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傷の悩み 無料相談
創傷治癒よくある質問
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- Q4221 相談者 ニックネーム:nana 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:男性
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1歳3ヶ月の息子が額をくの字に2センチ切りました。休日でしたので総合病院に行き、傷が深いとのことで3針縫いました。抜糸までの間、毎日ザルコニン液で消毒とゲンタシン軟膏をつけました。
額ですし、傷が残らないようになんとかならないものかと思い、縫った直後同病院の形成外科も受診しましたが、男の子だから傷の一つや二つとあまり相談にのってもらえず、抜糸後は3Mのマイクロポアテープを貼っておいてください、剥がれたらつけ直してと一ヶ月後に再度受診してくださいと言われました。
親として怪我をさせてしまい、なんとか傷が残らないようにできないか、今必要なことがあるのではないかと思い、インターネットでも色々調べましたが答えが出ず、日頃通っている皮膚科に行ってみました。
そして皮膚科の先生からは怪我をしてから2週間が大切で、保湿が必要だったと言われ、今からでも軟プロスタンディン軟膏0.003%とビーソフテンクリーム0.3%の混合軟膏で保湿してみましょうと軟膏を処方してくれました。
また、3Mのマイクロポアテープはまっすぐなメスで切った傷に対しては効果があるが、くの字に切った傷には効果がなく、赤ちゃんの皮膚に対しては強すぎると言われました。
息子も傷が治ってきて痒いのか、すぐに額の絆創膏を剥がそうとします。
マイクロポアはかなり粘着力があるので、剥がす際に額の皮が向けて赤くなってしまいます。
今はまだ怪我から1ヶ月たっていないのですが、今後どちらの先生を信じ、どのように処置したら良いのか、とても悩んでいます。
半年から1年は陽にあてないように注意してくださいと言われました。
- A4221 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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「3Mのマイクロポアテープ」は、瘢痕が幅広になる方向に外力がかからない様に周囲の皮膚を寄せ、瘢痕が盛り上がるのを防ぎ、紫外線を遮るために、一般的に、最も肥厚性瘢痕がおきやすい受傷後6ヵ月まで貼っておくものです。
お風呂に入った際もわざわざ剥がす必要はないので、多少見た目が悪くても、一度貼ったら汚くなって周囲から剥がれてくるまで貼りっぱなしにしておいてください。
「マイクロポアはかなり粘着力があるので」、糊が溶けてベタっとくっついてしまえばテープの存在すら忘れてしまうものです。
「剥がす際に」「赤くなって」しまううえ、「1歳3ヶ月」の「息子」さんが「額の絆創膏を剥がそうと」するならば、多少なりとも痒みや違和感があると考えられますが、おそらく「傷が治ってきて痒いの」ではなく、貼ったり剥がしたりを繰り返したため角質が薄くなっているための症状でしょうから、「3Mのマイクロポアテープ」は遮光目的の意味合いが最も大きいと割り切って、一度テープの使用を中止して、紫外線予防のクリームや化粧品にしたほうが良いでしょう。
既に瘢痕になっている状態なので、「皮膚科の先生」がお勧めになった「プロスタンディン軟膏0.003%とビーソフテンクリーム0.3%の混合軟膏」は、創の湿潤治療のためでなく、乾燥と外的刺激から瘢痕を守り保湿しておくための対策と考えられます。
瘢痕の一般的な経過と治療の意味を十分に理解してからでなければ、「インターネット」で「色々調べ」ても、右往左往するだけです。
結論から言えば、「形成外科」の担当医の、「抜糸後は3Mのマイクロポアテープを貼っておいてください、剥がれたらつけ直して」という言葉が最も正しいアドバイスということになります。(決して、剥がしてつけ直してではありません)。
「一ヶ月後に再度受診してください」という言葉は、1ヵ月後でなければ受診してはいけないといことではなく、瘢痕の状態によってケアの詳細は異なったりするものだから、少なくとも1ヵ月後には必ず見せてくださいという意味なので、「男の子だから傷の一つや二つ」という言葉も「あまり相談にのってもらえ」なかったのではなく、外傷後の瘢痕は全く無くなることはないが、特別なケアをしなくとも、時間の経過と共にほとんど目立たなくなることも少なくないのだから焦らないようにという内容だったと考えられます。
医師の言葉は何気なく聞こえる一言も、しっかり根拠に基づいたアドバイスであることも少なくありません。
今後も不安を持たずに治療するため、治療法や対処法を指示してもらうときは、何をすれば良いかだけでなく、何のためにいつまでそれを継続するのか、どんな問題が起こり得るのか、何か問題があったらどう対処すべきかまで確認するようにしてください。
また「今後どちらの先生を信じ、どのように処置したら良いのか、とても悩ん」だならば、
遠慮することなく、アドバイスをしてくれた医師に不安な気持ちを伝え、そのアドバイスの真の意味を再度説明して貰いましょう。
アドバイスの根拠がはっきりすれば、アドバイスを正しく理解することが可能になり、不安は軽減するものです。
- Q4222 相談者 ニックネーム:でこ 患者様(相談対象者) 年齢:50代前半 性別:女性
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腕に火傷をして50年経っていて今は瘢痕になっていると病院で言われました。
今までにぬりくすりや腕のやけどによる引きつれの手術、酷いところは手術で皮膚を除去してきました。
火傷の跡(瘢痕)を治療したいのですが皮膚再生医療とかで治せるのでしょうか?
年々暑くなって着て真夏でも長袖を着るのも限界になりできたら他の目立たないようにする治療法はありますか?
- A4222 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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「火傷の跡(瘢痕)」は、今のところどんな「治療」でも、全く瘢痕の無い元の肌に戻ることはありません。
ただし、「皮膚再生医療」も含め、医療技術は年々進歩しているのも事実です。
直ぐに治療するのでなくとも、新しい情報を得るために、大学病院をはじめ複数の医療機関を受診して、治療計画を検討して貰ってください。
- Q4223 相談者 ニックネーム:松吉 患者様(相談対象者) 年齢:40代後半 性別:男性
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「左側側頭部(もみ上げ部分)にあるハゲの治療について」
現在47歳男性です。33歳頃頻繁に吹出物(痛みを伴い中に膿が出来てしまう程度のもの)ができてしまう時期がありました。その一つとして、左もみあげ部分に同様の吹出物ができ、その吹出物の膿が出た後、傷口の完全治癒後、その部分を中心に直径約1cmの脱毛が発生しました。経年と供に体調も安定し、現在ではその様な症状はでませんが、その脱毛してしまった部分だけは未だに発毛せず、直径約2cm程度に広がっております。髪の毛で隠す事が出来ているので日常生活には支障がある訳ではありませんが、以下の内容につきご相談させて下さい。
1.受診外来は何科になるのでしょうか。
2.この傷口を隠す方法はどの様な方法があるのでしょうか。保険治療を第一義に考えております。
- A4223 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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「吹出物の膿が出た後、傷口の完全治癒後、その部分を中心に直径約1cmの脱毛が発生」した症状からは、可能性は低いですが、瘢痕性脱毛が考えられます。
一方、「経年と供に体調も安定し、現在ではその様な症状はでませんが」「直径約2cm程度に広がって」いる症状は、円形脱毛症を疑わせます。
それ以外にも、皮下腫瘍や皮膚疾患で抜け毛が起きることがあります。
皮膚科を受診して、相談してください。
まずは円形脱毛症として、ステロイド薬の局所注射や感作療法を試みては如何でしょう。
治療の効果が無い場合や、瘢痕性脱毛で発毛が期待できないならば、禿髪部位を切除して縫縮する手術、皮弁手術、自毛植毛術などの外科的な方法も検討してください。
- Q4224 相談者 ニックネーム:かおり 患者様(相談対象者) 年齢:30代前半 性別:女性
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友人のことで質問です。半年前に帝王切開して、溶ける糸で縫ったそうです。
ところが、3ミリほど皮膚の上に残っていて、どうしたらいいか分からないとのことです。
特に炎症とかはなさそうです。教えていただけたらありがたいです。
- A4224 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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むやみに引っ張ると炎症を起こすこともあるので、「帝王切開」をなさった産科か近所の皮膚科などにおかかりになって下さい。
直ぐに抜糸してくれるか、皮下深くに埋まっていて抜糸が困難でも皮膚上の糸を切ってもらえます。
- Q4225 相談者 ニックネーム:ホンダ 患者様(相談対象者) 年齢:20代前半 性別:男性
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7ヶ月前に美容整形外科で頬下の脂肪吸引の手術をしました。法令線を消したいと思い手術を受けましたが、脂肪を取ったのにも関わらず手術前より少しふっくらし、下膨れのような感覚でたまに引つたりします。自分の手で触ってもわかるぐらい少し盛り上がっています。
しかし、手術した美容外科は全く相手にもしてもらえず示談金だけもらい、そのお金で別の美容外科に行き、自分の頬下の中に瘢痕がある事が分かりました。が、そこでは手術が難しいと言われて紹介状だけを書いてもらいました。
そして、色々と病院を転々としています。
正直、自分でもどうしていいか分からず悩んでいる日々であります。
- A4225 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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まずは「ふっくらし、下膨れのような感覚」の内部を、超音波検査やCT検査で調べましょう。
「頬下の中に瘢痕」とありますが、皮下血腫が吸収されず線維化したものかもしれません。
- Q4226 相談者 ニックネーム:まみりん 患者様(相談対象者) 年齢:20代前半 性別:女性
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16歳くらいの時に、リストカットをしてしまって左腕の裏表に合計50本くらいの白色傷痕があります。レーザー治療をしましたが、ほとんど変わりませんでした。
どうしても、傷痕をけしたいのですが何か方法はありませんか?
熱湯をかけて火傷させるというのをネットでみたんですが、傷痕って火傷が治ってきたら、また浮き出てきませんか?
- A4226 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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「熱湯をかけて火傷させる」というのは、「リストカット」の「傷痕」の上に一生残る熱傷瘢痕を作るということですから、通常ならば、解決策として検討に値するものではありません。
また「白色傷跡」には、ロングパルスYAGレーザーなどの治療は有効とはいえません。
残念ながら瘢痕を無かったことにすることは出来ないのですが、目立つ瘢痕を切除して再縫合したり、直線の瘢痕をジグザグに縫合し直したりなどの治療だけでも、「リストカット」の「傷痕」には見えなくなったりするものです。
複数の形成外科を受診して治療法を提案して貰い、ご自身で信頼出来るとお感じになった担当医の下で再度全ての治療法を検討し直し、十分に納得をしてから治療をしてください。
- Q4227 相談者 ニックネーム:LULU 患者様(相談対象者) 年齢:その他 性別:女性
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去年の1月にふくらはぎに湯たんぽで低温やけどをしました。直径3センチぐらい。
すぐに近くの病院(皮膚科)に行き、治療をしてもらってました。イソジンとユーパスタをガーゼに塗り毎日取り換えに言ってました。
ですが治るのに4か月ほどかかりしかも跡がくっきり残ってしまい、それから足を出すことができません。
大学病院の形成外科行ったところ、植皮か、縫合?3回くらいに分けてやるか、と言われています。
ネットでティッシュエキスパンダーという方法も見つけたのですが、どうなんでしょうか。どれがふくらはぎには適していますか? また手術をする場合、病院はきちんと選びたいのですが、選びかたとか見分け方とかはありますか?
- A4227 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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「治るのに4か月ほど」かかったならば、色素沈着あるいは肥厚性瘢痕は必発です。
瘢痕の詳細が判らないのですが、「ふくらはぎ」の「直径3センチぐらい」の熱傷瘢痕ならば、一般的に、植皮より、瘢痕の分割切除術か皮弁術が適しているかもしれません。
ただし10歳代後半は最も「ふくらはぎ」に張りがある年代なので、皮膚の緊張が強ければ、瘢痕切除再縫合では再度、肥厚性瘢痕が出来てしまうこともあり得ます。
複数の形成外科で治療法を提案してもらい、それぞれの治療のメリット、デメリットを充分に理解して治療法を選択してください。
担当医が日本形成外科学会専門医の資格を有するかも施設選びのヒントになるかもしれませんので、ホームページ等で確認してから受診するとよいでしょう。
- Q4228 相談者 ニックネーム:おっちょこちょい 患者様(相談対象者) 年齢:60代後半 性別:女性
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道路の縁石につまづいて膝、顔の唇を打撲しました。
脳、胸のCTは異常ありませんでした。膝のMRIもとり、骨折もありませんでしたが床に膝をつけると電気がはしるように痛いのです。
歯に異常はありませんでしたが、鼻の下、口びるのしたをすりむき左側半分は紫色になり右側は大きくはれました。
左側は良くなってきましたが、右側は腫れがまだありさわると固まりがわかり、唇の内側に小さな小豆位のかたまりもあります。押さえると痛いです。
唇の腫れはこのままにしておいても治るのでしょうか?
また、医者にかかるとすればどの医院に行けばよいか教えていただけますでしょうか。
- A4228 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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膝の痛みは関節の動きにともなう機能的なものではないので、おそらく皮下出血によるものか、「床に膝を」つけた時に瘢痕がつぶされるための痛みでしょうから、徐々に改善します。
また「右側」の「唇の腫れ」、「固まり」、「唇の内側」の「小さな小豆大のかたまり」は皮下血腫か瘢痕で、「このままにしておいても治る」と考えられます。
特に記載がないということは唇の動きには問題がなく、口をしっかり閉じることができるのでしょうから、顔面神経の損傷もありません。
直ぐにすべき治療は無いかもしれませんが、顔の外傷ですから、一度、形成外科を受診なさることをお勧めします。
- Q4229 相談者 ニックネーム:niro 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:女性
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2歳10ケ月の娘が数ヶ月前、顔を虫に刺され、そのまま様子を見ていましたが赤みが残り傷痕の様になってしまい、皮膚科で傷跡に良いという軟膏を貰い塗りましたが、その後凹んだような痕になってしまいました。
最近も右頬が真っ赤になり皮膚科でじんましんと診断されました。その時にグリメサゾンとアズノール軟膏を出されました。
数日間薬を塗りましたが、どうしても子供が痕をいじるため傷パワーパッドを貼ってしまいました。
数日後、剥がして確認した所凹んだ様な痕が数箇所残ってしまい、この痕が残ってしまうのか良くなるのか、処置が誤っていたのか、今後の処置などを教えていただければと思います。
- A4229 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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申し訳ありませんが「凹んだ様な痕」という表現だけでは、具体的な症状の把握ができません。
「キズパワーパッド」は治癒した皮膚に貼っても効能はありませんが、「子供が痕をいじる」のを防ぐだけの意味はあったのではないでしょうか。
「凹んだ様な痕」は、カサブタができていたところに「キズパワーパッド」を貼ったために
一時的にカサブタの跡が残った可能性もありますが、おそらく真皮層まで損傷したための瘢痕で、特に「処置が誤っていた」ので起きたわけではないでしょう。
専門医に診ていただき判断をして頂くのがよいでしょうから、なるべく早い時期に形成外科を受診してください。
- Q4230 相談者 ニックネーム:あやさん 患者様(相談対象者) 年齢:30代後半 性別:男性
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歯科で下側の歯茎、前歯のすぐ下を切開しました。
ケロイド状ではなくへこんで細い線になっています。この傷は直す事は可能でしょうか?
- A4230 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
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口腔内の手術創は通常2週間~1ヶ月程度で瘢痕は目立たなくなりますし、瘢痕が軟らかくなれば「へこんで」いる状態も気にならなくなるでしょう。
「歯科で」「切開」したならば粘膜を切除していることもないでしょうから、引きつれなどの症状も無くなるはずです。
どうしても気になるならば、お掛かりになっている歯科か口腔外科か形成外科で相談をして、瘢痕形成術の適応を検討して貰って下さい。
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