整えてあげて下さい。
ご本人が治療の大筋を理解して決定した治療でなければ、現在よりもきれいになっても、元の瘢痕と比較することがないため、ご本人の満足感が極めて低いものになることも少なくありません。
「きれいな腕になりたい」という希望が瘢痕の全くない状態を期待しているのであれば、
治療をしても瘢痕が全て無くなるわけではないことを、たとえ「6歳」であっても自身で十分に納得をして、治療を決意すべきです。
術後のケア、採皮部の処置は、全層植皮か分層植皮かで違ったものになります。
採皮部が「臀部」だとすれば分層植皮を提案されたものと思われますが、植皮部位が「前腕」なのですから、植皮の色調、質感を考えると全層植皮も検討すべきでしょう。
全層植皮なら採皮部は一本の線に縫合することになりますが、分層植皮なら採皮の範囲で擦りキズを作った様な状態になるので、部位によっては「白色調で軟らかい」多少盛り上がった瘢痕になる可能性もあります。
また、培養表皮移植も検討対象になるかもしれません。
一方的な見解で厳しいアドバイスになるかもしれませんが、メールから受ける印象では、治療をするかどうか検討のために複数の医療機関でセカンドオピニオンを聴いているというより、治療を勧める言葉や、きっと綺麗になるという耳触りのよい言葉を求めておられるよ
うに感じます。
大変とは存じますが、まずはどんな治療があるか、どれくらい綺麗になるかをお父様ご自身の目で確認するために、図書館などで形成外科の医学書をお借りになって症例写真を多くご覧になっては如何でしょう。
お子さんのためにも、ご両親やご家族が正しい情報を得て、過不足のない期待を持って、主治医として信頼に足る医師とともに、もちろん当事者であるお子さんも交えて、治療方針をご検討なさることをお勧めします。
- Q4128 相談者 ニックネーム:えみり 患者様(相談対象者) 年齢:40代後半 性別:女性
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1週間前に乳腺外科でしこりをとりました。
傷は乳輪にそって3mmくらい外を3.5cmくらい切りました。糸は4か所縫っています。
傷の場所は胸に向かって内側から斜め上方向45度くらいの場所ですが、傷跡を目立たなくするために、抜糸した後の今後のケア方法を教えてください。
- A4128 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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「しこり」が良性のものならば、あとは瘢痕を目立たなくすることが目標になります。
特に瘢痕に緊張がかかる部位ではないので、瘢痕の安静と圧迫を目的に、まずは肌に優しいサージカルテープなどを貼っておくだけでよいでしょう。
トラニラストの内服が肥厚性瘢痕の予防に使われることがあります(予防のための投与は基本的に、康保険の適応ではありません)。
主治医と相談するか、形成外科を受診して、具体的な指導をして貰って下さい。
- Q4129 相談者 ニックネーム:mimi 患者様(相談対象者) 年齢:30代後半 性別:女性
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先々週に腹腔鏡下(子宮筋腫、卵巣のう腫摘出)の手術を受けました。腹部に3cm程度の傷口が3箇所あります。
婦人科だったので、傷口についてはこれといって特に説明や指示がなかったので質問したところ、手術後に貼付されていたテープは自然に剥がれるまでほうって置き、適当に剥がしてもらって構わない、また傷口が気になるようなら形成外科に行くように、と助言されました。
そこで先日、大分取れかかってきたので剥がしたところ、3箇所とも硬く盛り上がった状態で、一箇所はひきつってねじれたような状態になっています。人づてにサージカルテープを使うと良い、と聞いたので使用してみようかと思うのですが、使っていいものか、またいつから使ってよいのかわかりません。
手術は2週間前ぐらいなので、形成外科に行くとしても、もう少し様子を見るべきなのでしょうか。とりあえず今は傷口があたると痛いので、絆創膏を貼っています。アドバイスいただけますと助かります。
- A4129 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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術後3ヶ月までは「硬く盛り上がった状態」は継続するでしょうが、その後徐々に軟らかくなります。
特に治療をせずに経過をみることになるかもしれませんが、直ちに形成外科を受診して、定期的に経過を診て貰うとよいでしょう。
- Q4130 相談者 ニックネーム:こもも 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:女性
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先日、3ヶ月の娘が心臓手術を受けました。手術自体は成功しましたが、胸に大きな傷跡が残り心配しています。傷跡が消えることはないと思いますが、できるだけ目立たなくしてあげたいと思っています。
術後しばらくはテープを貼って様子をみるようですが、その他にできることはないでしょうか。
インターネットで調べると、各種のクリームやシリコンテープなどいろいろあるようですが、
どれがいいのか分からず、また海外品の場合は副作用も心配です。
一般的に形成外科的な治療をするのは大きくなってからのようですが、赤ちゃんのうちに形成外科を受診してみれば何か良い方法を教えてもらうことができるのでしょうか。
- A4130 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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出来あがってしまった傷跡(瘢痕)は「一般的に形成外科的な治療をするのは大きくなってから」のことも少なくありませんが、大切なのは、目立つ瘢痕を作らないことです。
循環器外科の主治医に相談して、直ちに形成外科を受診してください。
直ちに特別な治療をしなくとも、定期的に形成外科で診て頂くだけでも構いません。
乳幼児の肌は極めてデリケートなのですから、自己判断で治療をするよりも、「傷跡が消えることは」無くとも瘢痕を出来るだけ目立たなくするため、信頼する形成外科専門医と共に長期的な計画をたてることが大切です。
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