- トップページ >
- 傷と治療の知識 >
- 治療に関わる方のために >
- 治療用具・材料 - 体圧分散式マットレス - 体圧分散式マットレスの使い分け
治療用具・材料
体圧分散式マットレス
体圧分散式マットレスの使い分け
体圧分散式マットレスは、ご本人の要介護度だけでなく、療養環境やさまざまな床ずれ発生因子をアセスメントし、リスクに応じたマットレスを選択する必要があります。
ここではケープ社の商品を例にとって用具の選び方を紹介します。
-
自力で体位変換『つかまらないで出来る』
可動性とADL維持を優先させて、一般寝具より体圧分散性能があって動きやすいマットレスを選択。- ミルフィ
- ホスピタマットレス
- メリー&ハリー (通気性あり)
-
自力で体位変換『何かにつかまれば出来る』
左記製品群より体圧分散性能があり、動きやすいマットレスを選択。
ただし、骨突出が中等度以上の場合や既に床ずれがある場合は床ずれ発生リスクが高まるのでエアマットレスも検討。- ディンプルマットレス
- キュオラ (通気性あり)
-
自力で体位変換『出来ない』
身体状況や使用環境に応じてエアマットレスを選択。-
ネクサスR ・痩せて骨張っている
(骨突出中等度)
・腕や脚の関節を伸ばす事ができない
(関節拘縮)
・長時間背上げをして過ごしている -
スモールチェンジ ラグーナ ・上記に加えて、体位変換の介護が不足している
-
ビッグセル アイズ ・骨突出高度
・関節拘縮が強い
・長時間背上げをして過ごしている
・背上げの時間管理が必要
・寝ている時にムレる、汗をかく事が多い
-
side