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傷の悩み 無料相談
創傷治癒よくある質問
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- Q4191 相談者 ニックネーム:しょういち 患者様(相談対象者) 年齢:10代後半 性別:男性
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僕は、半年ほど前から唇の皮剥けに悩んでいます。
原因は熱いものを飲んだ時に少し皮が剥け、それが気になって周りの皮まで少しづつ剥いてしまったからだと思います。
僕はフルートを専門にやっていて音楽の大学に通っているのに、皮剥けが治らず、フルートが吹けないので休学していて、フルートも長い間吹いていません。
いまは皮膚科に通って、常にプロペトで乾燥しないように保護しています。
でも皮膚が再生されている感覚がなく、ツルツルした状態です。まだ薄く皮も剥けます。
このままプロペトを塗り続けてちゃんと皮膚が出来るでしょうか? プロペトは塗りはじめて3週間目です。
逆に乾かした方がいいとも聞きます。どうしたら皮膚がもとに戻るかわかりません。
- A4191 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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唇も肌と同じように、古くなった細胞は垢として表面から落屑します。
通常は顔を洗った時や食事などで擦れて落ちてしまうため意識されることはありませんが、
ご相談の様に「少し皮が剥け、それが気になって周りの皮まで少しずつ剥いてしまった」際などに新陳代謝が更新し「まだ薄く皮も剥け」る状態になることがあります。
軽いヤケドをしたのと同じ状況なので、「ツルツルした状態です」が、決して「皮膚が再生されて」いないわけではありません。
プロペトは唇の保湿の役目で、唇表面の保護には有効ですし、乾かすと「皮が剥け」る症状が更にひどくなる可能性もあります。
唇とマウスピースの微妙な触感が管楽器の音色に顕れるのかもしれませんが、音楽を専門になさっているのですからこそ、現在の状態を気にし過ぎることなくフルートをお吹きになっては如何でしょう。
- Q4192 相談者 ニックネーム:rei 患者様(相談対象者) 年齢:10代後半 性別:男性
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ケロイド肥厚性瘢痕の事でご相談します。
3年前ぐらい前からニキビが酷くなり、両顎から首にケロイド肥厚性瘢痕が出来多数の病院などに相談し、塗り薬貼り薬を試しましたが、ニキビも増えてきました。
思春期で、顔なので手術を希望なのですが、今住んでいる所では専門医師が居ないため悩んでいます。
- A4192 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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「ケロイド 肥厚性瘢痕が出来」というのは、「病院などに相談」して診断されたのでしょうか。
ケロイドと肥厚性瘢痕は同じものではありませんし、ケロイドならば不用意な手術で症状が悪化することがありますし、肥厚性瘢痕ならば時期が来れば赤みが退き、盛り上がりも小さくなります。
まだ10歳代後半で「ニキビも増えて」もおかしくない年齢なのですから、まずは「ニキビが酷く」ならない様に治療をすることが大切です。
ニキビ治療は近年変わってきているので、外用薬、内服薬およびホームケアを、まずは複数の皮膚科や美容皮膚科で相談して下さい。
ケロイドあるいは肥厚性瘢痕の治療は長期間に亘ることが多いので、治療を開始する前に、どんな治療法があって、どの程度の効果が期待できるのかなどを患者さん自身が十分に理解して、信頼する担当医のもとで治療なさってください。
- Q4193 相談者 ニックネーム:A 患者様(相談対象者) 年齢:無記入 性別:男性
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頬に事故後の傷跡があります。長さは6?程です。引きつれもなく、傷方向は皺からもそれほどずれてないようです。
セカンドオピニオンでいろんな形成外科に行っているのですが、病院によって手術法が違うので迷ってます。
ある医師はそのまま切り取ると言い、ある別の病院の医師は収縮するのでジグザグに切り取ると言います。みなさん形成外科認定医の資格を取得されてます。
直線の傷にするより、ジグザグにする方がやはり凸凹段差などが残りにくいのでしょうか?
また長い傷にはジグザグは有効なのでしょうか?
- A4193 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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残念ながら、今のところ瘢痕を完全に無くすことは出来ません。様々な治療法を組み合わせて瘢痕をより目立たなくするための検討をするのですが、担当する医師によって治療方針が異なることも少なくありません。
診察していないので、ご相談の瘢痕の治療にどのような方針が良いか具体的にお答えすることは出来ませんが、瘢痕形成術後を「直線の傷」にせず「ジグザグにする」のは、柔らかい膨らみのある「頬」で、手術瘢痕が一本の皺として目立つのを防ぐ目的が大きいのではないでしょうか。
一本の線状にしたとしても長さが「6cm程」ならば、「収縮する」のを防ぐという意味合いは小さいように考えます。
また術後の瘢痕を「ジグザグにする」場合も、元の瘢痕を「ジグザグに切り取る」こともありますが、瘢痕を直線状に切除して正常な組織の損失を極力少なくするのが一般的な手法です。
複数の医療施設で治療法を提案して貰って検討するのは大変良いことと考えますが、それぞれの治療法の利点と不利益を十分にご理解なさらずに複数の治療法を並列して比べると、誰でも「迷って」しまいます。
「セカンドオピニオン」を上手に利用するには、ご自身が信頼できるとお感じになった担当医の提案する治療方針を持って他の機関を訪れ、その治療方針をどう評価するか、その治療を支持する理由あるいは支持しない理由を説明して貰い、元の担当医とその意見を再検討すると良いでしょう。
- Q4194 相談者 ニックネーム:hatoko 患者様(相談対象者) 年齢:20代後半 性別:女性
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高校1年生ころから眉間に大きなニキビができやすく、つぶす→かさぶたになる→治るを繰り返していました。つぶさずに放置したこともありましたが、何週間たっても全然治る傾向がなかったので、つぶしていたのですが、いつも跡形もなく治っていました。
2年くらい前から、そのニキビができていたところが、ニキビとは違うような、コリコリした傷跡になって残ってしまいました。つぶしても、そのコリコリは取り除けません。これは肥厚性瘢痕というものでしょうか?しばらくいじらず放置していると、赤くなって、水ぶくれのような状態になっています。水ぶくれの状態が気になって、つぶそうとすると、その傷跡の部分だけ、簡単にきれいに皮がむけて、下の肉が見える状態です。痛みやかゆみなどは全然ありません。水ぶくれ部分を取り除いてもその下にコリコリとしたものがあって、盛り上がっている状態です。場所が場所なだけに気になって仕方ありません。放っておいたらそのうち治るものなのでしょうか。
- A4194 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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物を核とした炎症性の肉芽腫が出来ているのかもしれません。
「放っておいたらそのうち治るもの」ではなさそうですから、形成外科か皮膚科を受診して下さい。
- Q4195 相談者 ニックネーム:もも 患者様(相談対象者) 年齢:40代前半 性別:女性
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大人で水痘にかかり、今瘡蓋が取れている段階です。顔の眉頭上に一センチ弱の陥没ができました。まだ瘡蓋が取れたばかりで大きかった事もありまだ内部が完全に乾いていない感じです。
洗顔時に石鹸がかからないようにしているつもりですが、痕を少しでも残らなくするための正しい扱い方(洗顔後の手入れ、消毒液をつけるべきか等)を教えて頂けますでしょうか。他にもまだ瘡蓋が残っていますので宜しくお願いします。
- A4195 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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全ての水疱が痂疲化している(瘡蓋になっている)ならば感染力は無いはずですから、「眉頭上」の「まだ内部が完全に乾いていない」「一センチ弱の陥没」も含めて、通常通り洗って湿潤療法も可能です。
無理に痂疲を剥がすと陥没した瘢痕になる可能性があるので、擦らない様に気を付けてください。
診察をせずに具体的な治療法をアドバイスすることは出来ないので、ご自身で確たる自信がなければ、皮膚科あるいは形成外科を受診して「痕を少しでも残らなくするための正しい扱い方」を指導して貰って下さい。
- Q4196 相談者 ニックネーム:ねこ 患者様(相談対象者) 年齢:30代前半 性別:女性
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小学生の時、ハサミで下唇の中央下側を切ってしまいました。病院には行かず止血しただけだったのですが、その部分だけが少しだけ盛り上がり硬く白くなっています。唇のしわがそこだけ無いような感じです。口紅を塗っても目立ちます。
人と話すときの視線が気になります。
- A4196 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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診察をしていないので断言はできませんが、局所麻酔の手術で目立たない状態に形成することが可能と考えます。
「手術してその部分だけを切り取って周りの唇を寄せて目立たなくする」方法だけでなく、口腔側から粘膜を切除する方法、粘膜下の瘢痕だけを削る方法など、「目立たなくする」為に症状に合わせて手術法を計画する必要があります。
形成外科を受診して相談して下さい。
- Q4197 相談者 ニックネーム:もとを 患者様(相談対象者) 年齢:20代後半 性別:男性
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コンクリートで転んでできた下アゴ突端の擦り傷で、表皮?真皮?がえぐれて肉が見えています。クイックパッドで湿潤療法と思い貼っていますが、滲出液が多くあふれてきてしまいます。こまめに張り替えるか、ワセリン等で覆ってしまうのがよいのでしょうか。ドレッシング材は使用したことがないのですが、ドラッグストアなどで入手できますか?
- A4197 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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浸出液で創周囲の健常皮膚がカブレてしまうことがあるので、「浸出液が多くあふれてきてしま」う状態ならば「クイックパッド」を「こまめに貼り替え」てください。
可能ならば一度、形成外科など創傷治癒の専門医を受診して、自宅での湿潤療法の適応になるかどうかを診断して貰ってください。
どんなに優れた治療法や新しい治療材料でも、適応を間違うと、期待した結果が得られないばかりか治癒の阻害になることもあるのですから、迷った時はまず専門医を受診して具体的に指導して貰うのが得策です。
- Q4198 相談者 ニックネーム:ペコ 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:女性
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2歳になったばかりの娘がいるのですが、先月イスから落ちた拍子に、テーブルの角で左目のななめ上を切ってしまい、傷口が深いと思ったので慌てて救急病院につれて行き処置をしてもらいました。(傷の長さは7~8ミリぐらいです。)針で縫うのかと思いましたが、先生は縫合はせず、傷口を指で寄せながらダーマボンドという接着剤でくっつけてくれました。
今、1ヶ月が経ちますが、傷口はまだ赤みが残っており、今後もこのまま赤く残ってしまうのではと思うと、不安で仕方ありません。この赤みは、徐々に自然な肌色に戻っていくのでしょうか。それとも、今後もずっとこんな状態で残ってしまうのでしょうか。
ダーマボンドというものがどのようなものなのかよく分からないため、質問させていただきました。
- A4198 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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「ダーマボンド」は表皮の切創を伸びない薄い膜で覆い閉鎖する接着剤で、創周囲の肌の緊張により開いて皮下組織が露出してしまうような創には使えません。
受傷部が「左目のななめ上」ならば、「傷口を指で寄せ」るだけでほぼ一本の線の様に創を閉鎖できたはずですから、創の開きを防ぎ湿潤環境で治癒させる目的で「縫合はせず」「ダーマボンドという接着剤でくっつけてくれた」処置は正しい判断だったと考えます。
まだ受傷後「1ヵ月」しか経っていないのですから「傷口はまだ赤みが残って」いる時期で、一般的に「今後も」受傷から3ヶ月までは赤みが続き瘢痕がやや硬くなる傾向があり
ますが、それ以降は徐々に赤みが減り柔らかくなっていくので心配はありません。
ご心配ならば、処置をしてくださった病院でも他の医療機関でも構わないので、形成外科を定期的に受診して瘢痕の経過を診て貰うとよいでしょう。
- Q4199 相談者 ニックネーム:mana 患者様(相談対象者) 年齢:30代前半 性別:女性
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幼い頃の水疱瘡の凹んだ跡が眉間にあります。直径5mm程度で深さ1.5mm程度のものが3つです。
レーザー治療などで盛り上がった系の傷跡の治療法は目にしますが、凹んだ傷跡の治療は行われているのでしょうか。私の場合、少しでも目立たなくする方法はどんなものが考えられますか?
- A4199 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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「凹んだ傷跡」を「少しでも目立たなくする」には、凹みの辺縁をなだらかにする、凹みに何らかの物質を注入する、凹みの部分の皮下組織を増殖させ再構築する、凹み部分を切り取って一本の線状に縫い合わせるなどの治療法が「考えられます」。
具体的には、ピーリングやアブレージョン、フィラー注入、PRP注射やフラクショナルレーザー、瘢痕形成術などの治療法を組み合わせます。
診察をしたうえで、それぞれの瘢痕に合わせ治療法の組み合わせを検討することになるので、
具体的な治療は形成外科や美容外科を受診してご相談ください。
- Q4200 相談者 ニックネーム:ひつじ 患者様(相談対象者) 年齢:30代後半 性別:女性
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32才の時に脳の血管腫のため、頭の開頭手術をしました。最初は傷口も順調だったのですが感染していることが判明し、その後、再手術を半年後に行い(ちなみに再手術は2回で1セットだったため同じ箇所を計3回手術したことになります)手術は無事成功しました。
でもその時の傷跡が<まるでヘアバンドのように長さは18センチぐらい幅は1.5センチぐらいでしょうか>当たり前かもしれませんが4年以上経った今もくっきりと残っています。
普段は髪型と粉上のヘアスプレーみたいなもので何とかごまかしていますが、ずっとこのままでいくのかと最近、うんざりしてきました。
ヘアスプレーみたいなものは割と高価ですし風に吹かれる度、ビクビクしてしまいます。
それに髪を洗って乾かす度、美容院に行って説明する度、ヘアバンド上の傷を見ると絶望的な気持ちになります。
・・先生に質問なのですがインターネットを見ているとこのような傷を根本的(?)に改善するには植毛する方法と皮膚を縫い合わせて傷口を小さくする方法と大きく分けて2つの方法があるように感じられました。
私のような術後傷跡にはどちらの方がリスクが少ないでしょうか?改善が見込めるでしょうか?
- A4200 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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メール内容から推察すると、瘢痕切除、縫縮手術が第一選択の様です。
ただし、傷跡が全く無くなるわけではありませんし、一部幅広い瘢痕になる可能性があります。
幅広い瘢痕を防ぐためあるいは縫合線に沿って髪が分かれてしまうのを防ぐため、皮弁法を併用する場合もありますし、残った瘢痕に自毛植毛をしてもよいでしょう。
まずは形成外科を受診して相談して下さい。
医療機関の受診は、具体的に治療するために受診する場合と、どんな治療法があるのかどの治療を選べばよいのか説明を訊くために受診する場合があるのですから、悩んだらまず受診してみることです。
治療法の決定には、頭皮の硬さや髪の向きも重要なファクターですから、担当医任せにするのではなく、ご自身でよく理解して、担当医と共にじっくりと検討して下さい。
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