FAQ 創傷治癒 よくあるご相談

  1. 0_FAQ 創傷治癒 よくあるご相談
  1. 132_家での手当や日常の注意
Q1
相談者:無記入 年齢:無記入 性別:無記入

2か月弱前に自転車で走行中に転倒し、鼻の下(人中)に2、3か所えぐれるようなかなり深い傷跡を負いました。
救急病院で縫合手術を受けた後、今は大学病院の形成外科に通院しています。
フィブラストスプレーによる治療からステロイド剤(ロコイド)治療に切り替わり、現在もそれを続けています。
縫合の糸が残って粉瘤のように腫れたりしたトラブルもありましたが、糸は無事に取り除くことができ、傷は比較的すぐに塞がりました。
現在傷跡は赤く少し盛り上がっており、しこりのような硬さがある状態です。大きさは1cm×2cm程度です。
一日に数回ステロイドを塗るほか、就寝前には傷跡や瘢痕、ケロイド等に効果のある精油とキャリアオイルを調合したものを使用してマッサージをしていますが、これらは時期的または内容的に適切な処置として続けていいものでしょうか。
また、マッサージを行ってよい場合、どのようなマッサージが効果的でしょうか。
赤みや硬さがなかなか引かないので、不安に感じています。
もう一点気になっていることがあります。
傷跡の一部にずっと髭が生えていない状態なのですが、今後生えてくる望みは薄いでしょうか。
また、生えない場合、どのような方策があるのか教えていただけたら幸いです。
髭が濃いので生えていない場所がとても目立つのですが、毛髪と違い植毛などもできずに一生鼻の下に目立つ傷跡を持ったまま暮らしていくのかと思うと、とても塞いだ気持ちになります。
大学病院には月に一度しか通わないので、なかなか細かい相談ができず困っていたところ、こちらのサイトを見つけ筆を取りました。

A1
回答者:脇坂長興(創傷治癒センター理事)
受傷後3か月までは、瘢痕に張力を加える「マッサージ」はなさらない方がよいでしょう。
ステロイド外用、保湿、が大切ですし、「赤み」にはレーザーが有効です。
瘢痕は3カ月以降6カ月に向けて「赤みや硬さ」が退き、軟らかくなるので、3カ月以降に皮下の瘢痕を潰してほぐすように「マッサージ」をなさるとよいでしょう。
また、瘢痕の盛り上がりをなくすためのステロイド注射も検討してください。
「髭が生えていない」瘢痕を無くすには瘢痕形成術が可能ですが、植毛手術の方が目立たなくなるかもしれません。
外傷の瘢痕治療は、様々な選択肢と組み合わせが存在するうえ、症状に応じて治療の順番も異なります。
形成外科の主治医がおられるならば、「細かい相談」だからこそ主治医と詳細に検討なさってください。
Q2
相談者:お母さん 年齢:10代前半 性別:女性

前日、娘が外出先で柱にぶつかり眉間よりの眉毛の下から額にかけて縦に2センチ強の裂傷しました。眉毛の中も裂傷してました。
救急で少し深い傷だが女の子だし、縫うと痕が残るかもしれないとのことでテープで傷口を固定していただきました。
連休明けに皮膚科と形成外科をやっている病院に行き診てもらいこのまま一週間、テープ固定のままでいくことになり一週間後にテープをはがしました。
これからは日焼け予防でマイクロポアテープを貼ると良いと言われました。できたら傷口を寄せながら貼ると良いよともいわれました。
しかし、場所が眉毛だけにテープを貼っても剥がれてきたり眉毛で浮き上がって少しも寄せれません。どのようにテープを貼ると良いのでしょうか?

A2
回答者:脇坂長興(創傷治癒センター理事)
もちろん「眉毛の中」は「眉毛で浮き上がって」しまうので、「マイクロポアテープを貼る」ことができません。
「傷口を寄せながら貼る」ならば、細く切った「マイクロポアテープ」を肌のカーブに合わせてしわが寄らないように張っていただくとよいでしょう。
ただし、長期的な視点でみると、「日焼け予防」は瘢痕の経過に大きな影響は及ぼしません。
瘢痕の経過を診ていただくなら、細かいことでも主治医にお尋ねになることをお勧めします。
Q3
相談者:まどか 年齢:無記入 性別:女性

海外から創傷治癒方法について検索していたところこのページにたどり着いたのでメールいたしました。
現在、養護教諭として海外でボランティアしております。
以前は日本の中規模病院の外科で経験があるため、創傷治癒については理解しているつもりでしたが、
いざ海外に来て日本のような創傷被服剤のない状況でどのように対処するべきか迷っています。
例として、一人の生徒が竹で指を切ったとします。傷口は縫合するほどではないものの、現地の方はイソジンで広範囲を消毒、ガーゼに抗生物質軟膏を塗布して、準滅菌操作で処置をするように話しておられます。
しかし、私の意見として、イソジンは毎回使用する必要はなく、広範囲に塗布することもよくないと考えております。また、抗生物質は特に野外で得た汚染創や感染の心配があるときのみ必要であると考えます。完全にバクテリアはとりのぞけないため、準無菌操作はさほど重要でないとも思います。
今回のような竹で切った傷は野外になりますので迷うところはありますが、いずれにしてもイソジンで念入りに消毒する必要はないと考えます。
しかし、イソジン、ガーゼ、テープ、抗生物質軟膏、バンドエイドは常備されているものの、キズパワーパッドのような創傷被覆剤がないため、湿潤療法は難しいとも考えます。
自分自身で考えてみたものの、よい解決方法が見つからず何かアドバイスをいただけたら大変助かります。

A3
回答者:脇坂長興(創傷治癒センター理事)
正しい創傷治癒の医学はひとつでも、実地の医療は環境および事情によって異なるのですから、お悩みになるのは尤もなことです。
日本での擦過傷の治療は、汚染された外傷以外は消毒の必要はなく、十分な量の水道水で多少の水圧をかけながら洗浄して、湿潤療法専用の創傷被覆材を貼付し、上皮化を待つのが正しい選択ということになりますが、条件が一つでも一致しなければ次善の策として、イソジン消毒、抗生剤軟膏、ガーゼという従来の治療を施行することも少なくありません。
具体例でお挙げになった竹による外傷は日本国内であったとしても、切創なら直ちに湿潤療法の選択になりますが、竹による刺創の場合は創内に竹片が残っていないことを確認してイソジン消毒を施しておき、翌日に感染が起きていないことを確認したうえで湿潤療法に切り替えるのが無難な選択ではないでしょうか。
湿潤療法の適応は、擦過傷、十分な流水、湿潤療法専用の被覆材に適切な判断力があることを条件として、全ての条件が揃っている場合に限った方がよいのかもしれません。
Q4
相談者:まい 年齢:40代後半 性別:女性

カッターでダンボール箱を切っていたら勢い余って自分の左手人差し指の第三関節と第二関節の間で人差し指の横側を3cm程切りました。
カッターの刃は新品でスパッとかなり深めに切ったようです。切った直後から洗わず、圧迫しながら外科へ行きました。
処置する時は指は動いていました。痛みはほとんど感じませんでした。
縫うと4針だけど、テープで大丈夫です。と言われ、テープで張り合わせてもらいました。
その時、カッターの傷なので皮膚の中には異物はないと思われます。と言われ、さっと水のようなもので1回流してテープで止めました。
出血は止まっていました。切ってから1時間後ぐらいです。
その夜も全然痛む事はありませんでした。翌日また外科へ行きました。
傷は順調ですが、傷口から指先の感覚が鈍く軽く触ると痺れて痛いようなはっきりしない感じです。
ぎゅっと強く触ると感覚はあります。傷口から指先にかけて、第二関節の上(手の甲側)の右半分から側面(親指側)で第一関節の方まで。
第一関節から指先にかけては何となく違和感がある程度です。傷口も人差し指も腫れはありません。
傷口をぶつけた時は痛みはありますけど、それ意外は痛みはありません。
手の甲や手首を動かした時に痛いでもなく痒いでもなく何とも言えない嫌な振動と言うのかゾッとするような感覚があります。
傷口の周り(第三関節と第二の間)から第二関節辺りが一番麻痺した感じです。
主治医は、神経が損傷してるので回復を待ちましょう。と言われました。
神経が切れたのでしょうか?切れたのなら専門の病院でもう一度開いて神経をつなげる手術をした方がいいのでしょうか?
ぎゅっと押すと感覚はあるので神経が損傷しただけで、主治医が言われた通りに回復を待つ。と、回復するのでしょうか?
今日で切ってから丸3日経ちました。急がなくても大丈夫なのでしょうか?
指先が冷たかったので冷やさないようにカイロで暖めています。暖めると循環が良くなっていい。と聞きましたがどうなのでしょうか?

A4
回答者:脇坂長興(創傷治癒センター理事)
指の神経は、それぞれの指の骨の両側を走行しており、やや手掌側に位置します。
したがって、今回の切創で片側の指神経を損傷している可能性は十分に考えられます。
一般的に、神経組織に損傷を伴わない一時的な麻痺ならば自然回復が期待できますが、神経断裂の場合は早期に神経を縫合しなければ機能回復は望めません。
指の動きに問題はなくとも、切断部に神経断端腫が出来て痛みの原因になることもあり得ます。
直ちに手の外科を標榜する整形外科や形成外科を受診して、専門医のアドバイスを貰ってください。
Q5
相談者:名無し 年齢:20代前半 性別:男性

先日、早朝にギザギザの形状のナイフで指の腹を横方向に切ってしまいました。
深さは3ミリほどで傷の長さは1cmぐらいです。

圧迫止血を行い、傷口を水で洗ってから絆創膏を巻いて経過をみることにしました。
ですが、止血がうまくいっていなかったのか出血量が多く絆創膏が真っ赤になって染み出ていた為、当日の夜にハイキュアパッド(キズパワーパッドみたいな絆創膏)に一度貼り替えましたが、今度はパッドの粘着力が強すぎて傷口にくっついていて剥がすことが出来なくなってしまいました。
今は貼って2日目ですが、剥がすとしたら思いっきり引っ張って開く形で絆創膏を剥がすことになります。
我慢して剥がして通常の絆創膏に切り替えるべきでしょうか。

また、剥がすとしたら、剥がした後の対処法と傷口をくっつきやすくする絆創膏の貼り方を教えて頂けませんでしょうか。

A5
回答者:脇坂長興(創傷治癒センター理事)
ハイドロコロイドによる湿潤療法専用創傷被覆材が「ハイキュアパッド」なので、「剥がす」必要はありません。
剥がす場合は、ぬるま湯に付けて、創を開かない様にゆっくりと時間をかけて剥がしてください。
赤みや腫れ、強い痛みが無ければ、流水で創面を良く洗って、創を閉じるように創縁を合わせて湿潤療法専用の創傷被覆材を貼っておいてください。
Q6
相談者:乃木坂 年齢:30代前半 性別:女性

剪除法の手術を受け、4センチほど切開しました。圧迫固定を一週間後に外しましたが、少し血が貯まっていたので押して出してもらいました。
2週間経って現在かさぶたができている状態です。
傷跡が残ることは承知していますが、なるべく目立たなく仕上がるよう、自宅でできるケアはありますか?
3年前に開腹手術をした際、縫った傷口にテープを2~3ヶ月貼っていました。
同じように脇の傷口にも有効でしょうか?
又、ひきつれなどの改善に腕をよく伸ばすなどのリハビリも必要でしょうか?
手術を行ったクリニックでは術後のケアについては特にありませんと言われました。

A6
回答者:脇坂長興(創傷治癒センター理事)
Osmidrosis axillaeで「剪除法の手術」であれば、通常は術後の瘢痕が目立たない様に、皴線に沿って皮膚切開をします。
皴線に沿った瘢痕は、日常の腕の動きで瘢痕を太くする方向に外力がかかるわけではないので「テープ」を貼って瘢痕周辺の皮膚を固定するケアは必須ではありません。
一方「ひきつれなどの改善に腕をよく伸ばすなどのリハビリ」は、むしろ、幅広い肥厚性瘢痕を生じる方向に外力がかかるので、術後3カ月程度経過して瘢痕が落ち着くまで待った方がよいでしょう。
日常生活を改善させる手術は、手術そのものと同等に術後に瘢痕が目立たなくなる要素が重要なのですから、今後も定期的に術後瘢痕の経過を診て貰って具体的にアドバイスを受けるとよいでしょう。
Q7
相談者:れいこ   年齢:40代後半 性別:女性

1週間前に乳癌の温存手術を受け胸に五センチほどの傷痕があります。
昨日の外来で綺麗にきずがついているのでシャワーで洗って良いと言われたのですが、本当でしょうか?石鹸も使用して良いとの事でした。
昨日からは傷を覆うテープも外れています。
まだ、一度もシャワーで洗っていません。
傷の回りのバイ菌や死んだ細胞を洗ったほうがよいのですか?

A7
回答者:脇坂長興(創傷治癒センター理事)
もう手術創は閉鎖、上皮化して、瘢痕になっています。
「傷の回りのバイ菌や死んだ細胞」などというものは全く存在しないので、「石鹸も使用して」「シャワーで洗って」ください。
「五センチほどの傷痕」だけならば非浸潤癌の腫瘍切除だったのでしょうから、瘢痕の部位にも依りますが、術後「1週間」経過しているので、主治医に確認して、腕を動かしていただいても構わないでしょう。
Q8
相談者:わか 年齢:20代後半 性別:男性

指をケガしてしまい、爪が取れてしまい指の肉を損傷するケガをしました。
病院で処置してもらった際に網状のフィルムを傷に貼り、その上にガーゼを貼ってもらいました。
家での治療として軟膏と液状のスプレーを傷に塗る指示をされました。
質問なのですが、軟膏と液状スプレーを塗るときに網状のフィルムは剥がさなくていいのでしょうか?

A8
回答者:脇坂長興(創傷治癒センター理事)
治療方針は創状態あるいは担当医によって異なるので、今回のようなご質問は創を診察した主治医になさってください。
上記を前提に一般論でお答えいたします。
肉芽増殖、上皮化に伴って「網状のフィルム」は自然に剥がれてくるのが一般的ですが、創の洗浄も許可されているでしょうから、手を洗っているうちにフィルムは剥がれます。
洗濯したてのタオルで水分を取って、主治医の指示通りの処置をなさってください。
Q9
相談者:くま子 年齢:60代前半 性別:男性

大腸癌手術後1週間、人工肛門になった家族のことで相談です。
切開部約45センチ、肛門部縫合。術後3日はモルヒネによる持続、ロピオンによる点滴がありました。
4日目からカロナール500を一回一錠1日3回までといわれ、痛みをこられている姿が痛々しいです。
傷痕はところどころうみがたまり毎日シャワーで自分で流しています。ばっしすみです。
歩行時痛く、すわっていても傷がいたく、寝ているのが一番楽だといいます。
歩くときにせめて服の上からでもサラシを巻くことはできないのでしようか?
また、痛み止めをロキソートやボルタレンにかえていただくことは可能でしょうか?
薬剤師に訴えましたが、カロナール500、痛いときに飲むという処方にかわったのみです。

A9
回答者:脇坂長興(創傷治癒センター理事)
「歩くときに」「服の上からでもサラシを巻くこと」は、もちろん可能です。
また、「歩行時痛く、すわっていても傷がいたく、寝ているのが一番楽」ならば、持続硬膜外麻酔で日常生活の痛みを取る方法もあります。
「カロナール500を一回一錠1日3回まで」に限定する理由も含めて、主治医に確認して、早期の社会復帰を目指してください。
Q10
相談者:ココちゃん 年齢:50代前半 性別:女性

天ぷらの油が跳ねて腕にかかりました。180度の設定でした、すぐに冷やしましたが、痛みがあり、すぐに病院に行きました。
手のひら大くらいが、油の跳ねた形で水ぶくれになっていて、すぐにアズノールをガーゼにたっぷり縫って包帯で固定してくださいました。
ピリピリした痛みが少しは和らぎましたが、それでも疼いて寝れなかったので、タオルを巻いたアイスノンで冷やしながら寝ました。
二、三日で痛みも柔らぎ、時々痒さを感じるようになりましたが、軽く叩いたり冷やしたりして絶対に患部を掻いたりしないように言われていました。
化膿すると傷跡が残るからという事でした。

緊急で近くの病院の夜間診療に行ってたので、6日後に形成外科を紹介して頂きました。
そこでは、メピレックスAGというスポンジ状のシートを傷の酷いところに貼ったままにして5日後に来るように言われ、その頃には、親指の爪大の傷が二箇所以外は上皮化していました。
二箇所は、ゲンタシンか、ワセリンを縫っておましたが、そこも乾燥してきていて、ハイドロコロイドというキズパワーパッドのようなものとという事でしたが、それを毎日交換して、火傷から17日後には、ハイドロコロイドも付けなくても良いと言われました。
上皮化後の皮膚の乾燥感というのか、ツッパリ感が気になるのはワセリンを塗れば良いと言われました。

ワセリンを買いに行った薬局で、火傷の跡には紫雲膏が良いと言われ、それも昔から軽い火傷には使うと痛みが無くなってたので、それも使うことにしようかと思っています。
ただ、火傷の傷の治療としては病院に行かなくても良いらしいのですが、まだ赤みが残っていて、それを跡が残らないために、皮膚科に行くとか、した方がいい事、してはいけない事があるのか、プールで泳ぐ時にも、サポーターかシールで出来たばかりの皮膚を保護した方が良いのか、どうすれば良いのかお聞きしたくて相談させていただきました。
始めの病院では、「日焼けは避ける、プールでぶつけたりしないように保護しておく方が良い」と言われました。
次に行った病院のでは、日焼けも気にしなくていい、プールで皮膚が柔らかくなって保護しなければいけないようなことは無いと言われたので、違う意見に、どうすれば良いのか、それもお聞きしたいです。
あと、これから痒さが出て来るとも聞きました。その時も、どうすればいいのでしょうか。
まだ、水ぶくれの皮が残ってる時に、寝てる間に引っ掻いて皮がめくれた事もあるので不安です。
知っていれば防げる事もあると思うので、色々お聞きしましたが、宜しくお願いします。

A10
回答者:脇坂長興(創傷治癒センター理事)
「火傷の傷の治療としては病院に行かなくても良い」のですが、ご心配事が多々あるようですので、熱傷後の瘢痕の経過を定期的に診て貰うことをお勧めします。

受傷後2週間程度で上皮化が完了しているので、肥厚性瘢痕にはならないでしょう。
「始めの病院」と「次に行った病院」の意見が違うことで戸惑っておられますが、創状態は日々変化するものですから、同じ医師であったとしても依り後に下した創評価・ケア指導の方が正しいと考えるべきで、どちらかと言えば「次に行った病院」の判断の方が正しいのかもしれません。

また、「保護しておく方が良い」のは「プールでぶつけたりしないように」であって、「ぶつけたり」しなければ「保護しなければいけないようなことは無い」ということでしょう。

数年~数十年という長期的経過の中では熱傷後の紫外線対策をしてもしなくても大きな違いはありませんが、短期間の経過の中では紫外線予防をした方がよいと考えます(医師によって指示が異なるのが現状です)。

以上を踏まえて、日中は長袖で過ごしていただき、保護せずにプールに入っていただいても構いませんので、プールや入浴後は保湿クリームを塗っていただき、就寝時はサポーターなどで保護をする様にしてください。
Q11
相談者:りえ 年齢:40代前半 性別:女性

3年前に転んで左膝を2センチ四方ほど抉る怪我をしました。
外科に通い湿潤療法で傷跡が塞がるまで2ヶ月くらいかかりましたが、赤くあざになっていてちょっと触っただけでも痛いです。膝をつくと飛び上がるほど痛いです。
ケロイドは傷が治った後、テープを貼って対処したのでないです。赤みだけです。

そこを昨日転んでまだ擦りむいてしまい、痛くて気絶してしまいました。
ズボンを履いていたので摩擦で上の薄い皮がめくれてまた出血しました。

辛いのは傷跡ももちろんですが、痛みが全く治らない事と、また転ぶかもしれないという恐怖心です。
傷跡はもう諦めますが、痛みを取る方法はございませんでしょうか。

A11
回答者:脇坂長興(創傷治癒センター理事)
血管拡張のある瘢痕組織です。
白い成熟瘢痕になれば痛みはほとんど感じなくなりますが、それまでの期間はシリコンジェルシートなどで保護していただいた方がよいでしょう。
レーザーで血管拡張を処理すると、症状の改善が早いかもしれませんし、どうしてもということなら、瘢痕を切除して皮弁形成で塞ぐことも可能です。
「3年前に転んで」受傷した創が「塞がる」までに「2ヶ月くらい」かかったとすれば、通常の経過で上皮化したとは考えられません。
診察をしなければ具体的な対策や治療をアドバイスできないので、形成外科を受診してください。
Q12
相談者:チャッピー 年齢:30代後半 性別:女性

約3週間前に、縫合が必要な怪我をしました。右手の薬指です。
仕事がアルバイトなので、一刻も早く傷口を完治させて仕事に復帰したいと考えております。
傷口をできるだけ早く治すために必要な治療をおしえてください。
食事や睡眠の必要性は調べました。点滴や漢方はありますでしょうか。

A12
回答者:脇坂長興(創傷治癒センター理事)
抜糸までの期間は、湿潤療法専用の創傷被覆材をお使いいただくとよいでしょう。
「3週間前」に「縫合」なさったならもう抜糸の頃で、抜糸すれば「仕事に復帰」しても問題ありません。
「傷口を完治」というのが、痛みや知覚異常の消褪と瘢痕の改善のことならば、症状を詳しくお伝えいただけなければ具体的なアドバイスが出来ません。
瘢痕や知覚異常が気になって指の動きに問題があるなら、手の外科あるいは形成外科を受診してご相談ください。
Q13
相談者:たれパンダ 年齢:50代前半 性別:女性

卵巣腫瘍・卵巣左右摘出と子宮筋腫を開腹手術しました。
(抜糸の必要なし)退院するときにマイクロポアテープを張り替えるように支持を受けたのですが、シャワーの時にテープを剥がして傷口を直に洗ってもいいのでしょうか?それともテープの上から洗うのがいいのでしょうか?

A13
回答者:脇坂長興(創傷治癒センター理事)
術後の現症の詳細が判らないので、具体的な処置法は主治医にご確認いただきたいと
ころです。
一般的には、「テープを剥がして傷口を直に洗っても」構いません。
「マイクロポアテープ」は幅の広い肥厚性瘢痕が出来るのを防ぐためのものです。
毎日貼り換えるとテープかぶれを起こすことがあるので、周囲から剥がれてきて汚くなったら貼り換える程度でよいでしょう。
Q14
相談者:ひろかず 年齢:30代後半 性別:男性

U字溝にぶつけて、スネを深く切りました。止血後、病院では消毒とガーゼで処置してもらいました。
特に指示がなかったので、翌日、自分でガーゼを交換。
さらに翌日、キズパワーパッドに張り替えましたが、途中から変えて問題なかったでしょうか。
また、貼り替えの際、見ると、傷口に周りのスネ毛がたくさん入ってしまっており、貼りついて取り難いのですが、剃ったり、取ったりしたほうが良いでしょうか。

A14
回答者:脇坂長興(創傷治癒センター理事)
「傷口に周りのスネ毛がたくさん入ってしまって」いるのであれば、石鹸を使って水道の流水で創を洗い縫合線に入った「スネ毛」を縫合線から抜いた後、洗濯したての清潔なタオルで拭いて、「キズパワーパッド」を貼ってください。
赤み、腫れ、痛みが強くならなければ、順調に創治癒するでしょう。
経過が心配なら、形成外科を受診してください。
Q15
相談者:ねこだに 年齢:20代前半 性別:女性

5日前にハサミで指を切ってしまい、その日に縫ってもらいました。
その日は一日分の痛み止めをだされました。次の日傷口が化膿していないか確認してもらい、抗生物質?の薬を塗って、透明のやつを貼ってもらい、それが剥がれたり、化膿してきたらまた来てと言われました。
今度は薬も何も出されず、その処置だけで、あとは汚さないように努力してねと言われ、帰されました。

お風呂は行ったり、洗いものしたりするときは濡れないようにゴム手袋したり、人前では傷口が見えないように包帯を巻いていましたが、傷口を覆う透明のが、血で汚れていて、傷口あたりが白くなってきました。
蒸れてるのかな?微かに臭います。
仕事があって、抜糸まで行けないと思うので、自分で取り替えたいのですが、当然透明のがないので、ガーゼや絆創膏に交換してもいいのでしょうか。
特に傷口に何も塗らなくても大丈夫ですか?

A15
回答者:脇坂長興(創傷治癒センター理事)
「傷口を覆う透明のが、血で汚れて」いるということは出血があったということですし、「傷口あたりが白くなって」いるのはまさに「蒸れてる」だけではないかと思われますが、主治医の想定外のことが起きているのかもしれません。
「透明のやつを貼ってもらい、それが剥がれたり、化膿してきたらまた来てと言われ」たのですから、「仕事があって、抜糸まで行けない」と言わずに受診することをお勧めします。
診察していないので具体的なアドバイスは避けたいのですが、どうしても受診できないなら、痛みが強かったり熱っぽかったり痛かったりしていなければ創部の治癒は順調に進んでいる可能性が高いので、「傷口に何も塗らな」いで「ガーゼや絆創膏に交換しても」問題はないでしょう。
Q16
相談者:里笑 年齢:10歳未満 性別:女性

8月30日に自宅の階段を踏み外して足の親指を骨折してしまい、整形外科を受診して9月2日に手術をしました。
3日に退院し、昨日16日に術後14日後で抜糸しました。
消毒後ガーゼを貼っていただいて 明日にはガーゼはがして入浴しても良いと言われていたので、今日ガーゼをはがしたのですが端っこの1.5mm程のところから少し染みだしがあるようで不安になり、シャワーであまりお湯がかからないように入って、消毒後自宅のガーゼを貼りましたが大丈夫でしょうか?
ガーゼをせずに乾かしたほうが良いものか迷います。次回受診は、2週間後の予約です。

A16
回答者:脇坂長興(創傷治癒センター理事)
縫合創の接合不全(哆開・しかい)は、

a)血流が悪く治癒の遷延が起きている
b)縫合の際に創面がしっかりと合わさっていなかった
c)皮下膿瘍が出来た
などの可能性があります。

a)やb)ならば、「シャワー」も石鹸も問題ありませんが、
c)の膿瘍が「骨折」「手術」の骨固定具まで達している場合は「シャワー」をしてよいかどうかは診察をしなければ判断できません。

まず問題ないでしょうが、「整形外科」を受診して診てもらって下さい。

一般論として、治療経過が思わしくないと感じたときには、「次回受診は、2週間後の予約」だろうが何だろうが、直ちに受診すべきです。
Q17
相談者:るみ 年齢:50代前半 性別:女性

顔の擦り傷ですが(かなりひどい)、軟膏塗布後、プラスモイストがあることに気づき、貼ってみました。
軟膏がベタベタで、洗い流しても落ちず、傷口が痛く、拭き取ることも出来ません。
軟膏が残った状態での使用は大丈夫でしょうか?

A17
回答者:脇坂長興(創傷治癒センター理事)
「軟膏」を洗い流すには、石鹸を使って洗ってください。
ただし「軟膏が残った状態での使用」も「大丈夫」です。
それよりも、湿潤療法・閉鎖療法の適応かどうかの判断が重要なので、可能ならば一度、形成外科で相談なさってください。
Q18
相談者:カイト 年齢:50代前半 性別:女性

手術の後の癒着?(傷口とその周辺の筋肉が固まってしまう)の予防について。

家内が2016年6月末に大腸がんの手術でお腹を15センチ切開、縫合しました。
現在はまだ安静にしております。ただこのままだと縫合部分とその周辺の筋肉が固まってしまい、体の動きや歩く姿勢に将来悪影響が出るのではないかと懸念しています。

その予防的措置としてどのようなものがあるのでしょうか?
たとえばその部位のストレッチ体操の仕方とかあればご紹介ください。

また専門の先生がおいでになりましたら、診察・指導を受けたいのでご紹介いただければと存じます。

A18
回答者:脇坂長興(創傷治癒センター理事)
「現在はまだ安静にして」いるというのは、「傷口とその周辺の筋肉」に力がかかることを避けるため「お腹」を動かさないようにしているということでしょうか。
「縫合部分とその周辺の筋肉が固まって」しまうことより、全身の筋力の低下のため「体の動きや歩く姿勢に将来悪影響が出る」可能性があります。
術後の瘢痕に影響はないので、日常生活で積極的に体を動かしていただくべきと考えます。
やってはいけないという動きの制限はないので、希望があれば、筋力アップのリハビリやトレーニングをしても構いません。
ご自身で体を動かせば十分と考えますが、消化器外科・消化器内科の主治医に相談してリハビリ施設を紹介していただいてください。
Q19
相談者:あやっち 年齢:10代後半 性別:女性

顔のひっかき傷について質問があります。
一昨日くらいに額のあたりをおもいっきりかかじって、かさぶたができてしまいました。まだすこしじゅくじゅくしているところもあります。亀裂のように縦にのびてるのではなく、にきびのようにぶつぶつと傷があります。かきむしったようなかんじです。
オロナインをぬって、今はじめて絆創膏をはっていますが、この方法でよいのか、また跡になるかという相談です。病院にはいってません。

A19
回答者:脇坂長興(創傷治癒センター理事)
わかりやすく言えば「オロナイン」は消毒薬です。
「オロナインをぬって」「絆創膏をはって」いるという処置は、絶対に中段すべき悪い治療というわけではないのですが、湿潤療法の観点から考えると、積極的にお勧めする治療でもありません。

「額のあたりをおもいっきりかかじって」「にきびのようにぶつぶつと傷があり」、「かさぶたができて」いるのですから、汗管腫などが多発したところを「おもいっきり」「かきむしった」のでしょうか。

元の疾患が汗管腫なら完全にきれいに治らないことも少なくないので、「跡になるか」気になるなら、早急に形成外科か皮膚科を受診してください。
Q20
相談者:めりー 年齢:20代前半 性別:女性

6ヶ月ほど前に家の中でバランスを崩し、家の柱の角のところに背中をぶつけてしまいました。
その時にいびつな楕円形のような擦り傷が背中の真ん中より少し上の背骨の近くに出来てしまいました。
キズパワーパッドで対処していましたがかぶれてしまい傷口付近が赤く腫れたので慌てて止めました。
現在の傷口は凹みなどは無いのですが少し赤茶色のようになっている為見た目が凹んで見えます。
ヘパリンZクリームやアットノンなど試せるものは全て試していますがあまり変化が無いように思います。
何か他に出来ることはありませんか。ダンスをやっていて背中が開く服などを着るのでなるべく目立たなくしたいです。

A20
回答者:脇坂長興(創傷治癒センター理事)
炎症による色素沈着です。
基本的に保湿をして時間の経過を待っていただくのが一番ですが、ビタミンCやレチノール外用、あるいはレーザー治療も有効である可能性があります。
皮膚科、美容皮膚科、形成外科を受診してご相談なさってください。
Q21
相談者:こー 年齢:20代前半 性別:男性

2ヶ月ほど前に左鎖骨を手術したのですが、2週間前ほどにかさぶたがとれその下が膿んでいました。
病院にいきたいのですが仕事が休めず2週間後まで病院にいけそうにありません。
キズパワーパッドを貼ったら膿が大きくなってしまいました(半径1cm深さ3mm程度が2箇所)。
自宅でどのような処置をしたらよいでしょうか?

A21
回答者:脇坂長興(創傷治癒センター理事)
皮下の縫合糸を核に膿瘍が出来たものと考えられます。
赤みや痛みが無ければ感染は起きていないのでしょうから、「キズパワーパッドを貼った」ので膿瘍が「大きくなって」しまったのではなく、皮下膿瘍が解放しただけだと考えられます。

皮下の縫合糸がある限り改善しないので、ご自宅での処置はお勧めできません。
Q22
相談者:みっち 年齢:50代後半 性別:女性

包丁で左手親指の先を切りました。表皮をきり落としたので傷バンドが引っ付いて替える度に血がでます。良い治療方法は有りますか?

A22
回答者:脇坂長興(創傷治癒センター理事)
湿潤療法で治療するのが最適です。
形成外科あるいは外科の病院を受診して、創状態に問題が無いことを確認してもらい、自宅でできる湿潤療法の治療の仕方を具体的にアドバイスしてもらって下さい。
Q23
相談者:ふる 年齢:20代前半 性別:女性

一ヶ月前に太ももをカッターで深く横に切ってしまいました。
ぱっくりと傷が開いてしまいましたがキズパワーパッドで傷を繋ぎあわせるように押さえつけていた結果、
傷が塞がり数日で出血も止まりました。
それ以降は市販のヘパリン類似物質を含む塗り薬をこまめに塗るため傷の固定をやめたのですが、傷跡が縦に伸びてきてしまい、現在縦幅5ミリ、横幅5センチほどになっています。
傷跡は赤く、膨らみはありません。痛みや痒みもありません。
やはり今からでももう一度傷跡が伸びないようにテープなどで固定した方がいいのでしょうか?
それとも必要以上にテープで押さえつけることは良くないでしょうか?
まだ傷が熟成しきっていない今だからこそ間に合う処置があれば教えていただきたいです。

A23
回答者:脇坂長興(創傷治癒センター理事)
表皮・真皮の欠損部に瘢痕組織が形成されて「傷跡」(瘢痕)になっています。
大腿部は膝の屈伸によって縦方向に緊張がかかるため、幅広い瘢痕になってしまいます。
これ以上広がる方向に力がかからないように、盛り上がってこないようにテープを貼っていただいた方が良いでしょう。
膝を屈伸させても緊張がかからないか、3カ月以上経過したなら、シリコンジェルシートを貼付することも有効です。
ご自身で判断なさるより、出来るならば形成外科を受診して、自己ケアをアドバイスしていただくことをお勧めします。
Q24
相談者:さき 年齢:20代後半 性別:女性

昨年11月下旬に手術を受けたことで、下瞼(下睫毛より0.5㎝下)に幅3センチほどの縫い跡が出来てしまい、涙袋もなくなり縫い痕がシワのように凹んでいます。
さらに、笑った時にその縫い痕の下に涙袋の代わりに膨らみができています。
時間が経てば、縫い跡の凹みがなくなり涙袋もある程度元の状態に戻りますか?
今の状態を見ても戻るとは思えませんので、綺麗に治すために今からできることを教えてください。
今は縫い痕に保護テープを貼って1、2日で張り替えていますが、綺麗に治すために保護テープを貼ることを続けても良いですか?
良い場合、綺麗に治すための貼るコツを教えてください。

A24
回答者:脇坂長興(創傷治癒センター理事)
「時間が経」っても「縫い跡の凹みがなくなり涙袋もある程度元の状態に戻」ることはないでしょう。

まだ術後2ヶ月しか経過していないので、医療機関の多くで6カ月程は経過を診た方がよいと言われるかもしれませんが、下眼瞼で表皮の瘢痕が皮下組織と癒着していると予測されるので、瘢痕切除形成術の適応と考えます。

「保護テープ」はほぼ意味を成しません。
手術をした病院で相談なさるか形成外科を受診してください。
Q25
相談者:ニコ 年齢:30代後半 性別:女性

先日、整形外科にて踵下にできた二センチほどの腫瘍を摘出するため足を縫いました。
一週間後に抜糸をし、当日は大きな絆創膏のようなものを貼り、翌日には剥がして入浴も可能だということでした。
足のよく動かす部分でもあり、突っ張り感や歩いた時の痛みもありますが、このまま何もせず傷口をむき出しにしていて大丈夫なのかなと不安があります。
足に体重がかかったときに傷口が裂けてしまったりしないのでしょうか。

A25
回答者:脇坂長興(創傷治癒センター理事)
「踵下」の「腫瘍」ということは、繊維腫か脂肪腫あるいは漿液腫でしょうか。
いずれも悪性のものではないので、完全に摘出できているでしょう。
また、皮膚の切除・欠損もないでしょうから、縫合線に強い緊張がかかっていることもないでしょう。
したがって、主治医が「翌日には剥がして入浴も可能」と仰るなら、切開創は完全に閉鎖しているのでしょうから、「このまま何もせず傷口をむき出しにしていて大丈夫」と考えられます。
Q26
相談者:Seven 年齢:40代後半 性別:女性

1ヶ月ほど前に家具にぶつけてまぶたの辺りに1センチほどの傷を負い、形成外科で3針縫う怪我をしました。
1週間後に抜糸してその後1ヶ月はマイクロポアテープを貼っていました。
その後担当医からはもう貼る必要はないと言われましたが、まだ傷口は赤い線のように残っています。
赤みは徐々に消えるでしょうと言われましたが、3ヶ月は紫外線遮断のために貼っていた方が良いと言うことも聞きますので、本当にもう何もしなくても良いのか心配です。
遮光テープとしてマイクロポアテープの他にエアウォールUV というものも良いと聞きました。
やはりまだ紫外線対策をした方が良いでしょうか。
また、本当に線のような傷跡の赤みはなくなるのでしょうか。

A26
回答者:脇坂長興(創傷治癒センター理事)
「遮光テープとしてマイクロポアテープ」や「エアウォールUV」を貼っておいても構いませんが、「40代後半」の女性ならばUVブロック効果のある基礎化粧品程度はお使いになるでしょうから、それで十分と考えます。
一般的に「40代後半赤み」は受傷後3カ月程度継続し、その後徐々に薄くなっていきます。
外傷の瘢痕は目立たなくなっても全く無くなることなないので、特に治療をしないとしても、いずれ気にならなくなるまで定期的に「形成外科」で診て貰うとよいでしょう。
Q27
相談者:黒猫 年齢:20代前半 性別:男性

つい先日自宅で料理をしている時、包丁で左手薬指の爪あたりの肉を切ってしまいました。
ぱつんという感触がしてすぐに力を抜いたので傷は浅いと思い、止血した後マキロンで消毒し絆創膏を貼っています。
仕事柄水を触る事が多いため仕事中はゴム手袋を付け、必要に応じて絆創膏の貼り替えもしています。

絆創膏を貼り替える時に傷の具合を見ているんですが、切り傷の周辺が白くなっています。怪我から2日程経過しています。
腫れはないですが傷に触ると痛みがあります。
膿にならないように消毒を続けていますが、切り傷がどの程度まで自然回復するのかがよく分かりません。
仕事の休みもほとんど無いので出来れば病院に通わず治せると有難いです。

A27
回答者:脇坂長興(創傷治癒センター理事)
「絆創膏を貼って」表皮がふやけているため、「切り傷の周辺が白くなって」います。
「左手薬指」の末節を伸ばすことが出来ているなら伸筋腱の断裂は無いので、切創治療だけで構いません。
湿潤療法がお勧めですが、現在の処置を続けても10~14日程度で創は閉鎖するでしょう。
ただし、赤みや腫れ、強い自発痛が生じた場合は、感染を併発している可能性があるので、直ちに病院を受診してください。
Q28
相談者:Hello 年齢:10代後半 性別:女性

一週間ほど前に少し身体の疲れがあるのがわかったのと、生理前というのが重なってきつかった時に急に40度の熱が出ました。
でも、熱の原因は自分がバセドウ病をもっているからだと後でわかったのでいいのですが、高熱が続いた一週間は途中で1度だけお風呂に入ったけどそれ以外ではお風呂を禁止されていました。それで、生理前なのにはいれなくて、
下着は変えていても陰部の清拭などが出来ていなかったため陰部が炎症を起こして陰部の前半分のところが切傷のような痛みがあり、後1/3のところが赤み腫れがあります。

この陰部全体の痛みのせいでおしっこをするとケガしてるところにレモン汁を垂らしたような鋭い痛みがして、とてもじゃないけどおしっこを出す勇気が出ません。
それと今生理中ですがフェミニーナ軟膏で治りますか?

A28
回答者:脇坂長興(創傷治癒センター理事)
申し訳ありませんが、診察をしなければ医薬品の適応をお伝えすることは出来ません。
陰部湿疹の可能性が高いようですが、「おしっこをすると」「鋭い痛み」があるならば、尿道炎も否定できません。

婦人科あるいは泌尿器科を受診してください。
Q29
相談者:男性 年齢:30代後半 性別:無記入

10月13日に中指の第一関節から先までを潰れた?めくれた?裂けたような怪我をしました。
すぐに病院に行きました。
それから毎日、消毒しに病院にいってました。
昨日から自分で消毒するように言われ、最初にイソジンそのあとにリンデロンを塗るように言われました。
とくに傷が濡れたときにはすぐにやるように言われたのですが、ネットで検索してたらリンデロンはステロイドなので良くないとか書いてありました。
良くないのですか?
早く治す方法とかありますか?

A29
回答者:脇坂長興(創傷治癒センター理事)
創状態によって使うべき軟膏は異なります。
お掛かりになっている病院が、指の外傷の治療も専門領域となさっているならば、
創状態に合わせた指示をなさっている筈なので、
「リンデロン」の指示があったならそれでよろしいと考えます。
少なくとも、最初の創がデグロービングにちかいもので毎日創状態を診た方が良いと判断し3週間毎日通院処置をしたうえであとは「自分で消毒するように」指示なさったのですから、担当医は表皮剥奪創の治療に関してお任せしても構わないだけの実力をお持ちと判断いたします。
ネット上の一般論に惑わされることなく、先ずは主治医の指示に従い、受診時に疑問点をお尋ねになるとよいでしょう。
Q30
相談者:meigetu 年齢:50代後半 性別:男性

5年前に夫がバイクで転倒、向う脛に5×10cm程度の創傷となりました。
化膿が収まった後、盛り上がりは起きず、テラテラ光る薄い皮ができましたが、かゆみがあり白くなるまで掻いてしまいますので、皮膚もめくってしまって掻き壊し状態で厚くなりません。
保湿保護になるかとヒルドイドや馬油、シアバターなどを塗っていますが、これでよくなるでしょうか。
かゆみをとる方法を教えてください。

A30
回答者:脇坂長興(創傷治癒センター理事)
瘢痕に皮脂腺が無いため、乾燥して、「かゆみ」の原因になっています。

ボディクリームやハンドクリームなどで、常に保湿をしておくことが大切です。
もちろん「ヒルドイドや馬油、シアバターなど」でもかまいません

「掻き壊し」を繰り返すことはよろしくないので、痒みが強いときは保湿剤を塗るだけでなく、ステロイド外用薬を塗ったり、抗ヒスタミン剤などのかゆみ止めを内服した方がよいでしょう。
Q31
相談者:ゆうか 年齢:30代後半 性別:女性

一週間程前、食器を洗っていて、右手の人差指の第二関節(手の甲側)を2センチほど、少し深めに切りました。
結構な量の血が出たので、指の付け根をテーピングで縛り、傷に絆創膏を貼って、少しキツめに防水テープを貼りました。
1日1回、テープを替え、2日ほどで血が止まったので、その後は何も貼らずに過ごしています。
傷部分はくっついたのですが、適当にテープを巻いたため、くっついた傷がつっぱり、うまく指を曲げることができません。
手の平側も乾燥でつっぱっています。
傷はまだ少し痛む感じです。
このままほっといて、元のように曲げられるように戻りますか

A31
回答者:脇坂長興(創傷治癒センター理事)
指の伸筋腱の損傷が無ければ、「このままほっといて」も「元のように曲げられるように戻ります」。
腱損傷があれば、手術が必要になります。
形成外科か整形外科を受診して、相談してください。
Q32
相談者:みかん 年齢:10歳未満 性別:女性

顔に鉛筆が刺さり、芯は入ってないと思うのですが、鉛筆の黒い墨の色と傷がついてしまいました。
まだ2歳で小さいですし、顔なので、できればなくしてやりたいと思うのです
が。せめて薄くすることは可能でしょうか。
家でなにかケアする方法などありますでしょうか。

A32
回答者:脇坂長興(創傷治癒センター理事)
皮膚の浅い部分(表皮)に色素が残っただけならば時間の経過とともに薄くなりますが、深い部分(真皮)に鉛筆の芯の炭素が残ってしまった場合は成長後も残るかもしれません。

擦ったり、押し出そうとしても取れるものではないので、無茶な「ケア」は今後の診察、治療をし難くするだけと考えて、嫌がる処置はなさらないでください。

レーザー治療が有効ですが、すぐに治療するかどうかはゆっくり検討することにして、なるべく早い時期に一度、形成外科や美容皮膚科を受診して診てもらって具体的なアドバイスを貰った方がよいでしょう。
Q33
相談者:キャッツアイ 年齢:40代後半 性別:女性

今年2月始めに、バイクでこけた時に、右手小指第二関節付近を打撲していたようで、腫れて内出血していました(関節は異常ありません)。
日曜日ということや、打撲ということで、当日は、湿布だけの対処で、次の日は、腫れがほぼ、治まっていましたので、湿布は、していません。
その後、1~2週間に3回くらい、その小指を戸口などで突いたりしていたせいか、小指下の関節にいたみがあるのと、あと、5日前くらいに、小指第二関節付近に、小さなしこり(1cm大の丸い形)みたいなものができたので、整形外科に行って診てもらうと、血腫後に瘢痕ができた。と言われました(関節は異常なく、動きます)。
ここで質問ですが、その瘢痕って、自然に治るのでしょうか?
また、対策として、小指をぶつけたりしないように気をつける以外に、何か、ありますか?
例えば、温めるといいとか、ほぐすように揉むとか…。

A33
回答者:脇坂長興(創傷治癒センター理事)
受傷した「次の日」に「腫れがほぼ、治まって」いたのですから、骨折は無かったという判断でよろしいと考えます。
「血腫後に瘢痕ができた」だけならば、「温めるといいとか、ほぐすように揉むとか」の対処は当てはまりません。
「瘢痕」は受傷後3カ月程度「しこり」として触れるでしょうが、一般的な経過ならば、特別な治療やケアをしなくても徐々に軟らかくなります。
また、大事にし過ぎて動かさないようにすると、関節が動かし難くなってしまうことがあるので、日常生活で指を使っていただいても構いません。
一度形成外科を受診して、具体的な指導をしていただくことをお勧めします。
Q34
相談者:bon 年齢:60代前半 性別:男性

バイク転倒により、5~7センチほど足首を切り、7針ほど縫いました。
2週間ほどたって抜糸したのですが、1ヶ月半以上たった現在も時々非常に痛みます。
傷口の周囲が炎症を起こしているようです(膿は出ていませんが)。
そういえば抜糸したあと傷口見たらシルクの糸が一本残っていましたが、そのままにしておきました。
どのような洗浄、手当を今後続ければいいでしょうか?
現在は、抗生物質と痛み止めを飲んでおり、時々コリステン硫酸塩入の市販薬「ドルマイシン軟膏を塗っております。

A34
回答者:脇坂長興(創傷治癒センター理事)
傷口の周囲が炎症を起こしているよう」ならば、ご自身でのケアはお勧めできません。
直ちに近医を受診することをお勧めします。
可能ならば形成外科を受診するとよいでしょう。
Q35
相談者:ミッキー 年齢:20代前半 性別:女性

今年の1月5日に旅行先で夜間に自転車運転時している時に転倒し、前歯が少しと、八重歯が半分欠け、顔面創削をしました。旅行先での病院は外科しかなかったため、十分な処置が出来ず一晩ホテルで過ごし、朝一で病院へ向かいました。歯の治療は口腔外科から歯科医に紹介して頂き治療していますが、皮膚科はこれで完全に治療は終わりですと言われました。
しかし、八重歯の上の皮膚は赤みや膨らみがまだ取れず、縦に1.5cmほどミミズ腫れが出来ており、不安な日々が続いています。
今は、非ステロイドの保湿剤のみ使用と、乾燥しないよう心がけています。困ったことに、12月から就職活動中なので、少しでも早く良くなるよう治療したいと思っています。また、メイクにはどのように気をつければいいか、教えて頂きたいと思います。

A35
回答者:脇坂長興(創傷治癒センター理事)
瘢痕の治療なので皮膚科ではなく、形成外科におかかりになった方がよいでしょう。
「八重歯の上の」「膨らみ」は徐々に小さくなりますが、受傷後3カ月程度は皮下のシコリが硬いまま残るとお考えください。

シコリを早く解消するには、3か月以上経過したら、1日1回~2回程度、親指と人差し指でシコリを挟みゆっくりと力を加えてつぶします。
急いだり、強過ぎたりするとかなり痛みますから、焦らないでください。
毎日根気よく続けると、何もしないで待つより早く軟らかくなるはずです。

メイク落としの際に多少痛みがあるかもしれませんが、外傷がなければ、メイクは通常にしていただいて構いません。
一般的には、半年~1年もすれば外傷の痕跡もないくらいに治りますが、ご心配ならば定期的に形成外科を受診して経過をみていただくことをお勧めします。
Q36
相談者:Triple Eccentirc 年齢:30代前半 性別:男性

額部をぶつけて、眉毛の中央部下端から額にかけて(上下方向)、2.5cmほどの裂傷ができました(一部陥没骨折もありましたが陥没程度も小さく、形成外科の先生と相談して手術はとりあえずしないこととした。)。
病院で5針縫った後、白色ワセリンを処方され塗っていましたが、一週間後の抜糸後は、ヒルドイドソフト軟膏を塗るようにといわれ、毎日朝晩ヒルドイドを縫って眉毛から上の部分はテープを上から貼っています(お風呂後も塗っているのでほぼ24時間この状態)。
現在、受傷後6週間ほどですが、3、4週間目をピークに傷の赤みが引いてきて、赤黒い色にかわり非常に少しずつですが傷自体も薄くなってきています。ただ、この傷部分は硬く、固定されたような状態になっており、眉毛がほとんど動かせない状態です。(傷の無い箇所は動かせるのですが、傷部分(眉毛中央)で固定されていて動きが著しく制限されている。)
この固定状態を改善させるために、傷部分のマッサージをしようかと思うのですが、まだ時期的に早いでしょうか?この固定状態を改善するために良い方法があれば教えてください。
本来受診した形成外科の先生に相談するのが良いかと思うのですが、現在海外赴任中のため、相談ができない状態です。どうかよろしくお願いします。

A36
回答者:脇坂長興(創傷治癒センター理事)
瘢痕が皮下組織と癒着しているため「固定されたような状態になっており、眉毛がほとんど動かせない状態」になっているものと想像できます。
治癒後3カ月ほどは瘢痕は硬くなるのが通常なので、「傷部分は硬く」ても問題ありません。
「固定状態を改善させるため」の「傷部分のマッサージ」は、瘢痕が軟らかくなり始める時期以降が最適ですから、治癒後3カ月を経過するまでお待ちになった方がよいでしょう。
Q37
相談者:ashu 年齢:30代後半 性別:女性

半年前にインターネットの配線でつまづき、膝から転び顔を打ちました。その際に鼻の真ん中と鼻の下と唇の間が少し抉れてしまいました。
次の日に病院に行き、その後は湿潤療法で治療しました。鼻の真ん中は一ヶ月後ぐらいから少し膨らんで来ました。鼻の下と唇の間は鼻の付け根の方が膨らんで赤いままです。
心配になり、再度病院に行きましたが、結果は良好のようでこのまま自然に、鼻の真ん中の膨らみも鼻の下と唇の間の赤く少し膨らんだ傷も1年ぐらいかけて、肌に馴染んでくると言われましたが、半年経っても傷跡が赤く、鼻の真ん中は色は肌色ですが若干膨らんでいるのが気になります。
病院で言われた通り、このまま時間の経過を待てば白い平らな傷になり肌に馴染んで目立た無くなってくるのでしょうか?
鼻の真ん中の傷は横に斜めに膨らんでいたものが半年かけて縮小し、今は5ミリくらいの円形です。鼻下と唇の間は向かって右端の方に一センチ程度です。他人には目立たないらしく、人に言われたことはありませんが、自分が気になって仕方ありません。
現在は傷になってから一ヶ月後ぐらいからシリコンジェルを塗っていますが、病院で傷跡が息が出来ないので自然に治すのが一番いいと言われました。
鼻の真ん中に丸く膨らんだ傷跡は時間の経過と共に平になる可能性はありますでしょうか?病院ではこれぐらいならステロイドのテープなども必要無いと言われました。また鼻の下と唇の間の縦の線状の瘢痕の赤くて硬いのも時間の経過と共に傷が平に白くなって肌に馴染んできますでしょうか?
この半年間紫外線にだけは執拗に注意しています。早く良くするために何かいい方法などありましたら伝授いただきたいと思います。

A37
回答者:脇坂長興(創傷治癒センター理事)
「他人には目立たないらしく、人に言われたことはありませんが、自分が気になって仕方ありません」という瘢痕は、具体的な治療目標を立てにくいため、治療計画を立てるのに難渋することが少なくありません。
「鼻の真ん中の傷は横に斜めに膨らんでいたものが半年かけて縮小」しているわけですし、
治療の経過から診察医は創傷および瘢痕の治療に精通しているようですので、「このまま自然に、鼻の真ん中の膨らみも鼻の下と唇の間の赤く少し膨らんだ傷も1年ぐらいかけて、肌に馴染んでくる」という担当医の判断に従って、積極的な治療をせずとも時間の経過を待っていただいてよいのではないでしょうか。
シリコンジェル塗布と紫外線ブロックは、お続けになっていただいて構いません。
何もせずにただお待ちになるのは心理的に大きな負担になることも少なくないので、直ちに治療をしないとしても定期的に担当医に診察をしてもらった方が良いでしょうし、他の形成外科でセカンドオピニオンをお求めになることを検討なさってもよろしいでしょう。
Q38
相談者:AK 年齢:20代前半 性別:女性

数年前に顔に4センチほど傷を作り、12月に形成外科にて瘢痕形成術を受けました。もうじき4か月が経ちますが、まだ硬さと赤みがあります。
術後、3か月間マイクロポアを張り続けていました。
3か月目の定期受診の際、医師より今後はテープは貼らなくてよいので、その代わりに日焼け止めを使用するよう言われました。
私としてはまだ傷跡が目立つため、傷跡を隠すためテープをこれからも張ってもよいか聞いたところ、日中は貼って、帰宅後は剥がすようアドバイスを受けました。
医師のアドバイスにより、現在も日中はマイクロポアは貼り続けています。

そこでご質問ですが、これから紫外線が気になるため顔全体に日焼け止めを使用するのですが、日焼け止めを塗ってから、その上にマイクロポアを張っても可能でしょうか。
マイクロポアの上に日焼け止めを塗るとテープ自体が白くなってしまうため、できれば日焼け止めを塗ってからマイクロポアを貼りたいと思っています。

A38
回答者:脇坂長興(創傷治癒センター理事)
「瘢痕形成術」の「術後、3か月間マイクロポアを張り続け」る必要があった理由は、(1)紫外線防止だけでなく、(2)瘢痕を幅広くするような外的な力が加わらない様に、(3)瘢痕の盛り上がりを抑えるため、(4)局所の安静を保つためです。

したがってもう時期的には「今後はテープは貼らなくてよい」のですが、「これからも張って」いても特に問題がある訳ではありません。

もちろん「日焼け止めを塗ってからマイクロポアを貼」っても構いませんが、「目立つ」「傷跡を隠すため」ならば、濃い目のコンシーラーなどで瘢痕をカバーしてから通常のお化粧をなさってはいかがでしょう。
Q39
相談者:えみり 年齢:40代後半 性別:女性

1週間前に乳腺外科でしこりをとりました。
傷は乳輪にそって3mmくらい外を3.5cmくらい切りました。糸は4か所縫っています。
傷の場所は胸に向かって内側から斜め上方向45度くらいの場所ですが、傷跡を目立たなくするために、抜糸した後の今後のケア方法を教えてください。

A39
回答者:脇坂長興(創傷治癒センター理事)
「しこり」が良性のものならば、あとは瘢痕を目立たなくすることが目標になります。
特に瘢痕に緊張がかかる部位ではないので、瘢痕の安静と圧迫を目的に、まずは肌に優しいサージカルテープなどを貼っておくだけでよいでしょう。
トラニラストの内服が肥厚性瘢痕の予防に使われることがあります(予防のための投与は基本的に、康保険の適応ではありません)。
主治医と相談するか、形成外科を受診して、具体的な指導をして貰って下さい。
Q40
相談者:ぴろろ 年齢:40代後半 性別:男性

2月8日に指を機械で8分くらい切断し、当日創傷処理し経過観察、壊疽が見られたため、2月15日に断端形成術をしました。抜糸を2月28日におえましたが、手術後からずっと、腫れがひきません。抜糸後包帯をはずしたら、腫れが増え、痛みも増えました。異常はないのでしょうか?
また、シップとかで、冷やすのは良くないでしょうか?表面は、膿など見えません。腫れはいつくらいまで、続くものなのでしょうか?
通常の経過がよく分かりませんので、アドバイスお願いします。

A40
回答者:脇坂長興(創傷治癒センター理事)
「断端形成術」後の経過が順当でも、多少の「腫れ」や「痛み」は起こります。
血液の流れやリンパ液の流れが滞っているため、「手術後からずっと、脹れが」退かないのかもしれません。
その場合は包帯やサポーターで断端の形を整えた方が「腫れ」も「痛みも」軽減するはずですし、治癒後も指を使いやすいはずです。

現在の状態が、「通常の経過」なのか、骨壊死や異物反応が起きているのか、あるいは他の原因があるのか、診察をしなければ判断が出来ません。

まずは主治医に現在の状態を説明して貰い、疑問点を質問して答えて貰ういましょう。

それでもご心配ならば、他の医療機関の手の外科専門医や形成外科専門医にセカンドオピニオンを求めることもご検討ください。
Q41
相談者:Fuego 年齢:50代前半 性別:男性

3日前にランニング中にふくらはぎを肉離れして、整形外科でII度と診断され、2週間の湿布とサポータ固定を指示されました。ようやく歩けるようになってきたところで、今頃は肉芽組織がそろって、これから1・2週間さかんにコラーゲンが組織化していくのだろうと考えています。そこで質問ですが、再受傷しにくい瘢痕組織にするために今何をするのが適切かご意見をいただけないでしょうか?
具体的には、RICEと湿布はいつ(あるいはどんな目安で)とるべきか。コラーゲン組織の向きをそろえるためにストレッチに効果はあるか。あるとすれば、どんなストレッチをどんなタイミングで行うべきか。サポータ固定は、コラーゲン組織化に影響があるか、あるとすればいつごろまで固定しておくべきか。これら以上に再受傷しにくい瘢痕組織にするために考慮するべきことがあるか(栄養など)。

以上教えていただきたく、よろしくお願いいたします。

A41
回答者:脇坂長興(創傷治癒センター理事)
為すべきは「再受傷しにくい瘢痕組織にする」ことでななく、なるべく瘢痕組織を少なくするために急性期はRICEが重要です。

診察をしていないので具体的なアドバイスは出来ないのですが、一般的に、担当医の指示通り「2週間の湿布とサポータ固定」をしておくのが最善でしょう。

固定、安静が長く続くと受傷部が拘縮を起こすこともありますが、外傷の程度や症状によって回復は違うので、温めたりマッサージを開始する時期は担当医の指示に従って下さい。
Q42
相談者:もとを 年齢:20代後半 性別:男性

コンクリートで転んでできた下アゴ突端の擦り傷で、表皮?真皮?がえぐれて肉が見えています。クイックパッドで湿潤療法と思い貼っていますが、滲出液が多くあふれてきてしまいます。こまめに張り替えるか、ワセリン等で覆ってしまうのがよいのでしょうか。ドレッシング材は使用したことがないのですが、ドラッグストアなどで入手できますか?

A42
回答者:脇坂長興(創傷治癒センター理事)
浸出液で創周囲の健常皮膚がカブレてしまうことがあるので、「浸出液が多くあふれてきてしま」う状態ならば「クイックパッド」を「こまめに貼り替え」てください。

可能ならば一度、形成外科など創傷治癒の専門医を受診して、自宅での湿潤療法の適応になるかどうかを診断して貰ってください。

どんなに優れた治療法や新しい治療材料でも、適応を間違うと、期待した結果が得られないばかりか治癒の阻害になることもあるのですから、迷った時はまず専門医を受診して具体的に指導して貰うのが得策です。
Q43
相談者:無記入 年齢:20代前半 性別:男性

口周りを縫ってテープ固定から3ヶ月経ちました。
テープを張っていると傷跡のまわりの皮膚のたるみ具合が観察できないということでこれからはテープをはがしてくださいと言われました。
でも広がってケロイドのようになってしまわないか不安です。続けなくていいのでしょうか?

A43
回答者:脇坂長興(創傷治癒センター理事)
診察をしていないので具体的なアドバイスは出来ません。
一般的には、受傷後3~6カ月経過していれば「テープ固定」は必要無くなります。
外傷の治療を専門になさっている医師かどうかで「柔らかい」という言葉も評価がかわるので、お掛かりの「お医者さん」の専門をお尋ねになってみても良いでしょう。
「不安」があるならば、他の形成外科も受診して、セカンドオピニオンをお求めになることをお勧めします。
Q44
相談者:無記入 年齢:20代前半 性別:男性

つい10日程前に転倒により顔の頬にすり傷(少し血が出る程)が出来てしまい、湿潤療法を家で試しました。病院には行っておらず家で綺麗に水洗いしラップを貼るのを続けました。
今は皮もはりほぼ治ったのですか光の加減で少し膨らんでいます。(傷が出来始めた所からなだらかに軽めの段差?というのか)
痛みも無く感染とかではありません。後ろから光を当てるとやはり傷ができた部分に軽く膨らみがあります。
肥厚性瘢痕のような膨らみやテカテカしたりとはまた違うのです。今は圧迫を続けているんですが、平になってくるんでしょうか?

A44
回答者:脇坂長興(創傷治癒センター理事)
いわゆる「湿潤療法」は優れた治療法のひとつですが、湿潤療法で治療した方が良い外傷かどうかの判断には専門的な知識が必要になることがあります。
「顔の頬」の「すり傷(少し血が出る程)」が「10日程」で治っているならば、治療法の選択として「湿潤療法」は間違いでは無かったようですが、瘢痕が目立たない様に治癒させるためには、上皮化まででなく、上皮化後も、適時、経過に合わせた対処が必要です。

おそらくしばらく経過を待っていただければ「平らになってくる」でしょうが、診察をしなければ具体的なアドバイスができません。
シリコンシートやステロイド剤が有効な場合もあるので、形成外科を受診して相談して下さい。
Q45
相談者:無記入 年齢:20代前半 性別:男性

口上の縫合の抜糸が終わったんですが、「中にある糸は残りますが、2年くらいたてば消えます」と言われました。こんなことあるのでしょうか?抜糸だからすべて取れるものと思っていました。
傷はほとんどとじたようですが、上から軟膏を塗ったり、キズパワーパッドを張ったり、アロエ軟膏を塗って保湿しても意味ないのでしょうか?
口周り(鼻筋の横あたり)の縫合糸の抜糸がつい最近済んだのですが、マッサージはいつ頃から始めればよろしいのでしょうか?
口の中(唇の内側)も縫い、抜糸したのですが、マイクロポアテープが湿ってしまいくっつきません。このままだと、内側が肥大してしまうと思うのですが、どのようにケアしたらよろしいでしょうか?

A45
回答者:脇坂長興(創傷治癒センター理事)
ご質問に一つずつお答えしますが、いずれも診察なしでのアドバイスなので、主治医に相談するか、形成外科を受診して確認することをお勧めします。

「中にある糸」というのは真皮縫合の糸のことで、瘢痕(傷跡)を幅広くしないために多くの場合一生残る素材の糸で皮下の組織を充分に引き寄せて縫うものなので、抜糸はしません。
「2年くらいたてば消え」ると説明があったとすれば、上口唇という軟らかい部分に万一縫合糸を核としたしこりが残ってはいけないと考えたか、上口唇の縫合部を開く方向に強い力がかかることは極めて少ないという判断で、体内で分解される吸収糸を使ったのでしょう。

抜糸後の瘢痕に「キズパワーパッドを貼」る適応は、ありません。瘢痕が乾燥して違和感や痛みがあるならば、「上から軟膏を塗ったり」、「アロエ軟膏を塗って保湿」すれば症状の緩和にはなるでしょうが、瘢痕の経過に大きな違いはありません。
「3Mテープを張る時」に「寄せるようにして少しきつめに貼った」場合、かぶれやテープ負けを起こしやすくなるので、軽く寄せる程度で構わないでしょう。
髭が生えてくる部位なので、「3Mテープを」継続することは難しいでしょうから、日焼け止めクリーム程度で構わないかもしれません。

抜糸後のマッサージをなさるならば、3ヶ月ほどして瘢痕が硬くなってからでも遅くは無いでしょう。
通常でも口内炎の痕が残らない様に、特に何もしなくても「内側が肥大してしまう」ことは無いので、「口の中(唇の内側)」に「マイクロポアテープ」を貼る必要はありません。
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