- トップページ >
- 傷の悩み 無料相談 >
- FAQ 創傷治癒 よくあるご相談
- > >
- 0_FAQ 創傷治癒 よくあるご相談
傷の悩み 無料相談
創傷治癒よくある質問
- 0_FAQ 創傷治癒 よくあるご相談
- Q4301 相談者 ニックネーム:のあ 患者様(相談対象者) 年齢:10歳未満 性別:女性
-
子供がすべって転んで顔の頬のあたりを強打してものすごく腫れました。整形外科に行ったのですが管轄外といわれ、診てもらえませんでした。
それから、一週間ぐらいでだいぶ腫れもひいてきて青くなっていたのもだいぶ消えてきたので安心していたのですが、笑った時にえくぼのようにへっこんでいることに気がつきました。(ちなみにまだ少し青いです。へっこむ辺りのみ)
これは骨が陥没しているということでしょうか。すぐにでも病院にいったほうがいいのでしょうか。
- A4301 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
-
診察をしていないので具体的なアドバイスは出来ませんが、おそらく真皮層の線維の断裂か、頬の筋肉の損傷があるのでしょう。
「笑った時にえくぼのようにへっこんでいる」のは、皮下出血後の表皮と皮下組織の癒着の可能性もあります。
時期をみてマッサージをするだけで改善されることもあるので、直ちに治療をしないとしてもまず形成外科を受診しておくと良いでしょう。
仮に骨にヒビはあっても「陥没している」ことは無いでしょうし、骨の治療は必要ありません。
- Q4302 相談者 ニックネーム:とも 患者様(相談対象者) 年齢:30代前半 性別:女性
-
美容外科でジェル状非吸収物を注入しました。将来肉芽腫、しこり、硬化の可能性があると言われ意気消沈しております。
鼻根に入れてあるのですが、将来症状が出てしまったときに、出来るだけ傷跡を残さずに摘出することは可能ですか? 皮膚移植となると目立つものなのでしょうか?
- A4302 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
-
「ジェル状皮吸収物」の製品が特定されていないので、特徴をとらえての具体的なアドバイスが出来ません。
一般的にジェル状皮吸収物は、従来の注入剤のように周辺の組織に流れ込むことは無く、注入後固形化し、1ヶ月ほどで周囲に被膜が形成されるので、通常に挿入されるプロテーゼと同じように一つの塊として「摘出する」ことが可能とされています。
「肉芽腫形成、しこり、硬化」あるいは露出があっても、通常ならば、「皮膚移植」の適応にはなりません。
- Q4303 相談者 ニックネーム:jun 患者様(相談対象者) 年齢:20代前半 性別:男性
-
2ヵ月前、形成外科で赤みの抜けない幅のある瘢痕の切除手術を受けたのですが、傷が塞がらなかったのか、元より幅の広い赤い瘢痕になっています。
受診すると特に何も言われず「赤いのはまだ時期が浅いから」と言い、なぜ幅があるのか問うと「糸が切れたのかな」と言われました。
時期が浅いのは承知ですが、赤みのある瘢痕を切除して、同じ場所にまた元より大きい瘢痕をつくって今後改善するのでしょうか?
手術直後、切開していない部分が大きなシワのように寄っていて、歪に縫われていました。
- A4303 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
-
やや専門的な言い回しも含まれますが、ご自身のお身体のことですから、ぜひご理解なさってください。
創傷治癒は、組織欠損部が瘢痕を形成せずに損傷前の組織に戻る「再生」と、炎症を伴って肉芽が瘢痕組織に置き換えられていく「修復」のどちらかの機序で行われます。
人の皮膚で再生が期待できるのは真皮までの欠損創なので(つまり再生するのは表皮だけ)、真皮深層までの創傷ならば必ず瘢痕が残ります。
言い換えれば、創傷治癒の過程で、真皮や皮下脂肪の欠損部を瘢痕組織が埋めて修復され、その上に表皮が再生するのです。
瘢痕切除術は、瘢痕を切除した部位に新たな瘢痕組織が形成されないよう、皮下の縫合で真皮および表皮が盛り上がるくらいにしっかりと縫い寄せます。
通常は、身体の動きに合わせて瘢痕(術後創)の周囲の組織に緊張がかかり引っ張られ、盛り上がりは徐々に平らになります。
一方、動きの大きい部位にもかかわらず、皮膚の緊張が強過ぎるなどの理由で盛り上がりを作れなかった場合や、皮下の縫合糸が比較的早めに切れてしまった場合、幅広い瘢痕が形成されてしまうのです。
術後3ヶ月程度までは赤みが強くても、徐々に色調は落ち着いていくのが一般的ですが、
幅広くなった瘢痕が縮んで細くなることはありません。
術後2カ月ならばまだ経過を待つ時期ですが、まずは担当医に今後の治療方針をお尋ねになり、それでも不安があるようなら、他の形成外科を受診してセカンドオピニオンをお求め
になることをお勧めします。
- Q4304 相談者 ニックネーム:なみ 患者様(相談対象者) 年齢:20代後半 性別:女性
-
去年の3月に自転車でトラックの接触事故にあい、5月に左足の膝裏からふくらはぎ、足首までを整形外科で皮膚移植をしました。
診断は『左下腿剥脱創』です。担当の先生によると『リンパと神経も切っていたので、繋ぎはしたが浮腫みは治りにくく、シビレ感、皮膚のツッパリ感は残るだろう』と言われました。
今の傷跡の状態は全体がケロイド状でいまだに、足全体の浮腫み、シビレ感、ツッパリ感があります。
ですが今年の4月に担当の先生が代わり、新しい先生から「事故から1年経ったのでこれで治療は病院としてはこれでおわりです。」と3ヶ月分のリザベンとヒルドイド10本を渡され治療を打ち切られてしまいました。
傷跡が残るのはもちろん分かってはいますが、私としては傷跡は大きいですし2つの薬を使用しやっと、跡の周りが赤かったのが白くなってきたところです。
1年も使用してこれ以上、薬を使用しても効果はないと言うことでしょうか?
それとも病院や先生が代わればまた違った診断や治療法があるでしょうか?
- A4304 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
-
形成外科を受診して下さい。
皮膚の「ツッパリ感がある」のは、「膝裏からふくらはぎ、足首まで」の比較的広い範囲に、(おそらく)分層植皮をしているせいでしょう。
デグロービング損傷による膝から下の「足全体の浮腫み、シビレ感、ツッパリ感」や「跡の周りが赤」い症状の治療は一般的に、整形外科よりも形成外科が得意とするところですから、担当医に依頼して形成外科を紹介して貰うと良いでしょう。
- Q4305 相談者 ニックネーム:無記入 患者様(相談対象者) 年齢:20代後半 性別:女性
-
海外にいる姪のことでご相談します。昨年、携帯ガスコンロのガスカートリッジの爆発で顔面および両手にひどいやけどを負いました。顔面が2度、手が3度とのことです。姪はケロイド体質らしく、やけどのあとはケロイド化しており(1か月ぐらい前に撮った写真が何枚かございます)、顔面はとても人前には出れないような状態で、右手も充分には動かないようです。現在もケロイドが新しく出来てきているようで痛みと痒み伴って、また、精神的な苦痛で大変苦しんでおります。ケロイドが落ち着くまで1年以上かかるそうで、退院後今現在なんの治療も行っていないようです。医療技術も医薬品も不足しており、有効な治療を期待することができません。日本で治療を受けられれば良いのですが。
そこで、やけどによるケロイド治療に関して御教示をお願いいたします。
1.やけどによるケロイド治療にはどのような方法があるのでしょう。
2.治療の開始時期はいつごろからが最適でしょう。
ケロイドが落ち着くのに1年以上かかり、治療はそれ以降であると言われたらしいのですが、1年以上待ったほうがよいのでしょうか。
3.治療を受けることにより、どの程度までの回復を期待できるのでしょうか。
化粧等で隠しながらも人前に出れるくらいに回復することを期待できるでしょうか。
4.治療期間はどのくらい覚悟しなければならないのでしょうか。少ない情報で以上のことをお伺いしても、お答えいただくのは困難だとは思いますが、一般的なことでも結構ですのでよろしく御教示お願いいたします。
- A4305 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
-
2度の熱傷は、真皮浅層までの熱傷(2度SDB)か真皮深層までの熱傷(2度DDB)かで、
治療方針、治癒経過が大きく異なります。
受傷部位にもよりますが、2度SDBは受傷後3週間以内に上皮化し、2度DDBは3週以上待っても上皮化せず、そのまま瘢痕が形成されるのを待つと肥厚性瘢痕や瘢痕拘縮は必発なので、通常は早期に植皮手術の適応になります。
また、手および手指の熱傷は、機能面の回復が大切なので、より専門的な判断と治療が必要ですし、顔面の熱傷は「精神的な苦痛」も大きいでしょうから、メンタルケアがとても大切です。
保湿剤を塗ると、多少でも「痛みと痒み」は和らぎます。
圧迫をしたり、トラニラストという薬を内服したりすると、肥厚性瘢痕やケロイドを予防、改善出来る可能性もあり、ステロイド剤の外用、注射で肥厚性瘢痕やケロイドが縮小します。
本格的な治療は、植皮手術や培養表皮の移植が主体となります。
広い面積には分層植皮を行いますが、整容面では全層植皮が有利で、同時に瘢痕拘縮
や関節の拘縮を解除し、眼瞼や鼻、口などの形が崩れていれば再建が必要ですし、腕、手指の機能の再建も重要課題です。
治療には長い期間と複数回の手術が必要ですから、出来るだけ早い時期から、長期的な治療計画を建て、時期に応じた治療をしてください。
「1年以上」経過しても「痒みと痛み」の症状は落ち着かないでしょうし、使わない関節の拘縮が起きることもあるので、なるべく早い時期から専門医におかかりになることをお勧めします。
これまで相当にひどい全身熱傷の治療もしてきましたが、一般的には「化粧等で隠しながらも人前に出れるくらいに」は「回復」します。
メールだけでは症状の重症度も判らないので、「1か月ぐらい前に撮った写真が何枚
か」あれば、まずはそれを持って日本の形成外科を受診して、具体的な方法を相談してみては如何でしょう。
- Q4306 相談者 ニックネーム:さくらんぼ 患者様(相談対象者) 年齢:10代前半 性別:女性
-
現在11歳の女の子です。生後10ヶ月のとき、手の甲をアイロンで火傷しました。5×8cm皮膚の表面が薄くなり、テカリやしわ色素沈着があります。塗り薬や、レーザー治療などしてきましたが、なかなか完全には治りません。良い治療方法があればお教えていただければ幸いです。
- A4306 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
-
「なかなか完全には治りません」とありますが、今のところ「完全に」元の皮膚に戻す治療はありません。
正しい判断のもとに治療をしなければ、「塗り薬や、レーザー治療など」も無効であったり、
時には瘢痕をより目立つものにしてしまうこともあります。
診察をしなければ具体的なアドバイスは出来ないので、形成外科や美容皮膚科を受診して相談して下さい。
- Q4307 相談者 ニックネーム:やよい 患者様(相談対象者) 年齢:10代前半 性別:女性
-
中学1年生の娘の事です。体育のバレーボールの授業でボールが顔に当たり掛けていたメガネがズレて、恐らく小さなネジによって鼻に2センチ強の傷が出来ました。
皮膚科で診察を受けました。看護師さんは縫うほどであれば形成科をとおっしゃっていましたが、医師に診ていただくと傷が浅く出血も止まっていたので塗り薬を3種処方していただ
きました。
- A4307 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
-
診察していないので、一般的なアドバイスだけになります。
外傷後の瘢痕(傷跡)の治療と経過は、受傷機転にかかわらず(「縫った傷」だろうが、そうでなかろうが)違いは無く、紫外線防止と圧迫固定が有効です。
ご相談のケースは、鼻根部分のおそらく比較的浅い外傷で、特に外力の加わる部位ではないので、ご本人が嫌がるようならば「マイクロポア」を貼らなくても特に問題は無いでしょ
う。
担当医の「その必要は無い」という言葉も、「縫ってないので」「必要は無い」のではなく、真皮深層までの外傷ではないので、瘢痕が幅広くなる可能性は少なく、瘢痕の固定は必要なしとの判断によるものと思われます。
ただし「日焼け止めをキチンと塗ること」は、大切です。
担当医の指示通り、SPF50の商品が理想です。
「プールの授業」は「日焼け止め」を塗ってプールに入ることを学校が許すならば問
題無いのですが、水質の劣化を嫌って日焼け止めの使用を止められた場合は「マイクロポア」などを貼っておいた方が良いでしょう。
「マイクロポア」は瘢痕に「直接傷に貼」っても問題ありませんが、剥がすときには良く濡らして皮膚を傷めない様にそっと剥がすか、周りから剥がれてきて汚くなるまで数日間貼りっぱなしでも構いません。
お嬢さん自身に安心していただくためにも、形成外科を受診なさって、診察して貰ったうえで、今後の自己ケアおよびキュアのアドバイスを貰っては如何でしょう。
- Q4308 相談者 ニックネーム:れい 患者様(相談対象者) 年齢:10代後半 性別:女性
-
高校2年生の女子です。私は左足の小指がコンプレックスです。私がまだ赤ちゃんの頃に親が目を離した隙に転んだか何かで、縫うほどのけがをしました。そのため私の左足の小指はとても短いです。けがをしていない普通の右足の小指と明らかに違います。
そのけがした当時の詳しい話はなんだか親に聞きずらくてあまりわからないのですが、明らかに短く、そして少し太いです。
なにかわかることがあれば教えてください。
- A4308 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
-
女性の足の趾は、社会人になってもサンダルなどで表に出すことも少なくないので、
男性に比べ形が気になるものです。
これまでは「けがした当時の詳しい話はなんだか親に聞きずらくてあまりわからない」ままにしていたとしても、何らかの治療をしたいとお考えならば、あなたの「左足の小指」が「明らかに短く、そして少し太い」のは「まだ赤ちゃんの頃に親が目を離した隙に転んだか何かで、縫うほどのけがを」したのかどうか、「高校2年生」ならば直接ご両親にお尋ねになって下さい。これまでずっと悩んできたことも正直に打ち明ければ、ご両親も治療を前向きに考え、検討して下さるでしょう。
また、原因にかかわらず治療は可能なので、形成外科を受診し治療法を提案して貰ったうえで、ゆっくりとご両親とご相談なさっても良いでしょう。
診察をしていないので必ずしもアドバイスが適当かどうかわかりませんが、通常は骨の延長手術と皮下組織の切除手術で、左右差のない形に整えることが出来ます。
10歳代のうちは運動をして擦れることも多いので、治療時期もよく検討して下さい。
- Q4309 相談者 ニックネーム:男性 患者様(相談対象者) 年齢:40代前半 性別:無記入
-
2歳のとき火鉢に顔を突っ込んでやけどの後遺症が残っております。
場所は鼻の左側面にやけどの後遺症があります。(大きさは5cmくらいのやけど跡が左側面の鼻にあります)場所的に困難なところでしょうか
何十年も経ってからの手術は難しいでしょうか。
- A4309 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
-
「何十年も経って」いても、治療は可能です。
診察をしなければ具体的なアドバイスは出来ませんが、植皮や培養表皮移植の適応になるかもしれませんし、レーザーや局所(小さな部分)の修正手術だけにとどめておいた方が良い場合もあります。
まずは形成外科を受診なさってください。
治療方針は必ずしも一つではありませんので、担当医の提案を十分理解したうえで納得がいかなければ、複数の形成外科で相談してみるのも良いでしょう。
是非良い結果を手に入れてほしいので、敢えて厳しい言葉を追加させて頂きます。
治療方針は医師が決めるのではなく、患者さんが決めるものです。ご相談者自身の治療結果には、担当医と共にご自身も責任を持たなくてはいけません。
ご自身がお受けになる治療は、期待し予想される結果だけでなく、術後の経過、必要なケアまで含め、じっくりと検討し、全て充分に理解、納得して決定してください。
これまでおよそ40年間お悩みになった訳ですから、治療方針決定までの暫くの期間を短くしようと、焦って、勧められるまま理解せずに治療に取りかからないよう気を付けてください。
- Q4310 相談者 ニックネーム:しねま 患者様(相談対象者) 年齢:50代前半 性別:女性
-
以前、ご相談させていただいたものです。
昨年10月に犬に左ほほを咬まれ、形成外科に通い、2ヶ月半ほど3Mテープをしました。その後、レーザー治療を薦められ、美容外科に一ヶ月に一回の割合で通い、すでに5回受けています。1、2回目あたりは少しレザーでけずり、その後は赤みを消すレーザに変えています。赤みが消えたら、傷修正のレーザーに変えていくようです。
現在は確かに、いわゆるケロイドではなく、2センチぐらいの切り傷部分が半分ぐらい直り、白い瘢痕となって浮き出てきてます。残り1センチ部分が赤くまた、犬の歯が食い込んだところが、芯のように赤く膨らんでいます。
瘢痕も悩みですが、患部周辺を囲うように薄黒いことです。お化粧をしても、傷周辺がなんとなく薄黒く瘢痕とともにめだちます。
先生は「消えていく」とおっしゃるのですが、どうもいつまでたっても消えないので、「なんだかちっともきれいに直らない」という気分になります。今の主治医に再度、伺う予定ではありますが、先生のご意見もお聞かせください。
- A4310 回答者:脇坂長興 (創傷治癒センター理事)
-
焦らずにお待ちいただければ、時間の経過と共に徐々に薄くなるでしょうが、気になるならばビタミンCを積極的に摂ってみては如何でしょう。
ハイドロキノンなどの美白剤外用や美白のためのレーザーも有効ですが、「白い瘢痕」が白いまま固定される可能性もあるので、「今の主治医」とご相談のうえ治療方針を検討してください。
Warning: Undefined variable $the_query in /home/woundhealing/www/wp20230330/wp-content/themes/whc2023/category.php on line 177
Warning: Attempt to read property "max_num_pages" on null in /home/woundhealing/www/wp20230330/wp-content/themes/whc2023/category.php on line 177
side