Warning: Undefined variable $parent_name in /home/woundhealing/www/wp20230330/wp-content/themes/whc2023/header.php on line 25
0_FAQ 創傷治癒 よくあるご相談 - - FAQ 創傷治癒 よくあるご相談|創傷治癒センター

傷の悩み 無料相談

創傷治癒よくある質問

  1. 0_FAQ 創傷治癒 よくあるご相談
Q4251 相談者 ニックネーム:無記入 患者様(相談対象者) 年齢:20代前半 性別:男性

形成外科医は何をしても許されるのでしょうか?
確かに命に係わるような治療はしないですが、顔を酷く傷つけられたら生きていく希望が持てなくなります。
どんな治療経過でも「時間がたてば改善する」と言いいますが、その間数年間治るか分からない傷を見ながらストレスに耐えて生活していけというのですか。
これは形成外科医の失敗したときの常套文句なのですか?

A4251 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
顔の手術にかかわらず全ての治療は、患者さんにとって身体的、精神的、時間的、金銭的に負担がかかるものであることを、全ての医師が認識しなくてはいけません。
「命に係わるような治療」でなくとも、先天異常と後天性組織欠損の再建および機能回復の治療を専門としてより良く社会生活を送るために必要な治療に係わる形成外科医は、治療結果を毎日目の当たりにする患者さんやご家族の気持ちを考えて、より細かく気を配って治療を計画し、手術を施行すべきでしょう。

さて、手術をした場合、どんなに素晴らしい技術をもってしても瘢痕を無くすことは出来ません。
一般的に傷跡が無くなったという状態でも、目立たなくなるまでに少なくとも6ヶ月~2年以上の時間を要し、その上でも極めて目立たない瘢痕だけは存在するわけです。
それでも形成外科医はスカーレスヒーリング(瘢痕の無い治癒)を目指して、日々瘢痕やケロイドの研究をし、技術の研鑽を積んでいるのです。

術後の瘢痕でお悩みならば、複数の形成外科を受診して、幾つかの治療計画を立てて貰っては如何でしょう。
また瘢痕が改善するわけではありませんが、リハビリメイクで傷跡を見えなくすることで、笑顔で生活が遅れている方も大勢おられます。
より良い解決策が見つかるようお祈りいたします。
Q4252 相談者 ニックネーム:ガブリエラ 患者様(相談対象者) 年齢:10代前半 性別:女性

両手を化学実験時の爆発(塩素酸カリウムと赤リン)で火傷を負ったため、病院にて植皮手術を受けました。
手術から半年たち、植皮をしていない箇所の皮膚の痛み、繰り返す切り傷、突っ張り、関節が伸びないことから、追加手術が必要と言われました。
手術は夏休みまでの回復の経過をみて、内容等を決めるそうです。
現在は、切り傷には「紫うん膏」を、他の部分にはヒルドイドソフト軟膏を塗り、ラップをして保護しております。
先生方は親身になってくださいますが、外科手術以外の方法を希望したいと考え、セカンドオピニオン外来を考えております。ひと月前には「注射による治療」の可能性もおっしゃっていました。

A4252 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
手の熱傷後瘢痕は、見た目だけでなく、つまむ、握るなどの手指の機能障害の改善までを考えて治療方針を決定する必要があります。
「皮膚の痛み、繰り返す切り傷、突っ張り」などだけでなく「関節が伸びない」状態ならば、植皮手術は必要でしょう。

肥厚性瘢痕と瘢痕拘縮を放置すると、手指の機能面の不便だけでなく、乾燥しがちな部位のため、長い年月を経てもあかぎれの様に皮膚が割れる症状を繰り返すことにもなるでしょうし、瘢痕拘縮が高度になると関節の脱臼が起きることすらあります。

見た目と機能の改善のためには広い範囲をまとめて全層植皮するとよいでしょうが、採皮する部位にも傷跡が残るわけですから、植皮面積を小さくするため関節部だけの植皮に留めておく場合もあります。

十分に納得して治療を受けるためにセカンドオピニオンを求める姿勢も大切ですが、まずは担当医に何のためにどんな治療が必要なのか、他の選択肢はないのかなど患者さんご自身とご家族の不安を伝え、疑問点を質しては如何でしょう。

ステロイドテープやステロイド注射、軟膏療法などで瘢痕が軟らかくなるようなら、拘縮の程度にもよりますが、リハビリを中心にして、手術は必ずしも必要ではなくなるかもしれません。

「回復の経過を」しっかりと観て、担当医とよく話し合って治療方針を決定して下さい。
Q4253 相談者 ニックネーム:無記入 患者様(相談対象者) 年齢:その他 性別:無記入

腕にあったタトゥーを除去したら、おおきなケロイドになりました。

A4253 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
表皮を超えて真皮まで傷付いた場合に、瘢痕が残ります。
TATTOOは真皮層に色素を残しているので、TATTOOの除去をした場合、切除であろうと剥削であろうとレーザーであろうと多少なりとも必ず瘢痕が残ります。
Q4254 相談者 ニックネーム:りんご 患者様(相談対象者) 年齢:30代後半 性別:女性

23年12月に地元の皮膚科にて炭酸ガスレーザーで鼻と口の中間あたりにあった、2ミリほどのほくろをとってもらいました。縦8ミリ、横5ミリほどのキズです。
治療後一カ月間は一日二回の消毒と、ゲンタシン軟膏を塗り、患部を乾かすことのないように、と絆創膏を貼った生活をしていました。

その後だんだんと患部に赤みが出てきて、盛り上がりも目立つようになってしまいました。
同じ皮膚科に行くと、キンダべート軟膏をしばらく続けましょう、と言われしばらく塗り続けていたのですが、何だかとても不安に思い24年2月に違う皮膚科に行ってみました。
そこでは肥厚性瘢痕の疑いがあるので、ここでできる治療は、飲み薬のリザベンカプセル100?を続けること、就寝時にドレニゾンテープを貼ること。そのほかは形成外科を紹介するので、そこで切除手術など。だけど手術したら、また肥厚性瘢痕になる可能性もある、とのこと。あとは自然治癒しかない、と言われました。

私はリザベンカプセルとドレニゾンテープの治療を選択して、今に至るのですが、急性膀胱炎のような副作用が出てしまい、リザベンを休薬することになりました。
今は就寝時にドレニゾンテープのみ貼って寝ていますが、このテープもステロイドなので長期間貼り続けるのも怖いですし(もちろん患部の形に切って、患部のみに貼ってはいるのですが…)、なんといってもほくろが嫌でとったのに、さらにほくろよりも目立つ大きな瘢痕が口元にできてしまったなんて、本当に苦痛でたまりません。以前より人の視線が気になってしまうようになりました。
瘢痕もつるつるして赤みが強く、他よりも盛り上がってるので、お化粧をしてもすぐに段差が目立ったり、化粧が崩れてしまい、隠したくても隠せないのが本当につらいです。

患部は大きくなることもなく、小さくなることもなく…という状態なのですが、12月からまだ3か月も経っていないので早いうちに大きな病院に行って相談したほうがいいのだろうか、それとも地元の皮膚科で様子を見るべきなのか…これからどのようにしたらいいのか、とても困惑しております。

A4254 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「炭酸ガスレーザーで」「2ミリほどのほくろをとって」、「つるつるして赤みが強く、他よりも盛り上がっ」た「縦8ミリ、横5ミリほどのキズ」になっているならば、ケロイドか肥厚性瘢痕でしょう。
不安を抱えたまま「地元の皮膚科で様子を見る」よりも、積極的な治療をするかしないかは別として、「早いうちに」専門医に「相談したほうがいい」と考えます。
「大きな病院」である必要はありませんので、複数の形成外科や皮膚科を受診して、納得いくまで説明を求めてください。

厳しい言葉になりますが、ご相談の中で、「ドレニゾンテープ」について「患部の形に切って、患部のみに貼って」いるにもかかわらず「ステロイドなので長期間貼り続けるのも怖いですし」というようなやや見当違いとも言える様なご心配をなさっているくらいですから、
まずはご自身の状態を把握して、それぞれの治療法の利点・欠点を理解して治療法を検討する必要があります。

ご自身が信頼する担当医と一緒に今後の治療方針を決めて、焦ることなく治療して下さい。
Q4255 相談者 ニックネーム:ぴろろ 患者様(相談対象者) 年齢:40代後半 性別:男性

2月8日に指を機械で8分くらい切断し、当日創傷処理し経過観察、壊疽が見られたため、2月15日に断端形成術をしました。抜糸を2月28日におえましたが、手術後からずっと、腫れがひきません。抜糸後包帯をはずしたら、腫れが増え、痛みも増えました。異常はないのでしょうか?
また、シップとかで、冷やすのは良くないでしょうか?表面は、膿など見えません。腫れはいつくらいまで、続くものなのでしょうか?
通常の経過がよく分かりませんので、アドバイスお願いします。

A4255 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「断端形成術」後の経過が順当でも、多少の「腫れ」や「痛み」は起こります。
血液の流れやリンパ液の流れが滞っているため、「手術後からずっと、脹れが」退かないのかもしれません。
その場合は包帯やサポーターで断端の形を整えた方が「腫れ」も「痛みも」軽減するはずですし、治癒後も指を使いやすいはずです。

現在の状態が、「通常の経過」なのか、骨壊死や異物反応が起きているのか、あるいは他の原因があるのか、診察をしなければ判断が出来ません。

まずは主治医に現在の状態を説明して貰い、疑問点を質問して答えて貰ういましょう。

それでもご心配ならば、他の医療機関の手の外科専門医や形成外科専門医にセカンドオピニオンを求めることもご検討ください。
Q4256 相談者 ニックネーム:Fuego 患者様(相談対象者) 年齢:50代前半 性別:男性

3日前にランニング中にふくらはぎを肉離れして、整形外科でII度と診断され、2週間の湿布とサポータ固定を指示されました。ようやく歩けるようになってきたところで、今頃は肉芽組織がそろって、これから1・2週間さかんにコラーゲンが組織化していくのだろうと考えています。そこで質問ですが、再受傷しにくい瘢痕組織にするために今何をするのが適切かご意見をいただけないでしょうか?
具体的には、RICEと湿布はいつ(あるいはどんな目安で)とるべきか。コラーゲン組織の向きをそろえるためにストレッチに効果はあるか。あるとすれば、どんなストレッチをどんなタイミングで行うべきか。サポータ固定は、コラーゲン組織化に影響があるか、あるとすればいつごろまで固定しておくべきか。これら以上に再受傷しにくい瘢痕組織にするために考慮するべきことがあるか(栄養など)。

以上教えていただきたく、よろしくお願いいたします。

A4256 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
為すべきは「再受傷しにくい瘢痕組織にする」ことでななく、なるべく瘢痕組織を少なくするために急性期はRICEが重要です。

診察をしていないので具体的なアドバイスは出来ないのですが、一般的に、担当医の指示通り「2週間の湿布とサポータ固定」をしておくのが最善でしょう。

固定、安静が長く続くと受傷部が拘縮を起こすこともありますが、外傷の程度や症状によって回復は違うので、温めたりマッサージを開始する時期は担当医の指示に従って下さい。
Q4257 相談者 ニックネーム:ちかこ 患者様(相談対象者) 年齢:10代後半 性別:男性

高校3年生の息子のことでの相談です。
昨年12月30日にバイト先のお餅屋さんで機械に指をはさまれ、救急車で運ばれた病院にて「右示指熱圧挫損傷」「右母子、中指熱傷」と診断されました。「時間経過をみて1月1日に手術をします」と言われ、「右 示指熱圧挫挫滅」により、「右 デブリドマン 鼡径皮弁」の手術を受けました。(鼡径皮弁は右示指の根元から全部です。)

術後、屈曲により血流が悪くなる問題も生じましたが、高圧酸素90分を1週間続けることにより血流はよくなり、1回目の切離しの手術を1月25日に、2回目の切離しの手術を2月8日に受けました。
手術後、「熱傷により腱がダメになっており、皮弁していた右示指の第一関節がグラグラしていた為、入れたくはありませんでしたが細い金属を入れ固定しました。3ヶ月位経過したら、再度手術してもっとしっかりした金属に入れ替えます。」との説明を受けました。
翌々日には「もう病院では特にすることがないので、2月13日~15日の間に退院し、外来で通院して下さい」と言われました。

切り離しの手術を受けてから示指はどんどん腫れ、縫った指先の糸もめり込んでる状態だったので、この状態での退院はすごく心だった私は、そのことについて何度も質問しましたが、「大丈夫」との返事で、「次は2月21日に外来で受診」の指示を受け、まだ指先の腫れも出血も止まらない、金属も少し見えている状態で2月16日に退院しました。

20日の朝、指先が少し裂けた状態だったので、心配になりお昼頃に病院へ行き、診ていただきましたが、指先を何度か押してみて「大丈夫、指先の白くなった部分を少し取りますので、明日外来の時間に来て下さい」と言われ帰りました。
ところが、21日の外来で受診すると、「昨日は大丈夫だったけど、今日は感染症にかかって腫れている。これから手術して金属と第一関節から先の部分を取り、24日に皮弁した部分をもう一度開いて、血流のない部分の骨を取りますね」と言われ、私はその状況を受け止めることが出来ませんでした。
結局、24日の手術で第二関節の少し上まで切除されました。

その後、朝夕に抗生剤の点滴を投与し、今日から飲み薬に変わりました。
指先はまだ閉じてません。今日のお話だと、腫れもひいているので、数日後、閉じるとのことです。

状況説明が長くなりましたが、指が感染症にかかっているかどうかの検査は出来ないのでしょうか?

16日の退院の時も、20日受診した時も、主治医の先生に「こんなに腫れていて大丈夫なのか?」と、何度も尋ねましたが、「指は小さいので、採血などで反応が出辛く、調べる方法がないから、ジュクジュクしているかどうか触診で判断するしかない」との返答です。

このまま閉じるのは、本当に感染症がよくなっているかどうかわからずに、「また同じことになるのではないか?」と、とても心配です。

指の感染症は本当に調べようがないのでしょうか?

A4257 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「指が感染症にかかっているかどうか」は、組織や膿を培養すれば菌の存在は証明できます。
ただし検査には数日を要するため、菌を同定する(感染の原因になっている菌を調べる)必要があるとき以外は、臨床の場では多くの場合、視診、触診で判断することになります。

担当医の「腫れもひいているので、数日後、閉じる」という言葉は、【感染を想わせる症状は今はないが本当に感染が治まっているか確認したいので数日間経過を見させてください】という意味でしょう。

担当医たちはその時点時点で、最善と考える判断をしていますが、既に「第二関節の少し上まで切除され」ているなら、必ずしも急いで断端形成をする必要はないので、ご家族から、感染兆候がないことを十分確認してから創を閉じて欲しいと申し出ては如何でしょう。

手指の機能は、示指と中指のどちらかが拇指と対立してモノを【つまむ】作業をします。
今回残念ながら示指の第一関節(DIP関節)を失うことになったのですから、第二関節(PIP関節)を温存するために、出来る限りのことをすべきです。

まずは感染兆候の無いこと、挫滅組織が存在しないことを確認して、少しでも肉芽の形成を待って断端形成をした方がよいかもしれません。

また、示指の残った部分の見た目と機能、拇指と中指も熱傷を受傷しているので拇指と中指の【つまむ】機能のために、充分な治療をしてあげてください。
Q4258 相談者 ニックネーム:bnbn 患者様(相談対象者) 年齢:40代後半 性別:女性

2011年12月中旬に自転車から転倒し顔を怪我しました。鼻下2ヶ所と左鼻筋の皮膚欠損(陥没)です。現在2012年2月中旬では陥没は塞がりましたが、盛り上がっており、赤みがあります。
当初から通っている形成外科病院ではヒルドイトを処方されています。
セカンドオピニオンを聞かせてもらうために1月初旬に別の形成外科に行ったところ、デルモデートを処方されました。強い薬なので、顔に塗って大丈夫か確認しましたが、先生はキズの部分に綿棒で塗れば大丈夫とのこと。
ヒルドイトを処方してくれた先生はステロイドを処方するつもりはなく、3ヶ月間はできるだけ自然に直したいとおっしゃっております。

相談は
1 顔に最強ステロイドであるデルモデートは処方されるものでしょうか?
2 顔に使っても大丈夫でしょうか?
3 当初は不安ながらデルモデートを塗っていましたが、毛細血管が出てきたので、今は使っておりません。セカンドオピニオンの先生は毛細血管が浮いている症状を見たうえでも、再度デルモデートを処方されました。

A4258 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
ストロンゲストあるいはベリーストロングの「ステロイド」外用薬は「顔」には使わない方針の医師もいるようですが、使ってはいけないということではありません。
ご相談の状態は「盛り上がって」いる肥厚性瘢痕ですから、指示通り「キズの部分」だけに「塗れば大丈夫」でしょう。

「毛細血管が出てきた」のは「ステロイド」外用の副作用というより、受傷後2ヶ月の通常の経過でも起こりえる症状と考えた方が妥当かもしれません。
診察をしないで、ご相談の状態への最適な治療を提案することは出来ないので、不安な点あればその都度、担当医にお尋ねになることをお勧めします。

現在行っている治療あるいは提案された治療に関して、セカンドオピニオンをお求めになる姿勢は好ましいものと考えますので、「セカンドオピニオン」の正しい利用の仕方をお伝えします。

専門医にセカンドオピニオンを求めるのと、患者さん自身が最初から求めている言葉を口にしてくれる医師を探すドクターショッピング(ウィンドウショッピングみたいなもの)は、
全く別なものだということをまずしっかりとご理解なさってください。

「当初から通っている形成外科病院」の治療に対して質問、疑問、不安があるならば、まずは担当医に、なぜ「ヒルドイド」を選んでいるのか、他の治療法はないのか、なぜ他の治療法を選ばないのかをお尋ねになって下さい。

このうち最も重要なのは、なぜ他の治療法を選ばないのかという質問です。
すなわち、考えうるすべての治療が多少なりとも症状を緩和する可能性があるのに、何か一つの治療を選ぶには、それなりの理由があるはずです。

担当医から十分な説明がなかったり、不安が払しょくできなかったりした時には、ぜひ他の専門医にセカンドオピニオンを求めるべきですが、その際は別な治療を提案して貰うのではなく、現在行っている治療に関しての賛否、その治療が支持できないとすればその理由をお
尋ねになるべきです。

他の治療法(ご相談の場合はデルモベート)を提案していただいても、どちらの治療法を選ぶか(ヒルドイドでよいのかデルモベートを使うか)悩むだけのことになり、今回ご相談頂いたように、セカンドオピニオンを求めた為に自身の治療に不安が生じる結果になってしまいます。

通院しやすいという理由でもフィーリングが合うとお感じになったからでも構わないので
ご自身で選んだ医師を主治医と決めて、全ての疑問に答えて貰い、セカンドオピニオンを参考に主治医と患者さんが話し合い、共に考えて治療法を決定するという手順をとってください。
Q4259 相談者 ニックネーム:こすもす 患者様(相談対象者) 年齢:10代後半 性別:男性

18歳の息子の声帯の傷跡のことでご相談します。
10歳の頃に階段の角で喉を強打した際に、右の声帯に傷ができてしまいました。その傷跡のせいで右の声帯が硬く萎縮した状態となっており、変声期に入ってから声が出しづらくなりました。日常生活にはあまり支障がない程度ですが、声に雑音が混じり、聞き取りにくい声になってしまいます。
声帯専門医のいる病院で、フィブラストを右の声帯に注入する治療を薦められましたが、フィブラスト注入で後遺症も出る事例が報告されているようです。どの程度の危険性があるのでしょうか。

A4259 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
「フィブラストを右の声帯に注入する治療」は、瘢痕を形成する線維芽細胞の数を減らし「硬く萎縮した状態」の改善を目的としたものです。

「フィブラスト」そのものが特別危険なわけではないので、「フィブラスト注入で後遺症も出る事例が報告されている」というのは、注入時に声帯や神経を傷つけてしまう可能性がないわけではないということでしょうし、治療によってどの程度「声」の改善が図れるかの保証はなく、それどころか更に「聞き取りにくい声」になることも絶対にないとは言い切れないと
いう、非常に慎重な発言なのではないでしょうか。

詳細は、主治医にご確認になったほうがよいでしょう。
Q4260 相談者 ニックネーム:きく 患者様(相談対象者) 年齢:40代後半 性別:女性

10日位前に、腹腔鏡下手術で子宮筋腫の摘出術を受けました。
術後、操作鉗子を入れたと思われる傷口の部分がかなり窪んでいます。傷口は綺麗に着いているのですが、傷の下に、固いコリコリがあります。また、傷口の下に脂肪が無く、傷口部分が全く動かないので、皮膚と筋肉が癒着しているのでしょうか。
横から お腹を見ると、傷口の上の皮膚がたるんで、めくれたように見えます。この窪みは 治るのでしょうか。反対の お腹のように、つるんとした状態になるのでしょうか。

A4260 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
皮下組織と筋膜の癒着のために、「かなり窪んで」「傷口部分が全く動かない」のでしょう。

痛みがなければマッサージをして癒着が剥がれるのを待つことになりますが、癒着の程度が強ければ症状は改善されないので、局所麻酔で処置をした方がよいかもしれません。

「傷の下」の「固いコリコリ」は、皮下組織が瘢痕化しているものですから特に何もせずに待って頂いても、長期経過の内に徐々に軟らかくなる可能性があります。

婦人科の担当医に相談するか、形成外科を受診するとよいでしょう。

Warning: Undefined variable $the_query in /home/woundhealing/www/wp20230330/wp-content/themes/whc2023/category.php on line 177

Warning: Attempt to read property "max_num_pages" on null in /home/woundhealing/www/wp20230330/wp-content/themes/whc2023/category.php on line 177

一覧に戻る

  • 創傷ケア褥瘡の知識
  • 創傷ケア褥瘡の知識
  • 創傷ケア褥瘡の知識
  • 創傷ケア褥瘡の知識
  • 創傷ケア
  • 褥瘡の知識
  • 創傷ケア
  • 褥瘡の知識

side

ページトップに戻る

ページトップに戻る