治療用具・材料

  1. 創傷被覆材
  2. ケロイド・肥厚性瘢痕治療剤
  3. サイトカイン・増殖因子
  4. 体圧分散式マットレス

体圧分散式マットレス

  1. 褥瘡の発生要因
  2. 体圧分散式マットレスの原理
  3. 体圧分散式マットレスの使い分け

褥瘡の発生要因

□褥瘡（じょくそう）とは
身体に加わった外力は骨と皮膚表層の間の軟部組織の血流を低下、あるいは停止させる。この状況が一定時間持続されると組織は不可逆的な阻血性障害に陥り褥瘡となる。（引用：日本褥瘡学会, 2005）

□褥瘡発生の外的要因
「圧迫」「ずれ」「摩擦」の外力

「圧迫」
骨が突出した部位は圧力が集中しやすく、一定時間その部位の皮膚組織が圧迫され続けると、褥瘡の発生リスクが高まります。

「ずれ」「摩擦」
圧迫が加わると、ずれや摩擦の力が発生しやすくなります。 ベッドの背上げや体位変換、移乗など日常ケアにおいても、ずれ・摩擦が生じやすくなります。

□褥瘡ができやすいところ
同じ姿勢で長時間、寝ていると身体の一部、特に骨突出部位に圧力が集中しやすくなります。図のような骨突出部位に褥瘡ができやすくなります。

□携帯型接触圧力測定器で体圧を計測
圧力（体圧）は目には見えません。寝ている時どれくらいの体圧が身体の局所にかかっているか、専用の測定機器で可視化してみましょう。

体圧測定値の目安（下記商品を使用した場合）


参考商品　パームQ（株式会社ケープ）

監修：株式会社ケープ
特定非営利法人　創傷治癒センター　賛助企業

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