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傷の悩み 無料相談

創傷治癒よくある質問

  1. 0_FAQ 創傷治癒 よくあるご相談
Q4151 相談者 ニックネーム:無記入 患者様(相談対象者) 年齢:無記入 性別:無記入

創感染がある場合どのような消毒剤含有の洗浄剤が良いですか?

A4151 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
イソジン、ヒビテングルコネートなどを希釈して創面を洗浄する方法がありますが、低濃度でも細胞への障害性はあります。そのため創感染があっても消毒剤含有の洗浄はすべきではありません。消毒するとすれば創周囲の皮膚のみが良いでしょう。
Q4152 相談者 ニックネーム:無記入 患者様(相談対象者) 年齢:無記入 性別:無記入

養護学校の保健室に勤務しています。校内でのケガがほとんどで、創傷面が著しく汚れているということはあまりありませんが、水道水で洗うことが難しい場合が多いので、最初に何で清潔にするか悩んでいます。消毒剤は使ったほうが良いのか?使うとすれば、どのような傷か?保健室に置く消毒剤としては、どんなものが良いか・・・・以上現場での悩みです。よろしくお願いいたします。

A4152 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
正直のところ、消毒液の使用に関しては、使う使わないを含め、あまり神経質に考えなくてもよいと思います。一つには現在使われている家庭用の消毒液は、昔ほど毒性が強いものではないのと、要は水で機械的に洗い流すのが、もっとも有効な手段であるということを軸にして、現場で可能な手段を選ばれればよいと思います。

消毒剤の使用は正直のところ、専門家の間でも多少意見の相違もあり、また最近見直された部分もあります。ここ数年、消毒剤の細胞毒としての障害面が強調されてきましたが、また最近は銀その他の抗菌剤の使用が見直されてきています。

結論から申しますと、通常のキズは水道水で洗浄すれば十分ですが、現在市販されている消毒剤は、昔ほど毒性の強いものはないので、あまり神経質に避ける必要はないと思います。
Q4153 相談者 ニックネーム:無記入 患者様(相談対象者) 年齢:無記入 性別:無記入

子どものときに血管腫の治療のため、放射線治療をしました。現在そのあとが白くカサカサになっています。放置しておくとガンになると言われましたが、ほんとうでしょうか。

A4153 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
ガンの治療に使われている放射線が、場合によってはガンの原因にもなるということはおかしなことですが、事実なのです。このため良性の病気に対して放射線治療はなるべくさし控えるようになってきました。たとえば血管腫とかいぼとかには、いまでは放射線療法は使われておりません。しかし、このことがはっきりしていなかった数十年前に、血管腫、あざなどにさかんに放射線が用いられました。そしていまごろになって、いわゆる放射線の後遺症があきらかになる場合があります。

後遺症といっても、ご質問になるような皮膚の萎縮がほとんどで、はっきりしたガンというのはめったにありません。皮膚が白くカサカサになって、細い血管が網目のようにあらわれてきます。これはガンではなくて、放射線皮膚炎と呼ばれるものです。皮膚全体が、放射線の影響で徐々に萎縮してきたものですから、なかなかもとに戻りませんし、またこれにきく薬もありません。この状態でとどまっていれば問題はないのですが、放射線の影響の常として、ごくわずかですが進行してゆく傾向があります。そしてちょっとした傷でもなおりにくかったり、また自然にくずれて潰瘍を形成したりします。ガンの治療に使われるような強い放射線ですと、しばしばそうなりますが、血管腫を治療する程度の弱い放射線ですと、めったに潰瘍までは進行してゆきません。それでも数十年の間には、やはり徐々に進行してガンになる場合もあるので、慢性化した放射線皮膚炎の場合は治療したほうがよいということになっています。

治療としては、その部分の皮膚をとり除いて、皮膚の移植を行ないます。子宮ガン、乳ガンの場合と違って、血管腫の場合には皮膚の表層しか放射線がかかっていませんから、皮膚移植は比較的容易です。ただ、顔は美容的な意味で、やはり専門家の判断や技術が必要になります。
Q4154 相談者 ニックネーム:無記入 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:無記入

8ヶ月の乳幼児ですが、耳に近い頬に傷を作りました。いつ何でやったのか見てなかったので不明ですが、血が止まった後によく見ると、えぐれたように凹んだ傷でした。傷跡を残さないためにハイドロコロイド素材のバンドエイドを貼ろうかと思って説明書を読んだら2歳以下には使用できない。また顔に使用できないとありました。乳幼児や顔の傷にはモイストヒーリングはできないのでしょうか?

A4154 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
幼児の皮膚は薄くて敏感なのと、あまり使用データがないので、使用せぬようとなっています。実際の処置は、形成外科で指導を受けてください。
Q4155 相談者 ニックネーム:無記入 患者様(相談対象者) 年齢:20代後半 性別:女性

やけどをして半年になりますが、傷がふさがらなくて困っています。

A4155 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
初めのやけどの深さと大きさにもよりますが、半年たって傷がふさがらないというのは、やけどが深くて結果的に植皮が必要だったといえます。初めに述べたように深い2度か、3度のやけどの場合には下から皮膚がはえてきません。周りから皮膚がはえないわけではないのですが、直径2~3センチ以上の傷になると、いくら待っても中心部まで皮膚が伸びてきてくれません。またいったん薄い皮膚がかぶさったようでも抵抗力が弱い皮膚なので、ちょっとこすれるとすぐに傷があいてしまいます。というわけで、普通1~2ヵ月でふさがらない場合には、植皮が必要です。それも、自分の皮膚でないとつきません。

さて手術のことになりますが、植皮した部分を安静に保つために、やはり1週間か10日の入院が必要になります。あまり外から見える場所に傷をふやすことは好ましくないので、なるべく下着で隠せる部分から薄い皮膚を取ります。普通デルマトームと呼ぶ機械で皮膚の半分くらいの厚さを、そぐようにして取ります。取ったあとは、浅い2度のやけどと似た状態です。上から軟膏ガーゼでおおい10日から2週間で自然に皮膚がはえるのを待ちます。一時的薄桃色になり、そのあと体質によってはケロイド状に盛り上がることもありますが、1~2年でだんだん平らになり、目立たなくなってゆきます。

植皮した部分は、包帯で圧迫して4~5日は動かさないようにしておきます。いったん皮膚がつけば、2週間か1ヵ月ぐらいで普通に使えるようになります。植皮した部分は、回りより色が黒ずんで見えたり、場所によってはちりめんのようにしわが寄ってくることもあります。つまり、植皮しても全く正常に戻るわけではなく、皮膚をとった部分にも、目立たなくても傷あとが残ってしまうわけです。

よく、植皮をしないで何年もかかって軟膏だけでやけどをなおした、という話を聞きます。植皮が万能でないなら、むしろこのほうがいいと考えられるかもしれません。しかし植皮が必要と判断されたときに軟膏療法で長びかせると、次のようないろいろな問題が生じます。

1 長い年月をかけてやっと傷口がとじても、その下に厚い瘢痕組織を生じて、ちょっとこすっただけですぐにくずれてしまいます。これを私どもは不安定な瘢痕と呼び、結局は皮膚の移植をするようになります。

2 回りの皮膚が引き寄せられて瘢痕のつれとともに、傷口がとじてゆく場合があります。屈曲のはげしい関節の部分によくこれが見られます。こうなると一応傷口はとじても、関節がひきつれてうまく伸びてくれません。子どものときの囲炉裏のやけどなどで、あごが胸にくっついてしまったり、ひじが曲がったまま伸びなかったりというのはこの例です。もちろん年月がたってから植皮してもかまわないわけですが、関節を長い間このような状態にしておくと、発育障害を起こしたり、関節がかたまったりしてもとに戻らなくなります。

3 1に述べた不安定な瘢痕を植皮しないで、潰瘍を繰り返した場合、その刺激のために10年、20年たつとガンが発生することがあります。幸いに、これはあまり多く見られることではありませんし、また10年、20年という長期間傷が放置されて、なおったりくずれたりを繰り返した場合に起こることです。完全にとじたやけどの傷あとから自然にガンが発生することはありません。
Q4156 相談者 ニックネーム:無記入 患者様(相談対象者) 年齢:47歳 性別:女性

ガンということで上顎摘出手術を受けました。ガンはなおったと言われましたが、ほおに大きな穴があいてしまって日常生活にさしつかえます。こういうのをなおす手術は可能でしょうか。

A4156 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
上顎ガンは、日本人にはそれほど珍しいガンではありません。これを完全になおすためには、ふつう上あごの骨と、場合によってはその上の皮膚をとり除きます。上あごを完全にはずすと目のソケットの床がなくなるので、しばしば眼球が下に落ち込んでしまいます。また皮膚をとり除くと、すぽっとほおに穴があいてしまいます。上あごとともに、歯ぐきも取ってしまう場合もあります。

したがって、ほおに穴があいているというだけでなく、物がかめなくなったり、飲み込みにくかったり、また息が漏れてうまく話せないという障害が起こります。眼球が下にずれてしまうと、物が二重に見え視力も落ちてきます。これらは、ガンの手術と同時に皮膚移植で再建をしておけば、ある程度予防できるので、私どもなるべく耳鼻科や口腔外科と協力して、初めから再建のプランを考えるように努力しています。

ガンはなおったが、このような醜形だけが残ったという場合には、改めていろいろな再建手術を試みます。まず、ほおの穴に対しては皮膚の移植を行ないます。簡単な植皮ではこの場合不十分ですので、以前は何回かに分けて胸の上の部分の皮膚を移動させました。最近では組織移植と血管をつなぐ手術を組み合わせることで、かなり手術の自由度が利くようになっています。ひたいの皮膚を犠牲にして再建する場合もあります。歯の欠損には義歯を入れることになりますが、ある程度反対側によい歯が残っていてくれないと、なかなかすわりのよい義歯をつくることはむずかしいようです。義歯といっしょに、上あごの骨の欠損部をうめるようなプロ-ゼをつくることもできます。眼球が下に落ち込んでいる場合は、なるべくソケットの下部に皮膚移植をしてプロテーゼでささえたり、また骨の移植を考えたりします。いずれにしても完成までに数回の入院で、半年くらいの期間は必要でしょう。
Q4157 相談者 ニックネーム:無記入 患者様(相談対象者) 年齢:40代前半 性別:男性

叔父が大やけどをしました。命を救うために皮膚を提供してほしいと親戚中がいわれたのですが、どうしたらよいのでしょうか。

A4157 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
何時も言うことですが、皮膚移植は本人の皮膚でないと生着しません。しかし、やけどの範囲が広いとき、一度に全部を本人の皮膚でおおうことは不可能になります。かといって傷をとじないでおくと、たいせつな体液がもれてしまったり、またそこから逆にバイ菌が入ったりします。したがって、とりあえず他人の皮膚で一時傷口をふさぎ、徐々に本人の皮膚におきかえるということが必要になってきます。他人の皮膚でも10日か2週間ぐらいはついています。これを「生物学的包帯」と呼んでいます。

血液を提供するのと違って、皮膚を提供すればやはり傷あとが残ります。また一人の人が安全に提供できる皮膚の量にも限度があります。

このような患者さんの場合には、他人の皮膚移植(同種多植)が繰り返し必要になってきます。そこでご質問のように、親戚を動員して皮膚を提供していただくようになるわけです。外国ではこの目的のために、血液銀行と同じ皮膚銀行、スキンバンクというものが設けられているところもあります。これはガンとか伝染病の病気以外、たとえば交通事故でなくなったかたの皮膚を提供していただき、輸血と同じく、冷蔵庫に摂氏4度で無菌的に保存しておくわけです。しかしからだの表面を傷つけることになるので、やはり遺族のかたがたの抵抗が大きいようです。

そこで最近は、人間の皮膚にもっとも性質の似ている豚の皮膚が、この目的のために利用されるようになりました。豚の皮膚を無菌的に薄くはいで、いろいろな方法で保存したものが製品化されています。ポーシンスキンと呼ばれていますが、やはり人間の皮膚ほどはうまくいかず、かえって感染や拒否反応などのマイナス面が多いという意見もあります。
 そのほかシリコンの膜を加工したものが、バイオブレーンという商品名で発売されています。しかしこれは長期間放置できるものでもなく、また皮膚の機能をはたすためでもないので、結局はガーゼと同じく、一時しのぎの包帯に過ぎません。

最近最も期待されるのは、培養皮膚です。
これには本人のものを培養する自家培養皮膚と他人のものを使う同種培養皮膚があります。
自家培養皮膚は生着しますが、同種培養皮膚は同種移植とおなじで、一時的なカバーに過ぎません。しかし、皮膚の提供者の不足を補うものとして、今後開発が期待されます。

命を救うためには、あらゆる努力が必要で、医師、看護婦ともに重症のやけどの患者さんをかかえると、何日も徹夜の治療をつづけます。しかもほかからの皮膚の提供が必要な場合には、そうとう重症と覚悟しなければなりません。それだけ回りのかたに犠牲をしいても、患者さんを救えるという保証がないのが、治療にあたる側のジレンマです。
Q4158 相談者 ニックネーム:無記入 患者様(相談対象者) 年齢:40歳 性別:女性

子宮ガンで放射線治療を受けました。後遺症と思われますが、半年前から腰の部分の皮膚がくずれてきて、ひどく痛みます。皮膚移植もむずかしいといわれたのですが、どうしたらよいのでしょうか。

A4158 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
子宮ガンの場合は四方向から放射線をかけますので、下腹部の両側と、背中では両方の腰の部分に起こります。

ここで放射線の後遺症について、説明を加えます。放射線をかけた場合に、その直後と、それから数年たって起こるものと2つのタイプの後遺症があります。直後のものはやけどに似て、一時的に赤くなり、ヒリヒリして、そのまま皮膚がくずれる場合もありますが、たいていはそうならずにおさまります。

もう1つのタイプはもっとめんどうで、十数年たってから徐々に変化が起こってきます。放射線の副作用が徐々にあらわれて、毛細管がつまったり、全部の細胞が萎縮して線維化されてきます。血液の循環が悪くなるので、その部分の皮膚は栄養不足になり、くずれていわゆる潰瘍をつくります。

ご質問の場合は、このような後期の放射線障害にあたります。これもガンの治療のためには、やむをえない副産物とされています。めんどうなことには、毛細管がつまって血液の循環が悪いので、皮膚の移植をしようと思ってもなかなかついてくれないことです。

また、血管が先にやられてしまうのに、神経は放射線に対して抵抗力があって、痛みだけは、人一倍敏感に感じるのです。

なおりが悪いうえに痛みだけは強いということで、当人にとっては非常な苦痛になります。しかもこの変化は表面だけではなく、ずっと奥まで及んでいるので、ほうっておくとだんだんと広く深く進行してゆきます。

しかし、なおせないわけではありません。昔の皮膚移植ではほとんど失敗しましたが、最近の新しい移植の方法を使えば、多少手間はかかりますが、完全になおすことも可能です。これを早い時期にすませておけば、回りからのよい血液をその部分に誘致することになるので、潰瘍が深部に進行するのを防ぐことにもなります。

この手術には、やはり数ヵ月の入院は必要でしょう。子宮ガンの治療だけでもたくさんなのに、手術はもうこりごりだと思われるかもしれませんが、早ければ早いほど治療しやすいし、入院も少なくてすみますから、あまり引き延ばさないほうが得策だと思います。
Q4159 相談者 ニックネーム:無記入 患者様(相談対象者) 年齢:30代後半 性別:女性

幼いころ顔にやけどをしました。いままではあまり気にしていなかったのですが、なおるものなら、やはり手術を受けてみたいと思います。傷の大きさは、ひたいとくちびるがそれぞれ1.5センチ四方、ほおが5センチ四方ぐらいです。

A4159 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
なかなかむずかしい問題です。診察してみないとわからない要素の一つは、傷の大きさ以外に、傷がどんな状態かということです。たとえば、へこんでいるか出っぱっているか、また赤いか茶色いか、また白く色が抜けているかといったようなことです。ここで推量してみますと次のような傷あとではないでしょうか。多少回りよりへこんでいて、いくぶん茶色がかっている。そしてお化粧してものりが悪いし、またそこだけでこぼこになってしまう。そういう状態の傷として場所と大きさによって治療法を分けて考えてみたいと思います。

1 ひたいの傷ならば、その程度だとおそらく切りとって縫い寄せることになると思います。ただ、あとに3~4センチくらいの長さの細い手術のあとが残ります。なるべくひたいのしわに平行な、つまり横方向の傷になるように手術すれば、多少長い傷でも目立たなくなります。

2 くちびるはそうはゆきません。これだけの大きさのものを切りとって寄せてしまうと、ゆがんでしまいます。そこで2つの方法が考えられます。1つはサンドペーパー法です。このために作られた特別の機械で、傷あととその回りにサンドペーパーをかけて平らにします。このいちばんの目的は傷あとの周辺部をならして、なんとなくぼかしてしまうわけです。もっと目立つ傷あとでしたら、皮膚の移植も試みられてよいでしょう。

3 ほおの傷は広範囲なので最も治療にてこずります。なにかやるとすれば、おそらく皮膚移植しかないでしょう。首とか胸のあたりからの皮膚を持ってくるとかなり回りとのカラーマッチもよくなります。しかし首や胸の部分に、そうとうな傷が残ることになります。おなかとか腰のように隠せる部分の皮膚が使えるといいのですが、どういうわけか回りとひどく違った色になってしまいます。そのへんのプラス、マイナスをよく検討したうえで手術の適否をきめるようにしています。
Q4160 相談者 ニックネーム:男性 患者様(相談対象者) 年齢:30代前半 性別:無記入

子どものころやけどで、頭にこぶし大のはげがあります。知人から形成外科に行ってみるようにすすめられたのですが、なおるものでしょうか。

A4160 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
昔、男の子が全部坊主頭のころはどんな小さなはげでも隠しようがなく、当人にとってはたいへんな重荷でした。このごろのように長髪が普通で、はげを隠すのに苦労はなさそうな時代でも、やはりはげというのは忌みきらわれるようです。はげの原因はいろいろありますが、やはりやけどによるものがいちばん多いのです。治療は、その大きさと場所によって3つか4つの治療法を選んで、また組み合わせて行ないます。いずれにしても、いったん失われた毛根を再生させるということは、いまの技術ではできません。したがって、現在残っている毛根をどこまでうまく利用するか、ということになります。

1 1~2センチ程度の小さなはげは、切りとって縫い寄せます。細い傷あとが残りその部分だけは毛がはえなくなるのはやむをえません。3~4センチ幅の広いはげで、一度に取りきれない場合にはこの操作を数度繰り返して行ないます。縫い寄せて、回りの皮膚が伸びてくるのを待って、半年くらいたってから次の手術を繰り返すわけです。この方法で、そうとう大きなはげでも小さくすることができます。ご質問の場合はこの方法があてはまると思います。tissue expander(組織拡張器)というものを使って、より広いはげを治療する方法もあります。治療が長期間にわたるのが難点です。

2 頭の1/3くらいのはげだと、縫い寄せが不可能になります。もしはえぎわのあたりにあって隠しにくいときは、頭頂部か後頭部あたりの毛をはえぎわへ移して、ごまかしやすいようにします。ただこの場合には、前にあったはげがうしろに移動するだけです。初めから頭頂部や後頭部のように、比較的隠しやすい場所にあれば、多少縫い縮めてみて、あとは前のほうの毛をうしろへねかしつけてごまかします。そこだけの部分かつらというのもありますが、装着中にはがれたりして必ずしも心理的に安心できないようです。

3 単一植毛といって、一本ずつの毛根を植える方法もあります。もちろん本人の毛を使います。この方法ではあまり密に植えることは出来ません。最近では、この方法は若はげの治療にも用いられるようになりました。

4 全体の半分以上の場合には、初めから手術はあきらめて、かつらをすすめるようにしています。この場合も、はえぎわにだけは毛を持ってきて、ごまかしやすいようにすることもあります

子どもさんの場合には手術の時期が問題になりますが、特にはっきりしたきめはありません。いちばん本人が悩むのは、10才から15才くらいの時期ですので、その前になおしていたほうが、心理的にはよいでしょう。まだ定説ではありませんが、手術のしやすさ(頭の皮膚の伸びぐあい)も幼稚園から小学校低学年くらいのときのほうがやりやすいようです。若はげについては、また美容外科になるので、別のホームページを参考にしてください

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