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傷の悩み 無料相談

創傷治癒よくある質問

  1. 0_FAQ 創傷治癒 よくあるご相談
Q4121 相談者 ニックネーム:みやぎ 患者様(相談対象者) 年齢:30代前半 性別:女性

昨年末に受けた開腹手術の縫合跡が、一部分に赤みと痛みが出てしまいました。

埋没法による縫合を3Mステリストリップで固定してあったので、退院後は自分で2週間おきにステリストを交換しその上から市販の傷あてパッドで保護しています。
1ヶ月経って全体的な腫れと痛みはほぼなくなり、傷口も両端以外は薄紫色の一本線のようにきれいに治りそうだったのですが…。

昨日の起床時に上端のコロコロしたしこり部分に少し痛みがあり、その後ズボンのウエストで圧迫される度にひきつるような強めの痛みを感じました。
帰宅後ステリストを1本だけ剥がしてみると、上部2cm四方に赤みが出ており、傷の端がふやけた時のような白く小さい円形になっていました。
そのまま新たなステリストを貼り直した上でパッドを重ねていますが、何か触れたときや動く時に感じていた痛みが、現在だんだん持続するようになってきました。

痒みはないので、テープかぶれではないと思います。
傷が少し開いてしまったのか、もしくは化膿でもしてしまったのでしょうか?

受診した病院に問合せたところ主治医の先生が外来の診察に来るのは週2日だけとのことで、次は1週間先になってしまいます。
外科か皮膚科か、他の病院で早急に診ていただくべきでしょうか?

A4121 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
埋没縫合の糸を核とした縫合糸膿瘍が生じているのではないでしょうか。
抗生物質の内服で「赤み」「痛み」は縮小するでしょうし、縫合糸の抜去で膿瘍は治
癒します。
形成外科におかかりになるのが最適かと存じますが、「主治医の先生」でなくとも元の病院におかかりになってもよいでしょうし、「外科か皮膚科」で診ていただいてもよいでしょう。

ちなみに、「3Mステリストリップで固定してあったので」「ステリスト」(ステリス
トリップのことでしょうか?)を貼って「傷あてパッドで保護して」いるとのことですが、閉鎖した創にスキンクロージャーテープも「傷あてパッド」も必要ありません。

頻回の通院が必要なわけではありませんので、瘢痕の経過観察、自己ケアの方法の指導、治療方針を含めて、形成外科病院で一度ご相談なさることをお勧めします。
Q4122 相談者 ニックネーム:なお 患者様(相談対象者) 年齢:20代前半 性別:女性

アイプチを半年間ほど使用していた結果、瞼が硬くなってしまいました。
出血や破皮したことはないので、傷とはまた違うのかなと思うのですが、この硬くなった皮膚は元の柔らかさに戻りますか?
5ヶ月間アイメイクは一切せずに保湿だけを行っているのですが、まだ硬く瞬きに違和感があります。
これは傷跡のようにずっと硬いままなのでしょうか?

A4122 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「アイプチ」で「瞼が硬くなって」という訴えは、多いものではないようです。
眼瞼表皮の一時的な肥厚が起きただけならば、時間の経過とともに「元の軟らかさに戻り」ます。
一般的には、6カ月経過するまではやや「硬く」感じる時期でしょうから、
すぐには特に治療をする必要はないと考えます。
可能性は低いのですが「瞬きに違和感が」あるならば、
眼瞼挙筋や眼瞼脂肪隔壁に何らかの瘢痕が残っていることもあり得るので、
ご心配ならば眼科あるいは形成外科を受診してご相談なさってください。
Q4123 相談者 ニックネーム:nayo 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:女性

娘が約3ヶ月半前に就寝中に自分で引っ掻いたようで、頬に1.5cm、幅1~2mmほどの引っ掻き傷をつくりました。引っ掻き傷ぐらいすぐに治るだろうと甘く見ていた為、特に何も処置しませんでした。その為か、瘡蓋が剥がれた後も全く赤みが引かず、光の当たり具合に寄れば、若干凹んでるように思います。
お医者様にはすぐに湿潤療法をするのが良かったと言われ、とても後悔しています。少しでも傷痕が薄くなるようにと、遮光が良いと聞いたの紫外線を避ける為にマイクロポアテープを貼っておりました。1週間ほど朝に貼りお風呂で剥がすを繰り返していたところ、一昨日の朝に小さな赤いプツプツができ、翌日には傷痕全体が真っ赤に腫れてしまいました。娘は痒がっています。テープでかぶれてしまったのでしょうか。
昨日、皮膚科で亜鉛華軟膏とテラコートリル軟骨の混合を貰い、上からガーゼを貼るように言われました。炎症を起こすほど痕が残りやすいと言われ、後悔ばかりです。やはり、痕は残ってしまうのでしょうか。腫れや、傷痕の赤みはどのくらいで引くものでしょうか。

A4123 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
瘢毎日テープを剥がしたため表皮が薄くなって、テープの粘着剤か自己の汗でかぶれたものと考えられます。
「就寝中に自分で引っ掻いたよう」ということは乳幼児なのでしょうか。乳幼児の顔の外傷ならば、暫くの間赤みと色素沈着が残っても、数年の経過を経て目立たなくなるのが一般的です。
紫外線防止が必要ですが、「マイクロポアテープ」は毎日貼り替える必要はありませんし、
剥がす時もテープを濡らして極めて慎重にする必要があります。

ご自身で良かれと判断して偶然起きたしまったことに対して後悔するという悪いパターンに陥っているようですし、何人もの医師の意見を聞いて右往左往するより、一人の形成外科医を主治医として定期的に経過を診てもらい、適時適当なアドバイスを貰うことをお勧めします。
Q4124 相談者 ニックネーム:jam 患者様(相談対象者) 年齢:20代後半 性別:女性

一か月前に気を失い顔面から倒れてしまい、右側のおでこ、鼻、鼻下、顎から出血し救急搬送されましたがおでこは縫うことを拒み、傷パワーパッドを購入して半月ほど治療しました。(頭部検査は異状なしでした)
しかし、おでこの部分は硬くなりまだ少し痛みもあります。擦り傷だった鼻の下や顎もだいぶ薄くはなりましたがまだ赤みがあり、先日、今一度受診したところ、瘢痕と言われ、レーザー手術を勧められました。
今年結婚を予定しており手術等ではなく何か良い方法がないかと、毎日調べています。
仕事は人前に出る職業なのでお化粧でごまかしていますが、やはり分かります。レーザーや外科手術的なことも考えたほうがいいでしょうか?

A4124 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
勧められたレーザー治療は、おそらく「レーザー手術」ではなく、「瘢痕」の「赤み」を取るためのレーザー処置です。

一般的に、外傷受傷後3カ月までは、瘢痕が硬く、赤くなる時期で、6カ月に向けて徐々に軟らかくなり、赤みが退きます。
6カ月以上経過した後も、入浴時など体が温まると赤くはなりますが、極めて緩徐ではあっても数年の経過のうちに目立たなくなっていきます。
赤みを退かせるレーザー処置の最適な処置時期については、明確な指針があるわけではないので、担当医とよく話し合ってお決めになるのがよいでしょう。

ちなみに「キズパワーパッド」の適応は、軽い擦り傷や切り傷、軽度のやけど、アカ
ギレやサカムケで、外傷の創状態によっては消毒や縫合といった処置をした方がよい場合も少なくありません。
消毒や縫合の要・不要の判断は、本来、専門的な知識が必要ですから、全ての外傷を「キズパワーパッド」でという思い込みは正しいとは言えません。

少しでも早く、きれいに直したいので「毎日調べ」てお悩みになる気持ちもわかりますが、必ずしも正しいかどうか分からない情報をご自身でやみくもにお集めになるより、複数の専門病院を受診して、勧められる治療でどんな効果が得られるのか、他の治療法はないのかなど、具体的に質問なさってください。

情報を整理して十分に理解し、そのうえでご自身が最も信頼できるとお感じになった医師を主治医として、改めて今後の治療方針をご相談になっては如何でしょう。
専門病院をお探しになる際には、創傷治癒センターホームページの『医療機関のご案内』などもご利用ください。
Q4125 相談者 ニックネーム:スイートピー 患者様(相談対象者) 年齢:70代前半 性別:女性

H19年5月火焔により火傷をしました。(左腕~肩、顎、首)Ⅱ度深達同年7月左腕~肩にかけ左脚大腿部から採皮 ふたをする手術をしました。足の傷は1年ぐらいで治るという説明でした。
はじめは傷の痛さでしたが、だんだん傷が縮み硬くなって今では左半分は左上から右
下へへこんで時々は赤紫色になっています。でも右半分は表面がかすれたような傷跡が横じまのようにできているだけです。

H22年8月足にケナコルトの注射をしましたが注射器から針が外れてそこから液が出てしまい皮膚の中へは入りませんでした。 

H25年8月開業医でケナコルト+リザベンを合わせた注射をなんか所かに分けて打ってもらうと入りました。少し傷の下のほうが柔らかくなった気がしています。ただ、足の筋肉は硬くじっと立っていたり長く歩いたりたりするのが苦痛です。
 
現在、終診という形でどこにもかかっていません。(25.9.24最終診察日)ケナコルトは長く続けてはいけないのでしょうか。またそれ以外の治療法はないのでしょうか。
今は1日30分位歩いたり 体操したりしてはいますが良くなっているとは感じられません。

どこも歩きなさい、もう切らないほうがいい という診断ですが今の状態では日常生活も大変です。

A4125 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
肥厚性瘢痕の赤みと盛り上がりを改善し、痒み、痛みに対処する治療として、ロングパルスYAGレーザーなどのレーザー治療が効果的です。
また、保湿剤だけでも痒み、痛みは多少軽快するものですし、シリコンゲルシートも瘢痕の治療に有効です。
ケナコルトAは瘢痕を委縮させる目的で1~2カ月に1度の頻度で瘢痕内に注射しますが、
長期継続で骨密度の低下(骨粗鬆症)などの副作用が起きることがあるので、経過を診ながら慎重に適応を判断しなくてはなりません。
注射頻度、注入量を検討しつつ継続することは可能です。

瘢痕の治療で完治ということはありません、すなわち瘢痕が全く無くなることは無いのです。
「足は治らない」とか「終診」という言葉を形成外科医が口にすることは、無いはずです。
担当医との間で、言葉の伝え違い、言葉のとり違いが起きているのではないでしょうか。
痒い、痛いなどの症状がある限り、患者さんご自身に瘢痕を治したいという気持ちがある限り、何らかの対処や治療は存在します。
痒み、痛みを軽減したい気持ち、通院が大変なこと、肩がつっぱること、腕と肩は以前の方が楽だったことなど、全てを担当医に伝えて複数の治療法を提案して貰い、内容をわかりやすく説明して貰い、担当医だけでなくご自身が中心となって治療法を選択してください。
Q4126 相談者 ニックネーム:ミッキー 患者様(相談対象者) 年齢:20代前半 性別:女性

今年の1月5日に旅行先で夜間に自転車運転時している時に転倒し、前歯が少しと、八重歯が半分欠け、顔面創削をしました。旅行先での病院は外科しかなかったため、十分な処置が出来ず一晩ホテルで過ごし、朝一で病院へ向かいました。歯の治療は口腔外科から歯科医に紹介して頂き治療していますが、皮膚科はこれで完全に治療は終わりですと言われました。
しかし、八重歯の上の皮膚は赤みや膨らみがまだ取れず、縦に1.5cmほどミミズ腫れが出来ており、不安な日々が続いています。
今は、非ステロイドの保湿剤のみ使用と、乾燥しないよう心がけています。困ったことに、12月から就職活動中なので、少しでも早く良くなるよう治療したいと思っています。また、メイクにはどのように気をつければいいか、教えて頂きたいと思います。

A4126 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
瘢痕の治療なので皮膚科ではなく、形成外科におかかりになった方がよいでしょう。
「八重歯の上の」「膨らみ」は徐々に小さくなりますが、受傷後3カ月程度は皮下のシコリが硬いまま残るとお考えください。

シコリを早く解消するには、3か月以上経過したら、1日1回~2回程度、親指と人差し指でシコリを挟みゆっくりと力を加えてつぶします。
急いだり、強過ぎたりするとかなり痛みますから、焦らないでください。
毎日根気よく続けると、何もしないで待つより早く軟らかくなるはずです。

メイク落としの際に多少痛みがあるかもしれませんが、外傷がなければ、メイクは通常にしていただいて構いません。
一般的には、半年~1年もすれば外傷の痕跡もないくらいに治りますが、ご心配ならば定期的に形成外科を受診して経過をみていただくことをお勧めします。
Q4127 相談者 ニックネーム:マユミンママ 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:女性

2歳の女の子ですが、姉と喧嘩をして顔の頬を爪でひっかかれました。ただの切り傷だと何もせず放置して様子をみてましたが、一ヶ月たっても赤い傷がとれません。色白で赤い線がとてもめだちます。
今日皮膚科でエキザルベで一日2回ほど軟膏をするようにと、また後が残るかもしれないと言われました。色々調べてみるとハイドロコロイドがよい書いてあるのをめにします。
また皮膚科でも扱っているクリニックとないところがあるとで今日受診したところが扱っているかわかりません。エキザルベでの治療が良いのか、また1ヶ月たった今からもハイドロコロイドをしたほうがいいのかを教えてください。
一ヶ月何もしないで放置して乾燥してしまったことは良くなかったのでしょうか?
どのように対処していれば最善の処置だったのかを教えてください。今後の参考にしたいと思います。

A4127 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
爪で引っ掻いて出来た頬の瘢痕は、暫くの間、比較的目立つのが常ですし、「エキザルベ」「ハイドロコロイド」とも瘢痕の赤みを薄くするための効能はありません。
時間の経過とともに赤みは薄くなるので、焦らずに、日焼けに気をつけて、気長に待ってください。

外傷受傷後の最適な対処は、外傷の程度にもよりますが、受傷後すぐに水道水で異物を洗い流し、直ちにモイストヒーリング(湿潤療法)用の医療材料で閉鎖します。
感染が疑われる場合や、治療に不安があれば、なるべく早く創傷の専門医(形成外科
など)を受診して自己ケアで構わないかを確認し、治療をして貰った場合も自身でケアを続けた場合も、
治癒後には定期的に経過を診てもらうとよいでしょう。

外傷は、受傷直後から治癒までの治療はもちろん大切ですが、瘢痕(傷跡)を残さないためのケアも重要なので、実際に受診して適時適当な指導して貰うことがポイントになります。
Q4128 相談者 ニックネーム:ミルキー 患者様(相談対象者) 年齢:30代前半 性別:男性

幼少期にスカイホッピングという遊具で遊んでいる時に転倒し、口の口角(笑った時に上がる部分)の上部を1.5cm程、裂けました。駆け込んだ病院では、縫わずに自然に治した方がキレイに治るとのことで、そのように治療を受けました。
それから、成人になり、ふと、笑顔を作った時に、違和感を感じ、もしやと、その時の怪我のことを思い出しました。
気になり出すと止まらず、しかも口角の上部で、笑って口角が上がった時に、一番引っかかる部分でもあり、ますます気になり、某形成外科で相談し、その違和感を無くす為に手術をしました。
内容は、切って縫いました。おそらく、口角が広がりやすくなるようにしてくれたのだと思います。しかし、今は、その手術を後悔してます。やはり、縫うことによりシコリができ、余計に違和感を感じるようになった気がするからです。
幼少期の事故の治療をしてくれた先生の、判断が正しかったと今感じてます。今は、笑うことに恐怖感すら感じます。どうしたらよいでしょうか。

A4128 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
手術をすると3か月までは瘢痕は硬くなり、6カ月に向けて徐々に軟らかくなります。
「口角の上部」(上口唇)のように軟らかい組織の瘢痕はその後も「シコリ」として感じますが、数年の期間をかけて周囲の組織と同じ程度の軟らかさになっていくのが通常の経過です。

瘢痕の治療は手術をして終わりではなく、手術を起点に、如何に、目立たなく気にならなくなるまでのケアをするかが大切なのですから、手術をなさった形成外科で定期的に瘢痕の経過を診てもらい、適時適当なケア方法を指導して貰うとよいでしょう。
Q4129 相談者 ニックネーム:さーみ 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:女性

肥厚性瘢痕で修正手術をうけたのですが0.5cmだった傷が1cmに長くなってしまい
その上半年たつのに未だに赤みが引かず逆に目立った傷になってしまいました。
脚の傷がコンプレックスでオシャレもできず。この赤みと傷跡を薄くするにはどうしたらいいですか?

A4129 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
診察をしなければ、瘢痕の正常経過としての赤みなのか、肥厚性瘢痕やケロイドが生じているのかの判断が出来ません。

瘢痕の治療は、手術の終了が瘢痕治療のスタートともいえるのですから、術後も定期的に受診し、適時適当な瘢痕ケアのアドバイスをして貰う必要があります。

先ずは、手術をした病院で診てもらうとよいでしょう。
赤みだけならば、レーザー治療が有効です。
Q4130 相談者 ニックネーム:愛娘の父 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:女性

昨年暮れに娘が近所の犬に左顔面を噛まれ3センチ程を縫う怪我を負いました。
形成外科にかかり、すぐに縫合手術を受けました。
現在は、抜糸も済み、マイクロポア(茶色いテープ)を貼っています。テープが汚れたり剥げてきたりした段階で貼り直しをしていますが、張り替えの作業をするたびに傷が治るのか不安でたまりません。
今回の相談ですが、縫合手術をしたところのシコリがとれません。医者からは、時間が経過と同時にシコリもとれて来るとの説明でしたが、必ずしもシコリがとれるとも断言できないとのことでした。
シコリをとれやすくするためには、どうしたらいいのでしょうか?
市販薬のダーマコートという塗り薬を購入しましたが、まだ使用していません。
顔面のマッサージをしたらいいのでしょうか?
少しでも早く娘を元の顔に戻してあげたいのです。宜しくお願い致します。

A4130 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
受傷後3カ月までは瘢痕は硬くなって「シコリ」として触れ、6カ月に向けて硬さが減り、それ以降も徐々に「シコリ」は軟らかくなるのが通常の経過です。

「シコリ」が軟らかくなり始めたら、1日に1~2回、親指と人差し指で挟むようにして「シコリ」をつぶし、揉みほぐすようにすると、多少なりとも「シコリがとれる」のが早くなります。
「シコリ」が硬いうちは痛いので、お父様が焦って早い時期に触ろうとすれば、娘さんは触らせてくれなくなります。

「形成外科」で定期的に瘢痕の経過を診てもらい、適時、ケア法を指導してもらうとよいでしょう。

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