Warning: Undefined variable $parent_name in /home/woundhealing/www/wp20230330/wp-content/themes/whc2023/header.php on line 25
0_FAQ 創傷治癒 よくあるご相談 - - FAQ 創傷治癒 よくあるご相談|創傷治癒センター

傷の悩み 無料相談

創傷治癒よくある質問

  1. 0_FAQ 創傷治癒 よくあるご相談
Q4211 相談者 ニックネーム:かつさん 患者様(相談対象者) 年齢:60代後半 性別:男性

20才の時、事故により脛の複雑骨折により、皮膚移植と肉移植をしました。
最近その肉移植をした部分に5ミリ四方、深さ2ミリの傷を負ったのですが、半年経った現在も傷が塞がりません。
以前に、傷を負ったら塞がらない可能性があると言われた事があります。
化膿はしていませんが、病院に行くべきでしょうか?

A4211 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
移植した組織は移植直後は血流が悪くとも、血管の新生や拡張により長い期間を経て血行は改善されます。
「傷を負ったら塞がらない可能性がある」という言葉は、手術後暫くは血流が十分でないのでケガをしない様に注意して下さいという意味であったと考えます。

既に移植後40年以上経過しているので、移植組織の血流と健常部の血流にどの程度違いがあるかは判りません。健常組織であっても、下腿の外傷の治癒には時間がかかるものです。
下腿の外傷が「化膿はして」いないにもかかわらず上皮化が遷延している原因は、診察をしなければ判別できません。
「半年経った現在も傷が塞が」らないとすれば、糖尿病や静脈炎、静脈瘤などの基礎疾患がある可能性や移植組織に異物(縫合糸など)が存在する場合もあります。
直ちに形成外科を受診して下さい。
Q4212 相談者 ニックネーム:しねま 患者様(相談対象者) 年齢:50代前半 性別:女性

今年はじめに犬にかまれ、左ほほをけがしたときにご相談したものです。
受傷後、2ヶ月半ぐらいからフランクショナルレーザーを6週間に一回ぐらいのペースで受けています。これまでに6回受けました。
白状痕の部分は赤みがとれて、今は残りの幅5ミリ、長さ1.5センチのがまだ、赤くなったり、紫茶色だったりといったところです。
しかし、正直、レーザーの効果はあまり実感できず、むしろ周辺の皮膚にこまかいしわができたようなので、他の先生からの情報もあって、6月終わりのレーザー治療後は少しお休みしてます。
そのため、周辺の黒ずみもうすれてきたところですが、逆に傷はよいよ形を成してきて、凹凸というか溝状に1.5センチにあり、化粧をしてもカバーできず、あきらかに縦長の傷あとがわかる状態です。これからの治療ですが・・・
1主治医は「赤みがとれたら平らにする」とおっしゃってましたが、つまり多少皮膚を削るのだと思いますが、その場合の傷跡(少し照かるような)は化粧でカバーできるのでしょうか?
2ヒアルロン酸の注射その他、少しでもへこみを持ち上げていく方法はありますでしょうか?
3また、傷がかなり治ってからでもフラクショナルレーザーをする意味はありますか?

A4212 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
フラクショナルレーザーは表皮および真皮浅層に極小の穴を開けて、その治癒過程で真皮の線維芽細胞の増殖を促し、いわゆる瘢痕の凹みを治す治療です。
「赤み」や「黒ずみ」の治療を目的としたレーザーではありませんが、時間の経過と共に「白状痕の部分は赤みがとれて」、「周辺の黒ずみもうすれてきた」のでしょう。
また真皮および表皮の細胞が新しいものに置き換わるため、一時的に表皮の大きな皺が目立たなくなり、「むしろ周辺の皮膚にこまかいしわができたよう」に見えたのかもしれません。
「主治医」の「赤みがとれたら平らにする」という言葉が、「多少皮膚を削る」ということを言っているのかどうかが判らないうえ、ケミカルピーリングなのかアブレージョンなのかなど治療法によってもその後の経過が違うため、ご質問に具体的にお答えすることができません。

またご相談のように「ヒアルロン酸の注射」で凹みは改善されますが、凹みの辺縁(エッジ)はなだらかにならない事も少なくないうえ、肌の質感が違うため目立たなくはならないかもしれません。
フラクショナルレーザーは、瘢痕が落ち着いてから適応を検討していただいても構いません。
診察をしなければ最適な治療法のアドバイスが出来ないので、まずは「主治医」にご質問なさっていただくのが良いでしょうし、複数の形成外科を受診してセカンドオピニオンをお求めになることをお勧めします。
Q4213 相談者 ニックネーム:usagi 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:無記入

2歳3カ月になる男の子の顔の傷で相談があります。現在海外在住です。
7月末にソファーから転落し、たまたま置いてあったおもちゃのピアノの角で眼の下2cmほどの場所をザックリと切ってしまいました。
すぐに夜間の救急外来につれていき、そこで粘着性の強いシールのようなものを貼って頂きました。当時私は子供の怪我のショックでパニックになっていて、流れ作業的な処置の中で医師が早口の英語で話していたことをほとんど聞き取れていなかったため、次の日に念のため日系の医療機関にかかりました。
そこで、お医者様が診察のためそのシールをはがしてしまい、その時にカサブタも取れ、傷口が広がってしまいました。
その後は1カ月、シールを張ったままで過ごし、1週間ほど前にそのシールを剥がしましたが、やはりお医者様に傷口を広げられた状態のまま傷がふさがっていました。

現在、傷の状態は横5~6?、縦2?(30度60度90度の直角三角形の様な形の傷跡です)ほどの大きさで、赤みがまだはっきり残っており、凹みがあります。
一番気になっているのは、傷口を触った時にはっきりと皮下にしこりがあるのを感じ、表情が動くたび(笑ったり、泣いたりする時)にその傷口がグッと凹むことです(えくぼのような感じです)。

先週こちらの形成外科の専門医を受診し、今後のケアについて説明を受けました。1日2回朝晩ビタミンEオイルで傷口でマッサージし、シリコンジェル(ケロコート)を塗布。6か月続けるとのことでした。
この先生にしこりについても質問しましたが、あまり適切な回答が得られませんでした(それは様子見、というような感じで)。なので自分で調べたところ、こちらの回答例に我が家と似たような事例が掲載されておりましたので、参考にさせて頂きました。

しこりをつぶして周りの組織となじませるような感じでマッサージする、とありましたので、早速実践してみました。すると、当たり前ですが強く傷口を押すことになるので薄くなりかけていた傷口の赤みが更にひどくなり、心配になってきてしまいました。このまましこりもとれずに、赤みまで益々ひどくなってそのまま固定してしまったらどうしよう…と本当にこのやり方で良いのか悩んでいます。

海外なので、他に相談できる場所も無く、こちらは診察の手続きも煩雑で中々迅速に物事が進みません。2歳の可愛い盛りにこんな怪我をさせてしまったこともあり、本当に落ち込んでおります。
現在の方法を続けることで良いのでしょうか?どうかご回答頂けたらと思います。

A4213 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
一般的に、受傷後3ヶ月までは「赤み」が強く、硬く「しこり」になります。続いて6ヶ月までに「赤み」が引くと同時に軟らかくなりますが、その後も身体が暖まる度に赤みは強く出るでしょうし、「しこり」も全く無くなるわけではありません。
特に処置をしなくとも長い経過のうちに「赤み」も「しこり」も徐々に改善されますが、「直角三角形の様な形の」「凹み」は多少残るかもしれません。
どうしても気になるならば、3ヶ月以上経過してから、「しこりをつぶして周りの組織となじませるような感じでマッサージする」と良いでしょう。

以下は、多少きびしいアドバイスになります。
「海外なので、他に相談できる場所も無く」「心配になってきて」しまうのは、致し方ないのですが、必要以上に無用な不安を抱かないために、治療や処置の内容を知るだけでなく、
外傷や瘢痕の経過と治療や処置の意味を理解して下さい。

受傷の「次の日に」「シールをはがしてしまい、その時にカサブタも取れ、傷口が広
がって」しまったように見えたのは、恐らく創面と創面がピタリと合っていなかったために隙間に「カサブタ」ができていたのだろうと考えられます。
外傷による皮膚の欠損部を瘢痕という組織が埋めて創傷が治癒するので、この時期の瘢痕は血管の新生と血管の拡張のため赤みが強く出来ますし、そこを押せば赤みは一時的に強くなり直ぐに赤みは消失します。

既にご経験なさったように、しこりを押しつぶせば多少なりとも痛みがあるので、2歳のお子さんに毎日その処置をするのは困難です。
何もしなくとも赤みは時間の経過と共に軽快し、しこりも徐々に軟らかくなるものなので、
ほとんどの医師が、今は何もせずに経過をみていた方が良い時期と判断するでしょう。

「1日2回朝晩ビタミンEオイルで傷口でマッサージし、シリコンジェル(ケロコート)を塗布」するのは、何もしないで待つよりは何かしていた方が精神的には楽でしょうから、瘢痕の経過を阻害しない処置を「6ヶ月続け」て頂くだけのものです。
「2歳の可愛い盛り」のお子さんのことですから、お母様が一生懸命になるのも当然のこととは思いますが、「転倒し、たまたま置いてあったおもちゃのピアノの角で」「ザックリと切ってしま」ったのであり、決して「怪我をさせてしまった」訳ではないのですから、親とはいえ責任を感じ過ぎて「本当に落ち込」むまでは必要ありません。
どなたかお知り合いの男性の顔にある、小さな傷跡を想像してみてください。
思い出せないか、思い出せたとしてもご相談者にとってそれ程気にはならない程度ではないでしょうか。
顔の瘢痕は、特に何もせずに経過を待っても、成長と共にある程度までは目立たなくなるのです。
「海外」とはいえ「形成外科の専門医を受診し、今後のケアについて説明を受け」たとのことですから、今は主治医の指示に従って、定期的に瘢痕の経過を診て貰い、適時、指導を貰うと良いでしょう。
Q4214 相談者 ニックネーム:無記入 患者様(相談対象者) 年齢:20代前半 性別:男性

口周りを縫ってテープ固定から3ヶ月経ちました。
テープを張っていると傷跡のまわりの皮膚のたるみ具合が観察できないということでこれからはテープをはがしてくださいと言われました。
でも広がってケロイドのようになってしまわないか不安です。続けなくていいのでしょうか?

A4214 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
診察をしていないので具体的なアドバイスは出来ません。
一般的には、受傷後3~6カ月経過していれば「テープ固定」は必要無くなります。
外傷の治療を専門になさっている医師かどうかで「柔らかい」という言葉も評価がかわるので、お掛かりの「お医者さん」の専門をお尋ねになってみても良いでしょう。
「不安」があるならば、他の形成外科も受診して、セカンドオピニオンをお求めになることをお勧めします。
Q4215 相談者 ニックネーム:たま 患者様(相談対象者) 年齢:30代後半 性別:女性

10歳の娘が7歳の時に、猫に左頬を引っ掻かれ、長い傷ができました。下4cm位は幅2mm位の凹み傷になっています(上のほうは極細い凹み傷です)。傷を負ってすぐ皮膚科を受診した際(心配で2院受診)は、傷は、残らないと言われたのですが、細長い凹みの傷になってしまいました。1年半後ごろ、形成外科を受診しましたところ、「気になる様なら、切って修正手術です。傷を負った時にすぐ来て縫っておけば良かった・・」と言われました。
顔にメスを入れるのは怖いので、出来ましたら最新のレーザー治療で平にできないかと思っております。
子供は、まだ小さいですが、大人になった時、お化粧をしても、凹み傷なためかえって目立ってしまいそうで、目立たなくできるようであれば治療したいと思っております。

A4215 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
頬など平らな部分に出来た、長い、直線に近い瘢痕は、比較的目立つものです。
瘢痕を切除して縫合し直すか、Z形成術などの皮弁形成術が良いかもしれません。
フラクセルレーザーやケミカルピーリング、アブレージョン、ヒアルロン酸注射、多血小板血漿療法などの適応も検討して下さい。
Q4216 相談者 ニックネーム:ももち 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:男性

2歳の子供のことで相談いたします。2ヶ月ほど前に、椅子から落ち、窓枠の金属の部分でおでこを打ちました。左眉の1.5センチほど上が横方向・少し斜めに2センチほどパックリと切れてしまいました。すぐに総合病院の小児外科に行き、病院では、「傷は少し深く、骨膜のところまでいっている」と言われ、消毒後1針縫ってもらい、5日後に抜糸をしました。
現在、傷跡はまだ少し赤みがある状態ですが、2ミリ幅で傷跡がへこんでいて、おでこなので、表情が変わるたびに傷跡がさらに目立ち、どうしても気になります。
3週間ほど前に、個人のクリニック(形成外科)を受診しましたが、顔の傷は結構目立たなくなるから、このまま様子を見たほうがいいと言われ、紫外線予防にと3Mの茶色のテープをもらい、現在も毎日貼っています。
1週間ほど前には、近くの皮膚科にも行きましたが、「最初の治療ですべて決まるから今更どうしようもない。男の子だから修正手術も必要ないのでは?」と言われ、さらに落ち込んでいます。
今後、傷跡のへこみが目立たなくなる可能性は、まだあるのでしょうか?また、修正手術をする場合、時期としてはいつ頃がいいのでしょうか?
本人は、まだよく分かっていないので、毎日テープを貼るのを嫌がります。
私の不注意で怪我をさせてしまい、その傷を見るたびに悲しくなり、自分を責める日々が続いています。物心がつくまでに、どうにか少しでも傷が目立たなくなればと思っています。

A4216 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
外傷後の瘢痕は、目立たなくなるまでの経過途中で瘢痕が幅広くなったり、赤みが出たり、盛り上がったり、再度盛り上がりが小さくなったり、引き攣れを起こしたりします。
「個人のクリニック(形成外科)」の担当医の言う通り「顔の傷は結構目立たなくなる」ものなので、受傷後「2カ月ほど」ならば「紫外線予防」だけで「様子を見たほうがいい」時期です。

「3Mの茶色のテープ」は毎日貼り替える必要はないので、周辺から剥がれてきて汚らしく見えてきたら、お風呂に入った際に良く濡らして肌を傷めない様に剥がして、翌朝まで肌を休めたうえで再度貼付するとよいでしょう。どうしても「毎日テープを貼るのを嫌が」るならば、受傷後2ヶ月を経過しているのですから、テープを中止して日焼け止めクリームなどに変えていただいても構いません。

瘢痕は受傷後6ヶ月までに目立たなくなり、「傷跡のへこみ」が完全になくなることは無くとも、それ以降も徐々に目立たなくなります。
成長したお子さんご本人が瘢痕を気にするようならば、いずれ局所麻酔の手術で瘢痕の修正も可能なので、今は焦らずに経過をみてください。

以降は、治療とは直接の関係のない私見なので、お読みいただいてもそうでなくても構いません。
2歳のお子さんの顔の傷ということですから、親が心配するというのも十分に理解できます。
しかし、2歳前後の男児が全くケガをせずに育つということは、ほとんど考えられませんので、子供のケガのたびに「自分を責める日々が続いて」などと言っていては親の身がもち
ません。
ケガをしちゃったものはしょうがないと考えて、形成外科、皮膚科の先生の言うとおり受傷後2ヶ月の時期に出来ることは紫外線予防程度なのですから、焦らずに経過をみても良いでしょう。
形成外科で言われた通り「顔の傷は結構目立たなく」なります。
皮膚科の先生の言葉も「今更どうしようもない」のではなく、今は積極的に何かをする時期ではないので特に何もせず経過をみておきましょうということではないでしょうか。

繰り返しますが、小児期のケガの跡が全くないまま成人する人なんていないと思います。
むしろ、自身の傷跡を気にすることで、他人の心の痛みを感じ取れるように育ってくれると前向きに考えては如何でしょう。
また「物心がつくまでに」と言っても、2歳というのは既に、一度でも痛い事をされてしまえば白衣が怖いという認識を持つ年齢で、その後の治療に差しさわりがあります。
そのうえ、2歳~8歳くらいまでの間に瘢痕形成術をして傷跡を『より目立たなく』したとしても、物心がついた頃にもまだ『より目立たない傷跡』が残っているわけですから、元の傷跡を覚えていない本人が成長後に『より目立たない傷跡』を気にしてしまうならば、『元の傷跡よりも目立たなくなったのだから受け入れよう』という理屈は成り立ちません。

傷跡の瘢痕形成術を検討するとしても、ご本人が気にするようになってからでも遅くはないので、今は形成外科で定期的に経過を診ていただければ良いでしょう。
Q4217 相談者 ニックネーム:ももち 患者様(相談対象者) 年齢:30代前半 性別:女性

脂肪吸引の傷跡相談です。10年ほど前に太ももとお尻の脂肪吸引をしました、その時に両お尻の真ん中にカニューレの摩擦で出来た凸と色素沈着が出来ました。直径5ミリ~くらいでした。
ずっと気になっていたので、2010年の10月に美容外科で診てもらったとこケナコルト注射で凸も色素沈着も治ると言われやりました。が、むしろ傷が凹んだままになり1センチほどに色素沈着が広がりました。先生に相談しにいったところ、凹んだのは時間が経てば戻ると言ってましたが1年経っても凹んだままです。
切開も考えましたが、お尻で動きが激しい部位なので今度は縫い跡目立つのも嫌なので、何かいい方法は無いでしょうか?

A4217 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「ケナコルト注射」で脂肪が萎縮して、「凹んだまま」になったのであれば、「凹んだのは時間が経」ってもほとんどの場合平らに「戻る」ことはありません。
「色素沈着が」あると影に見えてよけい「凹んだまま」が強調されるので、まずはハイドロキノンなどの美白剤をお使いになってみてはどうでしょう。
「色素沈着」には、ケミカルピーリングやレーザーの併用も有効かもしれません。
「色素沈着」が改善されても「凹んだまま」が気になるなら、ヒアルロン酸などの注入、脂肪移植、細胞成長因子の注射などを検討して下さい。

具体的に治療方針を提案・決定するには診察が必要なので、形成外科を受診して相談すると良いでしょう。
Q4218 相談者 ニックネーム:無記入 患者様(相談対象者) 年齢:20代前半 性別:男性

つい10日程前に転倒により顔の頬にすり傷(少し血が出る程)が出来てしまい、湿潤療法を家で試しました。病院には行っておらず家で綺麗に水洗いしラップを貼るのを続けました。
今は皮もはりほぼ治ったのですか光の加減で少し膨らんでいます。(傷が出来始めた所からなだらかに軽めの段差?というのか)
痛みも無く感染とかではありません。後ろから光を当てるとやはり傷ができた部分に軽く膨らみがあります。
肥厚性瘢痕のような膨らみやテカテカしたりとはまた違うのです。今は圧迫を続けているんですが、平になってくるんでしょうか?

A4218 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
いわゆる「湿潤療法」は優れた治療法のひとつですが、湿潤療法で治療した方が良い外傷かどうかの判断には専門的な知識が必要になることがあります。
「顔の頬」の「すり傷(少し血が出る程)」が「10日程」で治っているならば、治療法の選択として「湿潤療法」は間違いでは無かったようですが、瘢痕が目立たない様に治癒させるためには、上皮化まででなく、上皮化後も、適時、経過に合わせた対処が必要です。

おそらくしばらく経過を待っていただければ「平らになってくる」でしょうが、診察をしなければ具体的なアドバイスができません。
シリコンシートやステロイド剤が有効な場合もあるので、形成外科を受診して相談して下さい。
Q4219 相談者 ニックネーム:N子 患者様(相談対象者) 年齢:40代前半 性別:女性

先日、テレビで培養皮膚の話題を放送していましたが、傷跡を治すためにその方法を使うことができるのでしょうか。
10年前ほどに、エキスパンダー手術を受けてあざをとり、縫い合わせる手術をしました。
場所が首から肩にかけての日常的によく動く場所だったので、はじめは縫い目が細かったのですが、次第に広がり、今では幅2センチ、長さ10センチぐらいの傷跡が残っています。ケロイド状になったり、盛り上がったりしていない傷跡です。
医学の進歩があればそのうちに何か治る方法がでてくるのでは?と思っていましたが、1度できた傷をきれいにするのは難しいだろうという思いで過ごしていました。
しかし、先ほどの「培養皮膚」のことを知り、この方法を一般の人が受けられる状況にあるのか、また受けられるとしたら、傷跡治療に有効なのか知りたいのでお願いします。

A4219 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
自家培養表皮は重症熱傷の治療材料として保険適応ですが、その他の疾患については、自費診療として「一般の人が受けられる状況」になっています。
また培養自家組織を移植して「傷跡治療」をする際も、培養表皮、培養真皮、それらを組み合わせた複合型培養皮膚を使用するなどの判断、あるいは自身の血液から細胞増殖を促す因子を作って併用するなど、治療法の決定には高度な判断が必要です。

「ケロイド状になったり、盛り上がったりしていない」「幅2センチ、長さ10センチぐらいの傷跡」ならば、瘢痕切除のうえ縫縮した方が良い場合もあります。

具体的なアドバイスには診察が必要なので、まずは形成外科を受診して相談して下さい。
Q4220 相談者 ニックネーム:sasa 患者様(相談対象者) 年齢:30代前半 性別:女性

6、7年程前に、親族から脇のにおいが気になるからと言われワキガの施術をプレゼントされ、他の治療法を試す事もせず軽い気持ちで施術を受けてしまいました。
施術の前に執刀する方から傷跡は殆ど目立たないとの説明を受けたのですが、みみずばれやひきつりが残り、色も黒ずんでおり、かなり気持ちが悪く目立ちます。術後約1年後に施術を受けた所で相談したところ、傷跡は2、3年で目立たなくなると言われビタミン剤などを勧められ3万円で購入しましたが、6年以上たった今でも全く変わらず、傷跡が目立ちます。
恥ずかしくて人前にさらす事もできず、施術を受けた事を今でも後悔しています。傷跡をなくす方法はないでしょうか?どうぞ宜しくお願い致します。

A4220 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「みみずばれやひきつり」の修正には瘢痕切除・瘢痕形成術が必要かもしれません。
「色も黒ずんで」いるのは、ハイドロキノンなどのいわゆる美白剤や低出力レーザーを試してみるとよいでしょう。また赤みを伴って「黒ずんで」いるならば、ロングパルスYAGレーザーなどが有効です。
瘢痕や色素沈着の治療は様々な治療法を組み合わせて検討する必要があるので、まずは複数の形成外科を受診して、アドバイスを聴いてみてください。
様々な提案を理解して、ご自身で納得したうえで治療法を選択してください。

時間の経過を待つだけでも今後も多少ずつ改善がみられる可能性はありますが、「6年以上たった今でも」「恥ずかしくて人前にさらす事もできず、施術を受けた事を今でも後悔して」いるならば、積極的に治療に取り組むことをお勧めします。

Warning: Undefined variable $the_query in /home/woundhealing/www/wp20230330/wp-content/themes/whc2023/category.php on line 177

Warning: Attempt to read property "max_num_pages" on null in /home/woundhealing/www/wp20230330/wp-content/themes/whc2023/category.php on line 177

一覧に戻る

  • 創傷ケア褥瘡の知識
  • 創傷ケア褥瘡の知識
  • 創傷ケア褥瘡の知識
  • 創傷ケア褥瘡の知識
  • 創傷ケア
  • 褥瘡の知識
  • 創傷ケア
  • 褥瘡の知識

side

ページトップに戻る

ページトップに戻る